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2024-04-20 14:09:35

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年8月29日

週間マーケット展望 2016年8月29日

先週の振返り

先週は、週末にジャクソンホールでの年次経済シンポジウムでイエレンFRB議長の講演が予定されていたことから、講演の内容を見極めたいとの様子見ムードが強まっており、ドル円・クロス円は限定的な動きが続いた。そして、講演でイエレンFRB議長が米国の追加利上げに意欲的な姿勢を示したことを受けて、ドルが大半の主要通貨に対して上昇した。特に、米債券利回りの上昇で日米の金利差拡大が意識され、ドル買い・円売りが優勢となり、ドル円・クロス円は週末に堅調な動きとなった。

今週の展望

今週は、週末に米雇用統計を控えていることもあり、前週と同様に様子見ムードが強まる可能性も考えられる。ただ、序盤から米国の主要な経済指標の発表が続くことから、結果を受けて思惑が交錯する可能性も考えられる。また、週半ばに月末を迎えることから、実需関連のオーダーも入りやすく、これにより思わぬ動きとなる可能性もある。特に、先週は、FRB議長の講演を控えて動き難かった分、今週に持ち越された可能性もあるため、一応注意が必要だろう。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

99.96 〜 104.00

 

今週の予想

先週は、週明け新規材料に乏しい中、株価や原油価格の下落を背景に、週明けから軟調な動きとなった。一時100円割れとなったが、イエレンFRB議長の講演を控えて下値はやや限定的となった。その後は、複数の米当局者のタカ派的発言もあり、底固い動きが続いた。そして、イエレンFRB議長は、週末のジャクソンホールでの年次経済シンポジウムで講演し、過去数ヵ月間で利上げへの論拠が強まったとの認識を示したことを受けて、年内利上げの可能性を後押しする発言との見方が広がり、ドル/円は週序盤の99.96から101.95まで上昇する動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。今週末に米雇用統計の発表が予定されているが、先週のイエレンFRB議長の「過去数ヵ月間で利上げへの論拠が強まった」との発言には、このところの米雇用統計の好結果が明らかに意識されていると考えられる。そして、今回の雇用統計の結果が堅調な結果となるようなら、9月利上げの期待感が強まる可能性も考えられる。そうなれば、ドルは主要通貨に対して一段の上昇となる可能性もあるだろう。そのため、雇用統計の結果には注目したい。また、雇用統計以外では、個人所得・個人支出(8/29)、消費者信頼感指数(8/30)、ADP米雇用報告(8/31)、ISM製造業景況指数(9/1)と重要な経済指標の発表が続くことから、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

112.32 〜 114.81

 

今週の予想

先週は、週明けに原油価格が大きく下落したことなどから、投資家のリスク回避の動きが高まり、ユーロ/円は週明けの113.92から112.80まで下落する動きとなった。その後は、ジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演を控えて様子見ムードも強まり、小動きの展開が続いた。そして、イエレンFRB議長が、講演で米国の利上げに意欲を示したことを受けて、ドル買い・円売りが優勢となった。また、ユーロは対ドルで下落したものの、対円では比較的堅調な動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。7月分ECB理事会の議事要旨を受けて、早期の追加緩和策の可能性が後退したことが引き続き下支え要因となるものの、先送り感が強く、買い材料とはなり難い。そして、今週は、米雇用統計など、主要な経済指標の発表が予定されており、結果を受けて米国の利上げ期待が強まるようなら対ドルで下落となり、対円にも影響する可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

131.16 〜 135.27

 

今週の予想

先週は、英国のEU離脱決定後も予想外に英経済が持ちこたえているとの見方が広がっており、売りポジションの巻き戻しの影響で、ポンドは対ドルで約3週間ぶりの高値を付ける動きとなった。また、対円でも週明けの131.16から133.31まで上昇する動きとなった。しかし、イエレン米FRB議長の講演を控えて様子見ムードから、上値の重い動きが続いた。週末には、イエレンFRB議長の発言を受けて、ドル買い・円売りが優勢となり、ポンド/円も堅調な動きとなった。
今週は、英国の主要な経済指標の発表が少なく、やや限定的な動きも予想される。ただ、週末に米国の雇用統計が予定されるなど、主要な経済指標の発表が控えている。特に、米国の利上げ期待が高まる場合には、対ドルでポンドが下落となり、ポンド/円まで影響する可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

75.95 〜 77.81

 

今週の予想

先週は、原油価格など資源価格の下落を受けて、週明けから軟調な動きとなった。また、同じ資源国通貨の南ア・ランドが大きく下落したことにも影響した。ただ、イエレン米FRB議長の講演を控えて様子見ムードが強まっていたことから、やや限定的な動きが続いた。週末には、イエレンFRB議長の発言を受けて、米国の利上げ期待が高まり、日米の金利差拡大が意識されたことからドル買い・円売りが強まり、豪ドル/円も堅調な動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。週末に米国の雇用統計の発表が予定されており、利上げ時期を占う上で注目されていることから、結果発表までは限定的な動きも考えられる。ただ、対ドルでやや高値が意識される水準で推移していることも、引き続き圧迫要因となるだろう。そして、米国の利上げ期待が高まる場合には、豪ドルは対ドルで軟調な動きとなり、対円にも影響が出る可能性も考えられることから、注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

6.94 〜 7.25

 

今週の予想

先週は、週明け株価が軟調な動きとなったことや、原油、貴金属価格の下落を背景に、南ア・ランドは序盤から軟調な動きとなった。そして、南ア警察がゴーダン南ア財務相に出頭命令を出したとの報道を受けて、財務相交代の懸念が高まり、南ア・ランドは大きく下落した。ランド/円は週明けの高値7.48から7.02まで下落し、7/11以来の安値を付けた。また、米当局者のタカ派的発言が相次いだことも影響した。ただ、下落が続いた反動で週末にはやや値を戻す動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。ゴーダン南ア財務相の出頭命令に関しては、政治的な対立が絡むとの見方もある。もともと政治的な不安定さを抱えているだけに、いつ問題が露呈するのか懸念もされていた。再び財務相の辞任となるようなら、2015年12月のような動きとなる可能性も想定しておきたい。そして、8/30には財政収支、8/31には貿易収支と主要な南アの経済指標の発表が予定されており、結果に注目したい。また、週末には、米雇用統計の発表があり、結果を受けて米国の早期利上げの期待感が高まる場合には、南ア・ランドの圧迫材料となるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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