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2024-03-29 18:41:24

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年9月20日

週間マーケット展望 2016年9月20日

先週の振返り

先週は、それまでの米当局者の発言を受けて、早期の利上げ期待が高まっていたものの、週明けにFOMCの投票権保有のFRB理事が早期利上げに対して慎重な姿勢を示したことから、米国の早期の利上げ期待が後退し、ドル売り・円買いが先行した。その後、「日銀金融政策決定会合で、マイナス金利の深掘りが今後の金融政策の中心になる」との報道を受けて、円売りとなるなど、日米の金融政策発表を控えて思惑が交錯する動きとなった。ただ、動きがあったものの、様子見ムードも強く、やや限定的な動きが続いた。

今週の展望

今週は、日米の金融政策発表が予定されており、発表までは国内外ともに様子見ムードが強まる可能性が考えられることから、限定的な値動きが予想される。そして、金融政策発表を受けて大きく動きが出る可能性もあり、注意したい。先週、それぞれ関連する発言や報道があったことから、ある程度(半分程度)織り込んで動いていることから、やや限定的な動きとなるとの見方もある。また、サプライズの可能性は高くないと考えられるが、一応その可能性も想定しておきたい。そして、発表後の日銀総裁やFRB議長の会見での発言、また発表結果を受けた株価の動きなどによっても、相場の方向性が変わる可能性も考えられることから注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

102.81 〜 105.20

 

今週の予想

先週は、週明けにFOMCでの投票権を保有しているブレイナードFRB理事が、米国の早期利上げに慎重な姿勢を示したことを受けて、ドルは軟調な動きとなった。その後、「日銀金融政策決定会合で、マイナス金利の深掘りが今後の金融政策の中心になる」との報道を受けて、円売りが優勢となり、ドル/円は週序盤の101.44から103.36まで上昇した。しかし、週後半には、米国の早期利上げ期待の後退観測を背景に、上値の重い動きが続いた。
今週は、日米の金融政策発表が予定されており、注目が集まっている。量的緩和拡大などがあった場合でも、ある程度織り込まれる動きも見られたことから、やや限定的な動きとなる可能性も考えられる。ただ、現状維持が決定された場合には、失望感から円買いが加速する可能性も想定しておきたい。一方、米国の金融政策発表では、先週のFRB理事の発言以降、追加利上げの見送り観測が強まっている。9月の利上げの可能性が高まった8月後半の100円台前半から104円台までの上昇の半分程度まで下落していることから、利上げ見送りとなった場合には、ある程度の下押しも考えられる。ただ、声明やFRB議長の会見で、年内の利上げの可能性が高まるような発言などが出れば、買い戻しの動きも出やすいだろう。そして、複数の当局者の早期利上げ発言や、大統領選絡みの影響軽減などから、一応サプライズ発表も視野に入れておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

113.16 〜 116.08

 

今週の予想

先週は、週明けから日本や欧州の株価が下落したことや、米FRB理事が早期利上げに慎重な姿勢を示したことから円買いが優勢となり、ユーロ/円は軟調な動きとなった。その後、日米の金融政策発表を控えて思惑が交錯する動きとなったことも影響し、ユーロ/円は114円台から115円台を中心にレンジ内の動きが続いた。
今週は、引き続きレンジ内の展開が予想される。日米の金融政策発表が注目されるが、ユーロ圏では追加緩和の可能性が高まっており、日米の結果を受けて上昇した場合でも上値は限定的だろう。また、今週はユーロ圏の主要な経済指標の発表が少ないことから、他通貨の動きや株価の動きに左右される可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

131.97 〜 137.15

 

今週の予想

先週は、序盤に発表された英国の消費者物価指数が市場予想下回る結果となったことを受けて、英ポンドは軟調な動きとなった。その後、英国の金融政策発表では、政策金利が据え置かれたものの、年内の利下げ実施の可能性を改めて示したことなどが材料視され、ポンド/円は、週央に付けた高値の136.63から133.05まで下落する動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。英国の年内の利下げの可能性が改めて示唆されたものの、11月の経済見通しが改善しない場合、年末に一段の利下げ実施の可能性もあることから、今後の経済指標の結果に注目したい。やや時間的な余裕もあることから、一旦は落ち着くだろう。そして、今週は、日米の金融政策発表が予定されており、この結果が目先の動きを左右する可能性が考えられる。ただ、一方向に断続的な動きとなる可能性は考え難く、上下共にある程度限定的な動きとなるだろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

75.06 〜 78.34

 

今週の予想

先週は、米国の早期追加利上げの可能性が後退したとの見方が広がったものの、欧米の株価や、原油価格などのコモディティ価格が軒並み下落したことが影響し、豪ドル/円は週明けの77.45から75.98まで下げる動きとなった。しかし、9/15に発表された豪州の雇用統計では、就業者数が予想外の減少となったものの、失業率が3年ぶりの低水準となったことから、労働市場の回復傾向は続いているとの見方が広がり、やや底固い動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。やはり、日米の金融政策発表が注目材料であり、荒れる展開となるようなサプライズの可能性は低いとの見方が一般的である。特に、米国の利上げが見送りならば、対ドルで上昇となることに加えて、株価の上昇から対円でも堅調な動きとなる可能性も考えられる。また、10月に発表される豪州の消費者物価指数の結果を見てからだが、豪州の労働市場の回復が続いていることから、豪州は利下げを急がないとの見方が出ていることも、豪ドルの底固い動きを後押しするだろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド高

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.00 〜 7.35

 

今週の予想

先週は、前週末の流れを引き継ぎ、週明けから軟調な展開で始まり、一時7.00まで下落し、7/11以来の安値を付ける動きとなった。しかし、米FOMCで投票権を保有する当局者のハト派的な発言を受けて、米国の早期の利上げ期待が後退したとの見方が広がり、ドルが主要通貨に対して下落となり、ランドは対ドルで堅調な動きとなった。また、株価が大きく上昇したことも影響し、ランド/円は7.25まで上昇する動きとなった。ただ、週末には欧米の株価下落もあり、反落となる場面もあった。
今週は、底固い動きが予想される。注目は、9/21の米FOMCであり、現状のコンセンサス通り追加利上げ見送りとなれば、ランドは対ドルで一段の上昇となり、また株価の上昇などから対円でも堅調な動きとなる可能性が考えられる。そして、サプライズの利上げとなる場合には、ランドが下落となることも一応想定しておきたい。南ア国内では、ゴーダン財務相の摘発など、政治に絡む不透明な問題も残っており、どのような展開となるのか予想もつかない。また、主要鉱山の労使交渉も行われており、何らかの問題発生や進展報道があるなら、ランド相場に大きく影響する可能性が高いことから、注意が必要だろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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