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2024-03-28 19:37:13

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年6月20日

週間マーケット展望 2016年6月20日

先週の振返り

先週は、引き続きEU残留・離脱の是非を問う国民投票に関する思惑を背景に、序盤から投資家のリスク回避の動きが先行し、比較的安全な資産とされる円を買う動きが優勢となった。そして、注目された米FOMCでは、追加利上げが予想通り見送られたことに加え、早期の利上げ期待の後退観測から、ドルが主要通貨に対して下落した。また、日銀が追加の金融緩和を見送ったことから失望感が広がったことも加わり、円買いが優勢となり、ドル円・クロス円は軒並み年初来の安値を更新した。そして、英国のEU残留派の活動をしていた英下院議員が銃撃され死亡する事件が発生したことを受けて、国民投票を控えた運動を停止する動きとなり、リスク回避の動きも後退し、ドル円・クロス円は反発する動きとなった。

今週の展望

今週は、6/23に行われる英国の国民投票に注目が集まっており、結果を受けた動きには警戒したい。先週末は、英下院議員が死亡する事件を受けて、EU離脱派と残留派の両陣営とも国民投票に関連する運動を停止していたが、世論調査の結果などの発表が再開されれば、結果を受けて再び一喜一憂する動きとなる可能性も考えられる。そして、EU離脱、残留どちらの結果になっても大きく動く可能性もあることから、リスク管理には十分に注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

101.52 〜 107.91

 

今週の予想

先週は、週明けから株価が下落するなど、英国のEU残留・離脱を問う国民投票の思惑を背景に、投資家のリスク回避の動きが強まっており、序盤のドル/円はやや軟調な動きとなった。ただ、FOMCや日銀の金融政策発表を控えてやや限定的な動きとなった。そして、米FOMCでは、追加利上げが見送られたことに加え、年内の利上げを1回と予測するメンバーが前回の1名から6名に増えたことなど、利上げ期待の後退観測が広がり、ドルは主要通貨に対して下落した。また、日銀が追加金融緩和を見送ったことから失望感が広がり、円買いが加速し、ドル/円は週明けの106.85から103.56まで下落し、2014年8月以来の安値を付けた。
今週は、前半に米国の経済指標の発表がないことから、新規材料に乏しいものの、英国の国民投票の世論調査の結果を受けて、動く可能性が考えられる。特に、6/23の英国の国民投票の結果は、ポンドやユーロだけでなく、ドルにも大きく影響する可能性があることから、想定外の動きも考慮して十分に注意したい。そして、週後半は、主要な米経済指標の結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ高

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

113.54 〜 121.21

 

今週の予想

先週は、英国のEU残留・離脱の是非を問う国民投票の世論調査結果を受けて、リスク回避の動きが強まり、世界的に株価が下落したこともあり、ユーロ/円は週明けから軟調な動きとなった。また、日銀が追加金融緩和を見送ったことを受けて失望感が広がったことで、円買いが加速し、ユーロ/円は週明けの120.32から115.51まで下げたが、週末にかけては、118円台まで値を戻す場面もあった。
今週は、6/23の英国の国民投票の結果が注目されており、この結果を受けて、大きく動きが出る可能性もあるだろう。また、選挙前までは、様子見ムードが強まる可能性もあるものの、世論調査の結果や討論会を受けて思惑が交錯することも考えられ、乱高下が続く可能性も想定しておきたい。特に、投票結果を受けた動きには、十分に注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

145.00 〜 155.00

 

今週の予想

先週は、EU残留・離脱の是非を問う国民投票の世論調査で、離脱支持が残留支持を上回る結果が続いたことから、引き続きリスク回避の動きから株価が下落、安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。また、日銀が追加金融緩和の見送りを決定したことも加わり、円買いの動きが加速し、ポンド/円は、週明けの152.40から145.41まで下落したが、週末には149.80台まで値を戻す場面もあった。
今週は、底固い動きも予想される。先週後半に、EU残留派の活動をしていた英労働党の下院議員が銃撃され死亡する事件があり、これを受けてEU離脱派と残留派の両陣営とも国民投票を控えた運動が停止された。この事件を受けて、リスク回避の動きが和らぎ、値を戻す動きとなった。両陣営の対立を指摘する声もあるが、特にこの事件後に実施された世論調査の結果に注目したい。そして、6/23の投票結果を受けて、大きく動く可能性も考えられることから、想定以上の動きも考慮し、リスク管理には十分に注意したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

74.45 〜 78.75

 

今週の予想

先週は、週明けから世界的に株価が下落したことから、豪ドル/円も序盤から軟調な動きとなった。米FOMCや日銀政策発表を控えてやや限定的な動きも見られた。FOMCでは、予想通り、追加利上げが見送られ、早期の利上げ観測も後退したことから、対ドルを中心に値を戻した。ただ、日銀が追加緩和を見送ったことを受けて、円買いが加速し、豪ドル/円は75.59まで下落し、2012年6月以来の安値を付けた後は、77円台まで値を戻した。
今週は、底固い動きが予想される。今週は、豪州の主要な経済指標の発表がないものの、英国の国民投票が予定されている。国民投票に関連する事件も発生するなど混乱もあり、結果が注目される。投票前までは、思惑が交錯する可能性もあり、投資家のリスク容認度の変化で乱高下する可能性も考えられる。当然結果を受けて、大きく動く可能性もあることから十分に注意したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド高

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

6.40 〜 7.11

 

今週の予想

先週は、週明けから世界的に株価が下落したことや、南アの経常収支、小売売上高が市場予想を下回る結果となったことを受けて、ランドは軟調な動きとなった。そして、日銀が追加金融緩和を見送ったことを受けて失望感が広がり、安全資産とされる円を買う動きが優勢となり、ランド/円は6.68まで下落、1/11以来の安値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。注目は、英国のEU離脱を巡る国民投票であり、投票の6/23までは、様子見ムードが強まる可能性があるものの、直前までTV討論会などの予定もあり、これに調査会社各社の世論調査の結果も加わり、情勢に対する思惑が交錯し、荒い動きとなる可能性も考えられる。そのため、いつも以上の注意が必要だろう。南ア国内では、景気先行指数(6/21)や消費者物価(6/22)の発表があるものの、いずれも英国の投票日前の発表であることから、反応は限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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