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2024-04-25 14:29:09

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年12月5日

週間マーケット展望 2016年12月5日

先週の振返り

先週は、週明けからOPEC総会を控えて思惑が交錯し、原油価格の下落につながったことから投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は序盤からやや軟調な動きとなった。しかし、OPEC総会で減産が合意されたことを受けて、原油価格が1バレル=7ドル以上の上昇となったことや、株価が堅調な動きとなったこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。そして、週末には米雇用統計が発表され、比較的堅調な結果となったが、週末に伴う調整や、イタリアの国民投票を控えたポジション整理の動きから全般的にやや上値の重い動きとなった。

今週の展望

今週は、12/4のイタリア国民投票や、オーストリア大統領選の再決戦投票の結果を受けてリスク回避の動きが強まる可能性もある。また、ここまでの上昇に対する調整の動きとなる可能性も考えられる。ただ、イタリアの不安が強まる場合には、ECBがイタリア国債を買い支える意思を表明していることから、金融面の不安は限定的だろう。ただ、イタリアのEU離脱への懸念が出る可能性もあることから注目したい。そして、週明け12/5には黒田日銀総裁や、複数の米連銀総裁の発言、12/8にECB理事会とドラギ総裁の会見なども予定されており、発言内容には注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

111.37 〜 114.88

 

今週の予想

先週は、前週までの堅調な流れが一服し、序盤から軟調な動きとなった。そして、OPECの減産合意破棄に対する懸念から原油価格が下落するなど、リスク回避の動きからドル/円は軟調な動きが続いた。しかし、OPECで減産が合意されたことや、米国の主要な経済指標が良好な結果が続いたことから、ドルは堅調な動きとなり、ドル/円は週序盤の111.37から114.84まで上昇し、2/16以来の高値を付けた。そして、週末の米雇用統計では、失業率が2007年8月以来の低水準に改善したことや、非農業部門雇用者数が市場予想の範囲内の結果となるなど、まずまずの結果となったが、反応は限定的となり、その後は利益確定の動きに押された。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。12月のFOMCを控えて、重要なイベントが終了したことや、懸念されるイタリアの国民投票の結果に対する懸念なども予想されることから、リスク回避の動きが強まる可能性も考えられる。ただ、来週にFOMCを控えており、利上げが決定される可能性が高いことが意識され、下値は限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

117.73 〜 122.70

 

今週の予想

先週は、OPEC総会を控えて減産合意破棄への懸念が高まり、原油価格が下落するなど、リスク回避の動きからユーロ/円は週明けから軟調な動きとなった。しかし、OPEC総会で減産が合意に達したことから一転して原油価格が大幅上昇となり、株価も堅調な動きとなったことで投資家のリスク志向の動きも強まり、ユーロ/円は週序盤の118.56から121.89まで上昇し、6/24以来の高値を付けた。ただ、週末にはイタリアの国民投票への警戒感から上値の重い動きとなった。
今週は、上値の重い動きも予想される。イタリアで12/4に実施された憲法改正を問う国民投票の結果を受けて政治的な空白による混乱となる場合には、リスク回避の動きが強まる可能性も想定しておきたい。ただ、ECBが金融市場での下支え策を取ることを示していることから、不安が長引く可能性は低いとも考えられる。また、12/8にはECB理事会が予定されており、総裁の会見での発言などにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

141.76 〜 145.50

 

今週の予想

先週は、前週の流れを受けて、週明けから堅調な展開となった。しかし、序盤に発表された英国の経済指標が大きく低下したことを受けて、軟調な動きとなる場面もあった。ただ、その後は米国の債券利回りが上昇したことや、ダウ平均株価が最高値を更新したことから、円が主要通貨に対して売られ、ポンド/円は週明けの136.30から141.76まで上昇した。
今週は、上値の重い動きも予想される。12/4のイタリアの国民投票の結果などが影響する可能性もあり、週序盤はリスク回避の動きが高まる可能性にも注意したい。株価や原油価格の下落などが続くようなら、一段の下げとなる可能性も考えられえるが、英国経済指標に比較的堅調な結果が見られることや、EU市場へのアクセスを確保するため、英国政府は何らかの形で対価の支払いを検討するとしたことが下支え要因となる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

82.93 〜 86.30

 

今週の予想

先週は、OPEC総会を控えて減産合意に対する不透明感を背景に、原油価格が下落したことが影響し、豪ドルは序盤から軟調な動きとなった。ただ、鉄鉱石や銅などの金属市場は堅調に推移していたこともあり、下値は限定的となった。その後は、株価が堅調な動きとなったことや、OPECで原油減産が決定し原油価格が大きく上昇したことで、投資家のリスク志向も高まり、豪ドル/円は、週序盤の83.18から84.85まで上昇した。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。イタリアの国民投票の影響がどこまで出るのかなどの不安要素があることや、米国の追加利上げの可能性が高まっていることから、豪ドルは対ドルで軟調な動きとなり、対円でも上値の重い動きが考えられる。また、先週後半に大きく上昇した原油価格が調整となる場合の影響も想定しておきたい。ただ、OECDが報告書で、オーストラリア準備銀行は2017年末に向けて金融政策の引き締めを始めると見込まれていると指摘したこともあり、底固い動きが続く可能性も考えられる。また、12/6金融政策発表、12/7のGDP、12/8の貿易収支の発表に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.85〜 8.20

 

今週の予想

先週は、OPEC総会に対する楽観的な見方を背景に、原油価格が上昇したことが影響し、週明けからランドは堅調な動きとなった。しかし、堅調な米経済指標結果を受けて、対ドルで下落したことに加えて、スキャンダルの多いズマ大統領の辞任勧告が見送られ、退陣が後退したことが影響し、ランドは軟調な動きとなり、ランド/円も軟調な動きとなった。その後は、OPECの原油減産が決定したことで、原油価格が大きく上昇したことが好感され、底固い動きとなった。
今週は、軟調な動きが予想される。上昇一服感が出ていることや、ユーロ圏の不安要素もあり、リスク回避の動きが強まる場合には軟調な動きとなる可能性も考えられる。また、先週の米雇用統計が無難な内容だったことから、来週のFOMCでの米国の利上げ期待の高まりも圧迫要因となる可能性も考えられる。そして、引き続き年内に格付け会社による南アの格下げ懸念があることから発表がある場合には注意したい。南ア国内では、12/6にGDP、12/9には経常収支の発表が予定されており、市場予想では悪化も予想されていることから結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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