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2024-03-29 19:56:20

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年2月29日

週間マーケット展望 2016年2月29日

先週の振返り

先週は、週明け株価が上昇したことから、序盤堅調な動きも見られた。しかし、その後は、北朝鮮が韓国と米国に対する先制的攻撃の可能性を警告したとの報道や、株価や原油価格の下落を受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全な資産とされる円を買う動きが優勢となった。また、英国のEU離脱問題を背景に、英ポンドやユーロが主要通貨に対して軟調な動きとなった。ただ、週後半には、株価や原油価格も反発となり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

今週の展望

今週は、先週の流れを引き継いで比較的堅調な展開が予想される。原油価格や株価の動向にはまだ不安要素があることから、引き続き注意が必要だろう。今週は、週末の米雇用統計をはじめ、米国の主要な経済指標の発表が予定されており、結果には注目したい。やや米景気の後退観測が出ていたものの、先週末の指標結果を受けて、やや楽観的な見方も出ている。また、利上げペースなどに関する要人発言にも注目したい。そして、3/1はスーパーチューズデーだが、大統領候補者から内外の金融政策に対する発言があったことから、結果によっては思惑が交錯する可能性も考えられるため、こちらの結果にも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

111.90 〜 115.27

 

今週の予想

先週は、週明けやや材料に乏しい中、株価や原油価格が上昇したことを受けて、堅調な動きとなった。その後、米住宅関連の経済指標が悪化したことや、原油の供給過剰に対する懸念が再び強まり、原油価格が大きく下落したことから、ドル売り・円買いの動きが優勢となり、ドル/円は111.05まで下落する動きとなった。週後半には、株価や原油価格が上昇したことや、米GDPや個人消費などが堅調な結果となったことを好感して、ドル/円は114円近辺まで上昇する場面もあった。
今週は、底固い展開が予想される。引き続き、原油価格や株価の動きが目先の相場を左右する可能性も考えられる。しかし、週末に米雇用統計を控えるなど、主要な経済指標の発表が週前半から予定されており、先週末のような結果が続く場合、ドルは底固い展開が続く可能性もあるだろう。そして、米雇用統計の結果を受けて、利上げのペースなどの思惑が交錯する可能性も考えられることから、結果には注目したい。また、3/1はスーパーチューズデーであり、大統領候補を事実上決定付ける日であることから、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

123.20 〜 127.16

 

今週の予想

先週は、英国のEU離脱の影響が警戒されたことや、株価や原油価格の下落を受けて、軟調な動きとなり、ユーロ/円は122.46まで下落し、2013年4月以来の安値を付けた。週末にかけては、原油価格や株価が反発したことや、値頃感の買い戻しもあり、125円台まで値を戻したものの、やや上値の重い動きとなった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。下落が続いた反動から、値を戻す展開も考えられる。また、これに合わせて、原油価格や株価が堅調な動きとなる場合には、戻り幅が拡大する可能性もあるだろう。ただ、週末に米雇用統計を控えていることや、来週のECB理事会で追加緩和策が決定されるとの懸念もあり、特に週後半は上値の重い動きとなる可能性も想定しておきたい。また、追加緩和策が確実視されていることから、追加緩和の内容に対する思惑が交錯する可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

155.00 〜 161.57

 

今週の予想

先週は、英国のキャメロン首相が、EU離脱の是非を問う国民投票を6/23に行うと表明したことを受けて、英国のEU離脱問題をめぐる懸念を背景に、英ポンドは週明けから軟調な動きとなった。また、ロンドンの市長が、EU離脱を支持すると表明したことも意識され、ポンド/円は154.75まで下落し、2013年10月以来の安値を付ける動きとなった。週後半には、大きく下落した反動で158円台まで値を戻した。
今週は、やや底固い動きが予想される。英国のEUからの離脱懸念を背景に英ポンドは下落したが、やや過剰に反応したとも考えられ、目先は落ち着いた動きが考えられる。そして、実際の投票までは、世論調査の結果が相場を左右する可能性が考えられる。ただ、EU離脱問題に関する要人発言に反応する可能性も考えられることから、注意したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

79.60 〜 82.50

 

今週の予想

先週は、週明け世界的に株価が上昇したことや、原油価格が上昇したことを受けて、豪ドル/円も82円台まで上昇する動きとなった。その後、株価や原油価格が下落したことが影響し、豪ドル/円は79.61まで下落し、2/12以来約2週間ぶりの安値を付ける動きとなった。週末には再び82円台まで上昇したものの、上値の重い動きとなった。先週は、豪州の主要な経済指標の発表が少なかったことから、通常以上に株価や原油価格などの外部的な要因に左右される動きが続いた。
今週は、底固い動きが予想される。今週は、3/1に政策金利発表、3/2にGDP、3/3貿易収支、3/4小売売上高と、豪州の主要な経済指標の発表に注目したい。政策金利発表では、今回は据え置きが予想されているが、マーケットでも6月まで据え置きが予想されており、サプライズの可能性は少ないだろう。ただ、声明の内容には注目したい。また、引き続き原油価格や株価の動向にも注意が必要だろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

6.85 〜 7.39

 

今週の予想

先週は、週明け株価が堅調な動きとなったことから、序盤は堅調な動きとなった。しかし、その後株価が下落したことや、南アの予算発表で、全般的に即効性に乏しいとの失望が広がったことを受けて、下落に転じた。その後に発表された南アの物価指数や雇用統計が堅調な結果となったことから、一時反発したものの、週末には再び軟調な動きとなり、ランド/円は7.02まで下落し、2/11以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、軟調な展開が予想される。原油価格や株価の動向が引き続き影響すると考えられ、両市場の動きには注目したい。そして、今週は、2/29に貿易・財政収支、3/1GDP、3/3電力消費・発電などの、南アの重要な経済指標の発表が予定されており、貿易・財政収支は大きなマイナスが予想されている。特に1月は季節的に大きくマイナスになる可能性があることから、ある程度想定内だが、一応注意したい。また、週末の米雇用統計の結果にも影響を受ける可能性も考えられることから、注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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