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2024-04-20 03:00:38

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年4月25日

週間マーケット展望 2016年4月25日

先週の振返り

先週は、4/17の石油産油国の増産凍結協議が不調に終わったことが影響し、原油価格が週明けから下落したことを受けて、投資家のリスク回避の動きが意識され、ドル円・クロス円はギャップダウンして始まった。その後、原油価格や株価が上昇したことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きが続いた。そして週末、日銀はマイナス金利の適用拡大を検討しているとの報道を受け、翌週の金融政策決定会合で、日銀が追加緩和に踏み切るとの観測が強まったことから、円売りが加速した。ドル円・クロス円は週末に一段の上昇となった。

今週の展望

今週は、日米の金融政策発表に注目したい。4/27の米国のFOMCでは、政策変更は予想されていないが、利上げ見送りの一因とされた海外リスクへの懸念が後退するようなら、次回6月の利上げの期待が高まる可能性もあるだろう。また、4/28の日銀金融政策決定会合では、先週末に期待の高まった追加緩和が決定されるのか注目したい。先のG20で通貨安に対する牽制があったものの、熊本地震が日本経済に与える悪影響を阻止するという目的で追加緩和を決定する可能性も指摘されており、発表に注目したい。そして、先週末に日銀の追加緩和観測を背景に円売りが加速していることから、無風なら円買い戻しの動きとなる可能性も想定しておきたい。また、FOMCや日銀金融政策決定会合を控えて様子見ムードが強まる可能性や、逆に思惑が交錯する可能性も考えられることから、発表までの動きにも注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

109.34 〜 113.81

 

今週の予想

先週は、ギャップダウンして始まったものの、原油価格や株価が堅調な動きとなったことから、投資家のリスク志向の円売りが優勢となった。ただ、米経済指標がまちまちの結果となったことや、FOMCを翌週に控えて様子見ムードも出ており、やや値動きは限定的となった。しかし、週末には、日銀の追加緩和の可能性が高まったことを受けて、円売り・ドル買いが優勢となり、ドル/円は、週明けの107.84から111.81まで上昇した。
今週は、堅調な動きが予想される。注目は、4/27のFOMCの金融政策発表だが、今回はイエレンFRB議長の会見もなく、政策の変更は無いだろう。ただ、追加利上げの見送り要因となった海外リスクに関する見方に変化が見られるのか注目される。海外リスクに対する懸念が後退したとのニュアンスとなっているようなら、6月の利上げ期待が高まる可能性もあり、ドル買い要因となるだろう。また、先週末に日銀の追加緩和の可能性が高まったとの見方が広がったことから、4/28の日銀の金融政策発表の結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

123.38 〜 126.45

 

今週の予想

先週は、原油の増産凍結協議が合意しなかったことを受けて、原油価格が下落し、リスク回避の動きから週明けはギャップダウンして始まった。ただ、その後原油価格が反発したことや、株価が堅調な動きとなったこともあり、円を売る動きが優勢となった。そして、注目されたECB理事会後の定例会見で、ドラギECB総裁がインフレや経済について楽観的な見通しを示したことを受けて、ユーロは主要通貨に対して一時上昇した。しかし、金利は現行又はそれ以下の水準が長期間続くと発言したことなどが嫌気され、一転して大きく下落した。
今週は、日米の金融政策発表が予定されており、結果に左右される可能性が考えられる。先週、米国の早期利上げ期待の高まりや、日銀の追加緩和の可能性が高まったとの見方を受けて、無風となるようなら、ドル売り・円買いの動きとなり、ユーロ圏の金融政策に対する懸念が加わる場合には、ユーロは上値の重い動きとなる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

156.21 〜 162.59

 

今週の予想

先週は、主要産油国による週末の増産凍結協議が不調に終わったことが影響して、英ポンドは週明けから軟調な動きとなった。その後、原油価格が反発したことや、株価も堅調な動きとなったことを受けて、安全資産とされる円を売る動きが優勢となった。また、週末には、日銀が追加緩和に踏み切るとの観測が強まったことを受けて円売りが優勢となり、ポンド/円は週明けの152.53から161.19まで上昇し、4/1以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。原油価格や株価動向、日米の金融政策発表が今週の注目材料であり、先週は円売りの動きでポンド/円は堅調な動きとなったが、英国の経済指標の悪化や、英国のEU残留・離脱の思惑もあり、対ドルなどでは上値の重い動きも見られた。そのため、円売りの動きが強まらない場合には、英国経済や、EU残留・離脱の思惑が改めて材料視され、上値の重い動きとなる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

84.30 〜 87.80

 

今週の予想

先週は、原油価格や株価が堅調な動きとなったことから、投資家のリスク志向が高まり、安全な資産とされる円を売る動きが優勢となった。また、豪州の経済指標が比較的堅調な結果となったこともあり、豪ドル/円は堅調な動きとなった。週後半には原油価格が反落したことから、上値の重い動きも見られたが、週末には日本の追加緩和期待が高まったことから円売りが優勢となり、豪ドル/円は86.39まで上昇し、4/1以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。引き続き、原油などの資源価格や株価の動きに左右される可能性が考えられるが、米国の早期利上げ期待が高まるか、日銀が追加緩和を決定するのか日米の金融政策発表にも注目したい。いずれも豪ドル相場に影響があり、発表まで思惑が交錯する可能性も想定しておきたい。豪州国内では、4/27の消費者物価指数の結果に注目したい。また、先週対ドルで0.78ドル台まで上昇し、2015年6月以来の高値を付けたことから、豪ドル高を警戒する動きにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.50 〜 7.90

 

今週の予想

先週は、原油価格が堅調な動きとなったことを好感して、週明けから資源国通貨が堅調な動きとなった。また、株価も上昇したことから、投資家のリスク志向の動きも強まった。その後、上値の重い動きとなったが、週末に円売りが加速し、ランド/円は週明けの7.32から7.79まで上昇、1/4以来の高値を付けた。
今週は、底固い動きが予想される。再び原油生産国の増産凍結への期待が高まったことや、日本の追加緩和の可能性を背景に、ランド/円は堅調な動きも考えられる。また、南アフリカの物価指数(4/28)や、貿易収支(4/29)の発表が予定されており、いずれも改善が予想されている。結果が予想通りなら、南ア・ランドの押し上げ材料となるだろう。ただ、米国の早期利上げ期待が高まる場合や、期待の高まった日本の追加緩和がない場合には、上値の重い動きとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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