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2024-04-19 11:12:16

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年4月4日

週間マーケット展望 2016年4月4日

先週の振返り

先週は、週明けから全般的に小動きの展開となったが、イエレンFRB議長が講演で、経済・金融環境は若干悪化しているとの認識を示し、利上げに関しては慎重に進めるとハト派的な発言をしたことを受けて、早期の追加利上げに対する期待感が後退し、ドルは主要通貨に対して下落した。一方、利上げ期待が後退したことで、ユーロや資源国通貨はドルや円に対して堅調な動きとなった。週末の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想を上回ったものの、失業率が悪化したことから、やや限定的な動きとなった。ただ、原油価格の下落が続いたことが影響して、ドル円・クロス円はやや軟調な動きが続いた。

今週の展望

今週の序盤はやや限定的な動きも予想される。注目されたイベントが終了したことや、米国の利上げに対する思惑が一旦仕切り直しとなっていることもあり、材料待ちの展開だろう。その中で、米国の金融当局者の発言が今週も続くことから、発言の内容に注目したい。特に、追加利上げに関する発言には敏感に反応する可能性も考えられる。また、軟調な動きが続いている原油価格の動向にも目が離せないだろう。特に、4/17のOPECの会合を控えて各国の牽制発言が徐々に多くなる可能性も考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

111.00 〜 113.81

 

今週の予想

先週は、複数の米当局者の発言の影響で堅調な動きとなった前週の流れを引き継ぎ、週明けも堅調な動きとなった。しかし、注目されたイエレンFRB議長の講演では、経済・金融環境は若干悪化しているとの認識を示したことや、利上げに関して慎重に進めると発言したことから、それまで高まっていた追加利上げ期待が後退し、ドルは主要通貨に対して下落した。また、週末の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想を上回る結果となったものの、失業率が悪化したことから、上値は限定的となった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。先週の雇用統計で非農業部門雇用者数や、賃金の伸びが前回から改善したものの、4月の利上げは正当化されないとの見方が広がっている。ただ、マーケットでは、4月は無いが6月の可能性はあるとの期待感も残っている。特に、先週末に発表されたISM製造業指数が、半年ぶりに景気拡大・縮小の判断基準を上回る結果となったことから、再び期待感が高まる可能性もあるため、下値はやや限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

124.42 〜 128.18

 

今週の予想

先週は、週明けイースター休暇で欧州市場が休場となったが、日米市場の株価が上昇したこともあり、週明けから堅調な動きとなった。また、イエレンFRB議長が利上げに関してハト派的な発言をしたことから、前週まで高まっていた米国の追加利上げ期待が後退したことで、ユーロは対ドルで上昇となり、対円でも堅調な動きとなった。ユーロ/円は、週明けに126.42から128.22まで上昇したが、週末の米経済指標がまずまずの結果となったことから、反落した。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。先週は、ユーロの強さというよりも、ドルや円の動きに左右される(月末の円フローや米金融政策の思惑)動きが要因だったと考えられる。今週は、ユーロ圏の物価関連(4/4)や小売売上高(4/5)、ECB理事会議事録(4/7)などが予定されており、結果に注目したい。そして、今後のユーロ圏の金融政策に対する思惑が交錯するようなら、想定以上の動きとなる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

156.22 〜 161.75

 

今週の予想

先週は、週明けからポンドが主要通貨に対して堅調な動きとなり、ポンド/円は160.04から162.59まで上昇した。ただ、その後は、原油価格の下落などもあり、やや上値の重い動きが続いた。そして、週末には英国が実施するEU残留・離脱を問う国民投票の意向に関する世論調査で、引き続き賛成・反対が拮抗していることが不安心理をあおる結果となったことや、米雇用統計の非農業部門雇用者数、その後の製造業関連の指標が改善したことから、対ドルで軟調な動きとなったことも加わり、英ポンドは軟調な動きが続いた。
今週は、上値の重い展開が予想される。今週は、建設業PMI(4/4)、非製造業PMI(4/5)や貿易収支(4/8)など、主要な英国の経済指標の発表が予定されており、結果に注目したい。また、最近では、英国が実施するEU残留・離脱を問う国民投票(6/23)に関する各社の世論調査の結果を受けて、思惑が交錯する場面もあることから、調査結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

84.14 〜 87.00

 

今週の予想

先週は、週明けから株価が比較的底固い動きとなったことから、豪ドル/円も堅調な動きとなった。また、注目されたイエレンFRB議長の講演では、利上げに関して慎重な姿勢を示したことから、米国の追加利上げ期待が後退したことを受けて、豪ドルは対ドルで一段の上昇となり、対円でも堅調な動きとなった。ただ、週末には米国の非農業部門雇用者数が予想を上回ったことや、その後の指標が改善したことを受けて、豪ドルはやや上値の重い動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。米国の4月の利上げの可能性が後退したとの見方が広がったことは、豪ドルにとっての支援材料となるだろう。また、原油価格の下落が止まり、反発する場合には下支え要因となるだろう。そして、4/5には豪州の金融政策発表が予定されており、政策金利などは現状維持が予想されている。ただ、対ドルでは2015年6月以来の高値水準まで値を戻していることから、声明や当局者などから豪ドル高に対する牽制発言が出る可能性もあり、その場合には影響が出る可能性もあることから、注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.38 〜 7.80

 

今週の予想

先週は、週明けから貴金属価格の上昇などを受けて、堅調な展開となった。また、イエレンFRB議長が講演で追加利上げに関してハト派的な発言をしたことを受けて、米国の早期追加利上げ期待が後退したことからドルが売られ、南ア・ランドは堅調な動きとなった。ランド/円は、週序盤の7.26から7.69まで上昇したが、週末にはやや上値の重い動きとなった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。米国の追加利上げ観測がやや後退したことはランドにとっては支援材料だが、南アフリカの政治的問題などの懸念要因がある。また、経済指標の改善が見られるものの、格付け会社による南ア国債の格下げの可能性の懸念があることから、上値はやや限定的と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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