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2024-04-17 00:30:04

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2017年1月16日

週間マーケット展望 2017年1月16日

先週の振返り

先週は、トランプ次期米大統領の当選後初の記者会見を控えて様子見ムードが漂っており、序盤は小動きの展開が続いた。そして、会見では期待されていた減税や公共事業拡大など、具体的な経済政策に言及しなかったことを受けてドルが売られ、株価が下落に転じたことから、投資家のリスク志向も後退し、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。一方、メイ英首相の発言を受けて、EU離脱で深刻な影響が及ぶ可能性が高いとの見方が広がったことを受けて、英ポンドは主要通貨に対して軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、週末1/20に米大統領の就任式が予定されており、ここでこれまで掲げてきた保護主義政策を改めて主張するのかどうか注目されているが、それまでは思惑が交錯する可能性も考えられる。また、米国の大手企業の決算発表が続くことや、1/16に黒田総裁の支店長会議での挨拶、1/19にはECB理事会が予定されている。また、英国のリスボン条約第50条発動に関する最高裁の判決が出る可能性もあることから、週末まではこれらの結果や内容で動きが出る可能性も考えられる。また、12営業日続伸が続く英FT100指数や、20000ドルの大台を前に足踏み状態が続く米ダウ平均株価、また債券利回りの動きにも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル安

長期

米ドル高

週間予想レンジ

112.89 〜 116.86

 

今週の予想

先週は、週央にトランプ次期米大統領の当選後初の記者会見を控えて様子見ムードも出ており、小動きの展開で始まった。しかし、米債券利回りの低下が続き、日米金利差縮小が意識されたことから、軟調な動きが続いた。そして、トランプ次期米大統領が、会見で期待されていた減税や公共事業拡大など、具体的な経済政策に言及しなかったことからドル売りが強まり、ドル/円は週明けの117.53から113.76まで下落し、約1ヵ月ぶりの安値を付けた今週は、上値の重い動きが予想される。週明け米国市場が休場となることから、序盤は限定的な動きも考えられる。また、週末に米大統領の就任式が予定されており、今回は経済政策の具体的な内容に言及するとの見方もあり、期待感が高まっている。しかし、具体的な言及がない場合や、これまで強い保護主義を掲げてきた内容が緩やかになる場合には、トランプラリーで積み上がったドルロングの解消の動きが加速する可能性も考えられる。また、米大手企業の決算発表に注目したい。堅調な内容なら、ダウ平均株価の20000ドル台の大台乗せの可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

121.00 〜 123.50

 

今週の予想

先週は、原油価格や欧米の株価の下落を背景に、投資家のリスク回避の動きが強まり、週明けから相対的に安全な通貨とされる円が買われた。そして、ECB理事会の議事録で、量的緩和に反対する一部メンバーが、資産買い入れの延長に反対していたことに加え、欧州株高や米長期金利の低下もユーロの支援材料となり、対ドルでは堅調な動きとなった。しかし、米債利回りの低下を背景に、日米金利差縮小観測から円買いが強まったことから、ユーロ/円は週明けの122.72から121.20まで下落した。
今週は、週末の米大統領の就任式に注目が集まっており、先週に続いて財政出動や減税に関する具体的な発言がなければ、再び米長期金利の上昇圧力が強まり、日欧との金利差拡大を見越したドル買い・ユーロ売りの展開となる可能性もある。ただ、トランプラリーで積み上がった円売りが解消される場合には円買い戻しの動きが強まる可能性も考えられる。そして、1/19にはECB理事会、ドラギECB総裁の会見が予定されているが、前回政策変更を実施していることから、今回の政策変更の可能性は低いと考えられるが、政策の先行きに関する発言がある場合には注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

138.50 〜 141.47

 

今週の予想

先週は、週明けにメイ英首相が、単一市場からの離脱は不可避ではないとの認識を示したことなどを受けて、離脱によりハードBrexitに陥る可能性が高いとの見方が広がり、英ポンドは主要通貨に対して軟調な動きとなった。その後も懸念が払拭されず、軟調な動きが続き、ポンド/円は週明けの143.87から138.93まで下げた。一方、ポンド安進行を受けて、輸出企業などの業績改善の期待感から、英FT100は12営業日続伸となった。
今週は、軟調な展開が予想される。リスボン条約第50条発動には議会の承認が必要との判断に関する最高裁の判決が今週にも出ると見られているが、敗訴の可能性が濃厚と報じられており、手続きが遅れる可能性も指摘されている。そして、EU離脱の悪影響を懸念する声も大きくなり始めており、一段と深刻な状況になるとの懸念もあるため、ポンドは上値の重い動きが続く可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

85.00 〜 87.15

 

今週の予想

先週は、週央にトランプ次期米大統領の当選後初の記者会見を控えており、米国の保護主義的な政策を示唆する可能性が予想されていたことで、様子見ムードから小動きの展開が続いた。そして、会見では、具体的な経済政策に触れなかったことからドルが売られ、豪ドルは対ドル大きく上昇した。また、対円でも堅調な動きとなり、豪ドル/円は、85.06から86.28まで上昇した。そして、金属価格など資源価格の上昇も押し上げ要因となった。
今週は、上値の重い動きが予想される。週末に米大統領の就任式が予定されており、ここでの発言に注目が集まっている。大統領に就任に際して、経済政策に関して発言があるとの期待感がある一方、先週同様に具体的な内容には言及しないとの見方もあることから、やや思惑が交錯する可能性も考えられる。また、1/19には豪州の雇用統計の発表に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.30 〜 8.60

 

今週の予想

先週は、トランプ次期米大統領の記者会見を控えて、世界経済に影響を及ぼす可能性のある財政拡大や、貿易政策の変更を示唆する発言があるとの警戒感から、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きとなり、ランド/円は週明けの8.56から8.33まで下落した。しかし、トランプ米大統領が、期待されていた具体的な経済政策に言及しなかったことを受けて、リスク回避の動きが後退し、ランド/円は8.54まで上昇した。また、貴金属価格の上昇も押し上げ要因となった。
今週は、上値の重い動きが予想される。今週末に、トランプ氏の米大統領就任式が予定されており、再び対ドルで軟調な動きとなり、円売りが続いた流れの調整の動きが前半に出るようなら、下げ幅が拡大する可能性も考えられる。また、南アの鉱物生産や消費者物価指数の発表にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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