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2024-03-29 08:19:54

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年8月1日

週間マーケット展望 2016年8月1日

先週の振返り

先週は、週明けから株価や原油価格の下落を背景に、リスク回避の動きが先行し、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。そして、米FOMCでは、予想通り政策金利などは維持されたが、経済見通しの短期リスクが後退したとの見方が示されたことが好感され、ドルが上昇する場面もあった。しかし、引き続き緩やかな利上げが正当化されると示されたことや、利上げのヒントが見られなかったことから、利上げ期待が萎み、ドルが主要通貨に対して下落した。また、日銀の金融政策発表では、追加緩和が発表されたものの、期待されていた国債買い入れ増額やマイナス金利幅拡大が盛り込まれなかったことで、金融政策の限界が意識され、円買いが優勢となった。

今週の展望

今週は、前週の流れを引き継ぎ、上値の重い動きが予想される。そして、豪州や英国の金融政策発表が予定されており、週末には米雇用統計も予定されている。豪州や英国の金融政策発表では、ともに0.25%の利下げが予想されており、予想通りの結果となる場合には、豪ドルやポンドは軟調な動きとなる可能性も考えられる。そして、先週のFOMCで米国の利上げの時期が読み取れなかったことから、雇用統計や今週の主要な経済指標の結果から判断しようとの思惑もあり、指標結果に敏感に反応する可能性も想定しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

100.00 〜 105.50

 

今週の予想

先週は、株価や原油価格が軟調な動きとなったことや、FOMCを控えてポジション調整の動きなどもあり、序盤は軟調な動きとなった。その後、日本の経済対策に関する報道を受けて円売りが強まる場面もあったが、米FOMCでは、短期リスクが後退したとの見方が示されたことから、ドルが上昇する場面もあった。しかし、緩やかな利上げに限って正当化されると改めて示され、利上げ時期のヒントが無かったことから反落となった。そして、週末には、日銀の追加緩和が決定されたが、期待されていた国債買い入れ増額やマイナス金利幅拡大が盛り込まれなかったことから失望感が広がり、円買いが優勢となり、ドル/円は一時101円台まで下落した。
今週は、底固い動きが予想される。先週末に大きく下落したことから、値頃感の買い戻しの動きも考えられる。注目は、週末の米雇用統計だが、前回の大幅増の反動が予想されている。FOMCでは利上げのヒントが無かったことから、米雇用統計で労働市場の状況から、年後半の利上げの可能性を見極める材料となる可能性もあるだろう。また、週末まで主要な経済指標の発表にも注目したい。指標が弱ければ利上げ期待も後退し、ドルの下落リスクが意識される可能性も考えられ、外部要因では、原油価格の下落が続いているため、こちらの動きにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

112.50 〜 117.00

 

今週の予想

先週は、前週からの流れを引き継ぎ、週明けから軟調な動きとなった。週明けから株価や原油価格の下落を背景に、円買いの動きが優勢となったことが影響した。しかし、米国の年内利上げ期待が後退したとの見方が広がったことを受けて、ユーロは対ドルで上昇、対円でも堅調な動きとなった。ただ、週末には日銀の追加緩和策が不十分との見方などから円買いの動きが強まり、ユーロ/円は週央に付けた高値の117.15から113.88まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。ユーロ圏の主要な経済指標の発表が少ないものの、豪州や英国の金融政策発表で利下げが決定される場合には、影響を受ける可能性も考えられる。特に、前回(7/21)のECB理事会で、9月ECB理事会(9/8)での追加緩和の可能性を排除しないとしていることから、主要国の利下げなどが続く場合には、ユーロ圏の追加緩和の可能性が高まる可能性もあり、積極的には買い難い状況が続くだろう。そして、週末の米雇用統計にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

133.02 〜 139.92

 

今週の予想

先週な、序盤から株価が軟調な動きとなったことや、原油価格の下落が続いたことを受けて、ポンドは序盤から軟調な動きとなった。その後、英国のGDPが市場予想を上回る結果となったことや、米国の利上げ期待が後退したことなどもあり、値を戻した。しかし、週末には日本の追加緩和策が不十分との見方から円買いが優勢となり、ポンド/円は、週明け高値の140.16から134.95まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。8/4には英国の金融政策発表が予定されており、先月のMPC(金融政策委員会)で英経済を支えるための措置を打ち出すことが示唆されており、マーケットでは、0.25%の利下げが予想されている。ある程度織り込んでいると考えられるものの、利下げが決定される場合には、発表のインパクトから一段の下落も考えられる。ただ、利下げによる英経済の改善に対して期待が膨らむ可能性もあり、下値は限定的となる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

75.06 〜 80.50

 

今週の予想

先週は、週明けからやや不安定な株式市場の動きが影響し、豪ドル/円も軟調な動きとなった。その後、米国の利上げ期待が後退してことを受けて、豪ドルは対ドルで上昇となり、豪ドル/円も値を戻した。しかし、日銀の金融政策発表で追加緩和が決定されたものの、小規模だったことから失望感が広がり、円買いが強まったことから、豪ドル/円も77.51まで下落し、7/12以来の安値を付けた。
今週は、軟調な動きが予想される。8/2には豪州の金融政策発表が予定されており、マーケットでは0.25%の利下げが予想されている。利下げが決定されれば、豪ドルの一段の下げとなる可能性も考えられる。ただ、先週発表された消費者物価が前回から上昇したことから、インフレが底入れしたかどうかを見極めるという口実で見送られる可能性も否定できないだろう。そして、利下げ見送りなら、一段の上昇も考えられることから、8/5の四半期金融政策報告書の発表とあわせて注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.18 〜 7.51

 

今週の予想

先週は、週明けから株価がやや軟調な動きとなったことや、原油価格の下落が続いていることを受けて、南ア・ランドは軟調な動きとなった。その後は、米FOMCを受けて年内の米国の利上げ期待が後退したことから、ランドは対ドルで上昇、対円でも堅調な動きとなった。週末には、南アの財政収支、貿易収支がいずれも市場予想を上回る結果となったことも影響し、ランド/円は週前半安値の7.21から7.47まで上昇した。また、対ドルでは2015年11月以来の高値を付けたが、週末には反落となった。
今週は、上値の重い動きが続く可能性が考えられる。南アの経済指標が改善したことは好感できるが、8/3には南アフリカの地方選挙が予定されており、もともと政治的不安を抱えていることから、選挙結果を受けて、政治的不透明感が高まるようなら、経済に水を差す可能性も考えられるため、結果が出るまでは、積極的な売買が手控えられる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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