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2024-03-29 00:56:23

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年4月18日

週間マーケット展望 2016年4月18日

先週の振返り

先週は、原油価格の上昇や堅調な株価動向を受けて、ドル円・クロス円は序盤から堅調な動きとなった。また、米当局者のタカ派的発言を受けて、ドルが主要通貨に対して上昇した。しかし、週後半には、連日日本で発生した地震や、週末の原油価格、株価の下落を受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い動きが予想される。4/17の産油国会合の減産凍結協議の結果を受けた原油価格の動きや、それに伴う世界的な株価の動きが注目される。また、ECB理事会や、その後の総裁の会見も注目されている。減産凍結協議がまとまらない場合には、原油安・株安となる可能性もあり、ECBでさらなる追加緩和の可能性が示唆された場合にも、リスク回避の動きが強まる可能性も想定しておきたい。米国では、住宅関連の経済指標の発表が予定されており、改善が続くようなら、早期の利上げの思惑が再び高まる可能性もあるだろう。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

107.60 〜 110.65

 

今週の予想

先週は、週明けにやや上値の重い動きとなったものの、その後に発表された米物価関連の経済指標が堅調な結果となったことや、米当局者が金融政策に関してタカ派的な姿勢を示したことを受けて、堅調な動きとなった。ただ、週末には原油価格が大きく下落したことなどからリスク回避の動きが強まり、ドル/円は反落した。
今週は、上値の重い展開が予想される。先週後半の円買いの動きが一服するのか、また産油国会合の結果を受けた原油価格の動向に注目したい。そして、今週は主要な米国の経済指標の発表が続くが、堅調な結果となるようなら、ドルの押し上げ要因となる可能性も考えられる。ただ、110円台では利益確定売りや、本邦輸出企業からの売りも予想されることから、ここを完全に突破できるかどうかが、一段の上昇となるかどうかのポイントとなるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

120.00 〜 124.00

 

今週の予想

先週は、株価や原油価格の上昇もあり、序盤は堅調な動きとなった。その後は、ユーロ圏の消費者物価が改善されたものの、前年比で横ばいだったことで、ECBの目標から依然として乖離していることを嫌気して、ユーロが対ドルなどで下落した。そして、週末の原油価格や株価下落を背景に、上値の重い動きが続いた。
今週は上値の重い動きが予想される。注目は、4/21のECB理事会であり、マイナス金利の悪影響が懸念されているが、消費者物価の改善が見られることから、現状維持が予想されている。予想通りの結果なら、底固い動きも考えられる。ただ、発表までのユーロの動きを加味して対応したい(結果を見越して上昇が続いた場合には、やや上値は限定的か)。また、ドラギECB総裁の会見での発言にも注目したい。特に、今後の金融政策に関する発言には敏感に反応する可能性があることから注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

151.66 〜 156.67

 

今週の予想

先週は、序盤から原油価格の上昇や株価の上昇を好感して堅調な動きとなった。また、英国のインフレ率が加速し、1年3ヵ月ぶりの高水準に達したことも影響し、ポンド/円は週明けの151.98から155.76まで上昇した。しかし、金融政策発表では、予想通り現状維持が決定されたが、EU離脱の恐れが英国の成長を圧迫している可能性があることや、離脱が選択された場合には、資産価格とポンド相場に大きな影響を与える公算があると指摘されたことを受けて、やや軟調な動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。英中銀MPCでも、英国のEU離脱問題が英国経済に影響する可能性が指摘されており、またG20の声明でも取り上げられるなど、影響の大きさが窺える。最新の世論調査では、EU残留・離脱が引き続き拮抗しており、6月の投票まで懸念は続くだろう。そのため、積極的にポンドを買い難い状況が続くことが予想される。今週は、4/20に雇用統計、4/21に小売売上高など、英国の主要な経済指標の結果に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

82.90 〜 85.00

 

今週の予想

先週は、原油価格が週明けから堅調な動きとなったことや、主要国株価が堅調な動きとなったことを好感して、投資家のリスク志向が高まり、比較的安全な資産とされる円を売る動きが優勢となった。また、豪州の企業景況感の経済指標が2008年2月ぶりの高水準となったことや、豪州の失業率や雇用者数が大きく改善したことを受けて、豪ドル/円は週明けの81.08から84.77まで上昇し、4/4以来の高値を付けた。ただ、週末には、原油価格が下落したこともあり、やや上げ幅を縮小した。
今週は、底固い動きが予想される。資源価格や株価が一服となる場合には、影響を受ける可能性があるものの、米国の早期の追加利上げの後退観測や、豪州経済の改善もあり、底固い動きが考えられる。ただ、豪ドル高が進行していることに対する懸念もあることから、上値もやや限定的と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.20 〜 7.69

 

今週の予想

先週は、堅調な株価動向や原油価格の上昇を受けて、投資家のリスク志向の動きが強まり、南ア・ランドは週明けから堅調な動きとなった。また、南アフリカの小売売上高が市場予想に反して改善となり、2014年1月以来の高水準となったことを受けて、ランド/円は週明けの7.19から7.57まで上昇し、約2週間ぶりの高値を付けた。ただ、週末には原油価格が下落したことから、やや軟調な動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週は、南アの経済指標や、中国の経済指標の結果が堅調だったことが好感される動きとなった。ただ、先行きへの不透明感があることや、格付け会社が格下げの可能性を示唆したとの報道もあり、当面は上値の重い動きが続く可能性が考えられる。また、鉱山労組の労使交渉が早々に合意したとの報道は好感される材料であり、米国の早期利上げ期待が後退していることも下値を支える要因となるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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