今週の予想

先週は、クリスマス休暇明けで市場参加者も少なくなる中、序盤から小動きの展開が続いた。ただ、週央以降、米長期債利回りの低下が続いたことから、日米の金利差縮小が意識され、ドル売り・円買いが優勢となり、ドル/円は116円台まで下落した。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。12月中旬に付けた高値から先週まで調整の動きとなったが、更に調整売りが続くのか、調整が終了となるのか注目される。特に、今週は年明けの週であるものの、1/3にISM製造業景況指数、1/4に12月分の米FOMC議事要旨、12/5にADP雇用統計、米ISM非製造業景況指数、1/6に雇用統計発表が予定されているなど、重要指標の発表が続くことから、指標結果がドル相場のポイントとなるだろう。

今週の予想

先週は、クリスマス休暇明けで市場参加者が少なかったことから、序盤から小動きの展開となった。ただ、米債券利回りの低下を背景に、円買いとなったことが影響し、ユーロ/円は121.61まで下落し、約3週間ぶりの安値を付けた。週末には、対ドルで大きく上昇したこともあり、ユーロ/円は123円台後半まで上昇する場面もあった。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週は、対ドルで大きく上昇したが、終盤にはやや失速しており、ドルの調整で押し上げられた可能性も考えられる。今週は、年末年始の休暇後で限定的な動きも予想されるが、週末に米雇用統計が予定されるなど、主要な米経済指標の発表が続くことから、結果を受けて動く可能性が考えられる。そして、対ドルでユーロが下落となるようなら、ユーロ/円も上値の重い動きとなる可能性も考えられる。

今週の予想

先週は、高値から下落が続いた流れが一服し、週明けから小動きの展開となった。また、クリスマス休暇明けで市場参加者が少なかったことも影響した。その後、新規材料に乏しく、年末年始を控えて市場参加者が少ない中、米債券利回りが低下したことで、円買いが優勢となり、ポンド/円は142.18まで下落し、11/30以来の安値を付けた。ただ、週末には、144円台後半まで反発となった。
今週は、底固い動きが予想される。年末年始の休暇明けで新規材料に乏しい中、先週末に主要通貨に対して堅調な動きとなったこともあり、底固い動きが続く可能性が考えられる。英国内では主要な経済指標の発表が少ないことから、米国の指標結果や株価の動きに左右される可能性が考えられる。

今週の予想

先週は、クリスマス休暇明けであることや、年内最終週であることから、市場参加者も少なく、序盤から小動きの展開となった。また、87円台の高値からの下落が続いたこともあり、値頃感から底固い動きも見られた。
今週は、年末年始の休暇明けとなることから、引き続き限定的な動きが予想される。ただ、昨年終盤に日米の株価が下落したことから、年明けの株式市場で株価が上昇するようなら、円売りの動きから豪ドル円は堅調な動きとなる可能性も考えられる。

今週の予想

先週は、クリスマス休暇明けや年末年始を控えて市場参加者が少なくなったものの、最近のドル高の調整などもあり、ランドは対ドルで堅調な動きとなり、円に対しても序盤から堅調な動きとなった。ランド/円は、8.60まで上昇し、2015/12/7以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。新年に入り、ドルの調整が続く場合には、ランドが堅調な動きとなる可能性も考えられ、株価が上昇する場合にも支援材料となるだろう。ただ、今週いっぱいは市場参加者も少ないことが予想され、荒っぽい動きには注意したい。