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2024-03-29 20:17:26

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年5月16日

週間マーケット展望 2016年5月16日

先週の振返り

先週は、週序盤から世界的に株価が上昇したことや、原油価格の上昇もあり、投資家のリスク志向の動きが強まったことから、比較的安全な資産とされる円を売る動きが優勢となった。その後は、全般的に方向性が掴み難く、結果的にレンジ内の動きとなった。週末には、米経済指標が軒並み大幅改善となり、年内複数回の追加利上げへの期待感が高まったことから、ドルが主要通貨に対して上昇し、株価が下落したことから、クロス円は軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、先週末の流れが続くのか注目したい。序盤から米国の主要な経済指標の発表が予定されており、改善が続く場合には、追加利上げの期待感が強まる可能性も考えられる。また、日本の1-3月期のGDPの発表も予定されており、結果次第では、日本の金融政策に対する思惑も絡む可能性も考えられる。そして、5/20から日本でG7が開催されるが、各国の政府・当局者の発言にも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

107.50 〜 110.00

 

今週の予想

先週は、週明けから堅調な株価の動きや、米金融当局が引き続き年内利上げの方針を維持しているとの観測から堅調な動きとなった。そして、米経済指標の悪化もあり、上値の重い動きも見られた。そして、週末には米経済指標が軒並み大きく改善したことを受けて、年内の利上げ期待の高まりからドルが堅調な動きとなり、ドル/円は週明けの107.17から109.56まで上昇した。
今週は、底固い動きが予想される。先週末の消費者関連の経済指標がいずれも大きく改善したことや、前日の当局者の相次ぐ発言を受けて、底固い動きが考えられる。先週の米経済指標は比較的堅調な結果が続いたことから、今週も注目したい。特に、5/17の消費者物価、5/18FOMC議事録、5/20の中古住宅販売で堅調な結果が示されれば、一段の上昇も考えられる。また、日本の1-3月期のGDPや国内外の当局者の発言には注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

121.50 〜 124.00

 

今週の予想

先週は、週明けからの堅調な株価動向を受けて、投資家のリスク志向の動きが強まり、ユーロ/円は堅調な動きとなった。また、米経済指標の悪化を受けてユーロが対ドルで上昇となり、ユーロ円も押し上げられ、週明けの122.14から124.64まで上昇した。しかし、週末には、米経済指標が軒並み大幅改善となり、米国の追加利上げに対する期待感や、株価、原油価格の下落を受けて、122円台まで下げた。
今週は、上値の重い動きが予想される。やや後退していた米国の利上げ期待が、先週末の米経済指標の結果や複数の当局者の発言を背景に再び高まっており、引き続きこの流れが続けば、対ドルでユーロは軟調な動きとなり、対円も上値の重い動きとなる可能性が考えられる。今週末からのG7を控えて、要人発言などにはやや過敏に反応する可能性もあり、注意したい。また、米国の主要な経済指標の発表も続くことから、一応結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

153.66 〜 158.50

 

今週の予想

先週は、前半の堅調な株価動向や、原油価格の上昇も材料視され、円売りが先行し、ポンド/円も週明けの154.45から158.49まで上昇した。そして、英国の金融政策発表では、全会一致で政策金利の据え置きが決定された。しかし、第2四半期の成長見通しを引き下げたことや、EU離脱は英経済に打撃を与えると警告したことから、上値の重い動きが続いた。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週、英中銀がEUからの離脱は英経済のリスクとの姿勢を示したことで、国民投票が実施される6/23までは思惑が交錯する可能性も考えられる。依然として世論調査では、EU残留・離脱が拮抗しており、判断がつきにくい。その中で、各社世論調査の結果にも注目したい。また、国内では、5/17に消費者物価など物価関連、5/18に雇用統計5/19に小売売上高など、重要な英国の経済指標の発表が予想されており、結果に注目したい。現状では、国民投票を控えて中長期スタンスの売買は判断が難しく、当面は短期の動きが盛んになるだろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

78.20 〜 80.66

 

今週の予想

先週は、週明けから世界的に株価が上昇したことや、資源価格の上昇もあり、豪ドルは堅調な動きとなった。また、豪州の消費者関連の経済指標が大きく改善したことも支援材料となった。豪ドル/円は、週明けの78.85から80.66まで上昇した。その後は、株価もやや不安定な動きとなり、週末には米国の経済指標の改善を受けて、対ドルで軟調な動きが続き、対円でも80円台を割り込んだ。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。引き続き、原油価格を中心としたコモディティ価格や株価の動きに左右される展開が予想される。また、5/19に豪州の雇用統計の発表に注目したい。米国の利上げ期待が高まる場合には、対ドルで軟調な動きが続き、対円でも上値の重い動きとなる可能性も考えられることから、注意したい。そして、5月に入り、次期豪州中銀総裁に副総裁であるロウ氏が内定したことで、マーケットでは、以前のロウ氏の発言(政策金利の1%台の可能性も示唆)が注目されている。副総裁就任時の数年前の発言だが、また、何かのきっかけでクローズアップされることも考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

6.92 〜 7.36

 

今週の予想

先週は、週明けに金や原油価格などの商品価格が大幅下落となったことや、南アフリカの失業率が悪化したことなどから、南ア・ランドは週明けから軟調な動きとなった。その後、資源価格や株価が上昇したものの、南アの鉱物生産や製造業生産などの経済指標がいずれも悪化したことを受けて、南ア・ランドは上値の重い動きが続いた。今週は、上値の重い動きが予想される。南アの経済指標の悪化が続いていることや、来月にも南アフリカの格下げが発表されるとの警戒感がマーケットで高まっており、当面は上値の重い動きが続く可能性が考えられる。また、5/18に消費者物価、小売売上高、5/19に金融政策発表が予定されていることから、こちらの結果にも注目したい。引き続き悪化が続くようなら、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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