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2024-03-29 04:51:29

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年9月26日

週間マーケット展望 2016年9月26日

先週の振返り

先週は、日米の金融政策発表を控えて様子見ムードも強まりつつあったものの、市場予想を背景に序盤から円が買われる動きが優勢となった。そして、日銀の金融政策発表では、金融政策の枠組み変更が決定されたことや、マイナス金利の深掘りが見送られたことを受けて思惑が交錯し、ドル円・クロス円は乱高下となった。また、FOMCでは、予想通り追加利上げが見送られ、利上げのペースはより緩やかになると示されたことから、ドルが売られた。そして、日米の金融イベント終了後は、円買いの動きも一服となり、週末にかけて値を戻した。

今週の展望

日米の金融政策の発表後の影響がやや沈静化しており、今週はやや落ち着いた動きとなる可能性が考えられる。ただ、週明けの9/26には、黒田日銀総裁の会見、9/29にはイエレンFRB議長の講演が予定されており、発言内容に注目したい。この他、9/26には米大統領選候補の第1回テレビ討論会があり、民主・共和両党の候補が初めて直接対決となる。一部では、リスク回避の動きが強まるとの懸念もあることから、注意が必要だろう。また、9/28-9/29には複数の米当局者の発言が予定されており、発言内容には注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

100.00 〜 103.36

 

今週の予想

先週は、日米の金融政策発表を控えて様子見ムードも強まっており、週明けから限定的な動きとなった。そして、日銀の金融政策発表では、マイナス金利の深掘りが見送られたことなどを背景に円売りとなったものの、その後は円買い戻しの動きが優勢となった。また、米FOMCでは、予想通り現状維持が決定されたが、7対3での決定となったことで、12月利上げが意識されたことから、ドルが買われた。しかし、金融引き締めのペースは、より緩やかなものになると示されたことから、ドルは一段の下げとなり、ドル/円は高値の102.79から100.11まで下落したが、その後は値を戻す動きとなった。
今週は、比較的堅調な動きが続く可能性が考えられる。先週のFOMCでは利上げ見送りが7対3で決定(前回は見送り反対が1名)となったことで、12月の利上げ期待が意識されており、底固い動きが続く可能性も考えられる。ここから米国の経済指標の結果次第では、利上げ期待が一段と高まる可能性もあるだろう。特に、今週は、米GDP(9/29)など主要な経済指標の発表が予定されていることや、イエレンFRB議長をはじめ複数の米当局者の発言が集中(9/28、9/29)することから、発言内容には注目したい(FOMC後の発言であり、ややタカ派的発言となる可能性もある)。また、9/26には、黒田日銀総裁の会見も予定されており、こちらの発言内容にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

112.00 〜 115.00

 

今週の予想

先週は、日米の金融政策発表を控えて、ユーロ圏の追加緩和の可能性も意識され、週明けからやや軟調な動きとなった。また、米国の利上げが見送られるとの見方が強まったことから、ドル売り・円買いとなり、ユーロ/円も軟調な動きとなった。そして、日米の金融政策発表を受けて、一時円売りとなったものの、その後は円買いが加速した。ユーロ/円は、一時114.40まで上昇したものの、その後は112.09まで下落した。週後半には円買いの動きも一服し、113.60台まで値を戻した。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。週前半は、前週の流れを引き継ぎ、比較的堅調な動きとなる可能性も考えられる。しかし、前回ECB理事会で金利と量的緩和の維持を決定したが、まだ追加緩和の懸念も残っており、積極的に買いを続けるにはやや不安感もあるため、利益確定をこなしながらの動きとなる可能性が考えられる。今週は、ユーロ圏の主要な経済指標の発表も少ないことから、外部の要因が影響するだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

130.43 〜 133.50

 

今週の予想

先週は、前週の流れを引き継ぎ、英国の年内の利下げの可能性が改めて示唆されたことが引き続き材料視され、週序盤から上値の重い動きが続いた。また、日米金融政策発表を受けて円が買われる動きとなったことも影響し、週明けの133.49から130.43まで下げた。ただ、週後半には、英中銀のMPC(金融政策委員会)メンバーが、英国経済見通しを上方修正する必要があるかもしれないと述べたことや、英経済に追加緩和が必要になることはないとの見方を示したことを受けて、英ポンドが上昇する場面もあった。
今週は、底固い動きが予想される。日米の金融政策発表も終了し、やや下押しの動きが一服する可能性も考えられる。ここまで、英国がEU離脱を選択したことによる英国経済への影響が懸念されたことから、ポンドの上値が抑えられる動きが続いている。ただ、英国の経済指標が比較的堅調な結果となるなど、先週の当局者の発言も頷けるとの見方もあることから、当局者の発言が引き続き材料視される可能性もあるだろう。当然のことながら、今後の指標結果などにも注目が集まるだろう。そして、今週は9/30に発表が予定されている英GDPの結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

75.98 〜 78.19

 

今週の予想

先週は、週明けから堅調な動きとなったものの、序盤の豪州の経済指標の低下や、日米の金融政策発表を控えて、やや限定的な動きとなった。そして、日銀の金融政策発表では、マイナス金利の拡大が見送られたことを受けて株価が大きく上昇し、豪ドル/円も堅調な動きとなったが、その後円買いが優勢となり、乱高下する動きとなった。一方、米FOMCでは追加利上げが見送られ、年内の利上げ見通しが後退したことから、再び豪ドル/円は堅調な動きとなった。また、日本の財務官が円高を牽制する発言をしたことや、株価が堅調な動きとなったことも、豪ドル/円の押し上げ要因となった。
今週は、底固い動きが予想される。米国の利上げペースが緩やかになるとの見方を背景に、株価や資源価格が堅調な動きとなれば、豪ドル/円も底固い動きとなる可能性が考えられる。ただ、豪州の物価上昇率は低水準で推移するとの当局者の発言もあり、依然として豪中銀による年内の利下げの可能性も残っていることから、やや上値は限定的と考えられる。特に、今週は豪州の主要な経済指標の発表がないことから、引き続き株価や資源価格の動きに左右される動きが考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.25 〜 7.52

 

今週の予想

先週は、米国の利上げが見送られるとの見方が強まったことを受けて、週明けから堅調な動きとなった。ただ、南アの消費者物価指数が前月比で2015年1月以来、前年比で2015年12月以来の低水準となったことで、南アの政策金利が据え置かれるとの見方が強まったことから、やや上値の重い動きも見られた。しかし、FOMCで米国の利上げが見送られ、年内の利上げ期待もやや後退したことから、対ドルで約1ヵ月ぶりの高値を付け、対円でも週明けの7.18から7.52まで上昇した。なお、南ア中銀が政策金利の据え置きを決定したが、反応は限定的だった。
今週は、上値の重い動きが予想される。週替わりとなり、前週の流れが一服する可能性も考えられる。また、先週は日米の金融政策発表があったことから、材料視され難かったが、物価の低下などが改めて材料視される可能性も考えられる。インフレ見通し鈍化につながるようなら、引き締めサイクルの休止の可能性も懸念される。また、格付け会社が、南アフリカの国債格付けを引き下げる可能性があるとの見解を示したことも圧迫要因となる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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