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2024-04-25 18:19:35

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年7月4日

週間マーケット展望 2016年7月4日

先週の振返り

先週は、英国のEU離脱決定を受けた世界的なショックが引き続き材料視され、週明けからやや軟調な動きとなった。しかし、その後大きく下落した株価が反発したことから、投資家のリスク回避の動きも和らぎ、比較的安全な資産とされる円を売る動きが優勢となり、ドル円・クロス円は大きく値を戻した。その後、ポンドは、英中銀総裁が金融緩和や資金供給の継続に言及したこと、ユーロはECBの金融政策に関する話が出たことなどもあり、反落した。週末には、円売りが続いたことから、調整の動きも見られた。

今週の展望

今週は、底固い動きが予想される。英国のEU離脱問題に関しては、引き続き先行き不安が根強く、懸念材料となるだろう。ただ、英国の離脱交渉入りに関しては、9月以降の先送りが指摘されていることもあり、当面は世界的なショックから英国、ユーロ圏の地域的な懸念へと変わる可能性も考えられる。その中で、各国の経済指標の結果や金融政策が材料視される可能性が考えられる。特に、米国は雇用統計が予定されており、前回の大幅に悪化したショックからの反動なども注目される。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

101.41 〜 104.09

 

今週の予想

先週は、英国のEU離脱決定を受けた懸念が残る中、前週末に100円台の大台割れとなったことが影響し、週明けからドル/円は値頃感などから比較的底固い動きとなった。また、世界的に株価が大きく上昇したことや、米国の主要な経済指標が軒並み改善したことを受けて、ドル/円は、週明けの101.41から103.40まで上昇した。ただ、週末には、米国の3連休を控えて調整の動きも見られた。
今週は、底固い動きが予想される。英国のEU離脱決定の余波への懸念は根強いものの、世界的なショックもやや沈静化しており、米経済の回復基調がポイントとなるだろう。先週の主要な経済指標の改善などもあり、週末の米雇用統計を含めて、米経済の回復基調が鮮明となれば、ドル高への動きが優勢となる可能性も考えられる。また、金融政策に関しては、英国の国民投票の結果への影響も考慮され、早期の追加利上げの期待感が高まるとは考えにくいが、7/6に公開されるFOMCの議事録の内容に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

111.93 〜 115.51

 

今週の予想

先週は、英国のEU離脱決定が引き続き材料視され、週明けも欧米の株価が大きく下落したことも影響し、ユーロも軟調な動きとなった。その後、世界的に株価が反発する動きが続いたことから、リスク回避の動きも和らぎ、ユーロ/円は週明けの111.39から114.79まで上昇した。ただ、ECBが追加緩和を実施するために、資産購入ルールの緩和を検討しているとの関係者の話を受けて、ユーロは週末にやや軟調な動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。英国のEU離脱問題は、一旦鎮静化したように見えるが、欧州情勢の不安感は依然として高い。ECBの金融政策に関する話が出たことも、ユーロには懸念が残る材料となる。そして、最近はポジティブな材料に対しては限定的な反応だが、ネガティブな材料には過敏に反応する傾向があることから、英国のEU離脱問題や、要人発言には注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

132.00 〜 139.03

 

今週の予想

先週は、英国の国民投票結果を受けて、英国の先行き不安が引き続き材料視され、週明けから軟調な動きとなった。しかし、下落していた欧米の株価が大きく反発したことから、投資家のリスク回避姿勢も和らぎ、相対的に安全な資産とされる円を売る動きが優勢となり、ポンド/円も週明けの133.37から139.03まで上昇した。しかし、英中銀総裁が、金融緩和や資金供給の継続に言及したことを受けて、ポンドは再び主要通貨に対して下落、ポンド/円も135円台まで下落した。
今週は、上値の重い動きが予想される。EU側が離脱交渉入りに関して、次期首相が決まる見通しの9月以降へ事実上先送りされるとの見方が下支え要因となった。ただ、英中銀総裁が8月金融緩和について言及したことで、ポンドの不安定な動きが続く可能性も考えられる。また、英国のEU離脱後の不安感も根強いことから、引き続き上値の重い動きが続く可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

74.53 〜 78.29

 

今週の予想

先週は、英国のEU離脱決定に伴うショックが引き続き材料視され、欧米の株価が大きく下落したことも影響し、週明けは軟調な動きとなった。ただ、その後は下落も一服し、世界的に株価が上昇に転じたことや、下落していた原油価格も反発したことから、豪ドル/円は堅調な動きとなり、週明けの74.53から77.05まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。先週末にはやや一服感も見られたことから、週明けはやや上値の重い動きも考えられる。しかし、英国のEU離脱問題に絡む懸念がやや一服していることから、再び懸念が高まらなければ、比較的底固い動きが続く可能性も考えられる。ただ、このところのマーケットは、ネガティブな材料には過敏に反応することから、注意も必要だろう。豪州国内では、7/5に貿易収支、小売売上高、金融政策発表が予定されており、結果には注目したい。金融政策に関しては、現状維持がコンセンサスだが、コアインフレ率の低下から夏場以降に利下げを指摘する向きもある。英国のEU離脱問題を背景に、声明などの変化があるのか注目したい。懸念が示されるようなら、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

6.73 〜 7.36

 

今週の予想

先週は、前週の流れを受けて、週明けから大きくギャップダウンして始まった。また、欧米の株価が下落したこともあり、軟調な動きとなった。しかし、その後は投資家のリスク回避の動きが和らぎ、相対的に安全な資産とされる円を売る動きとなったことで、ランド/円は堅調な動きとなった。そして、南アの貿易収支で黒字額が過去最大を記録したことも好感され、ランド/円は週明けの6.53から7.08まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。英国のEU離脱を問う国民投票の結果を受けて大きく下落した反動に加えて、南アの経済指標の予想外の大幅改善となったことから、南ア・ランドは堅調な動きとなっており、週序盤はこの流れが続く可能性も考えられる。ただ、落ち着いたと見られる英国のEU離脱問題を巡る不透明感も依然として根強く、再び不安が高まる場合には、株価などに影響し、ランドも上値の重い動きとなる可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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