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2024-03-29 21:06:16

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年2月15日

週間マーケット展望 2016年2月15日

先週の振返り

先週は、原油価格の下落が続いたことや、世界的に株価が下落したことを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全な資産とされる円を買う動きが優勢となった。そして、イエレンFRB議長の議会証言では、利上げのペースがより緩やかになる可能性が指摘されたことや、米国の景気後退リスクの不安が指摘されたことを受けて、ドルは主要通貨に対して軟調な動きも見られた。一方、ユーロ圏ではギリシャ支援に関する懸念や、金融セクターに対する懸念など、リスク要因が強まったことも、円買いを加速させる要因となったが、日銀の介入の噂などもあり、安値後は値を戻す動きとなった。

今週の展望

今週は、値を戻す動きが予想される。大きく下落した反動が先週末から出ているが、この流れが続く可能性が考えられる。ただ、原油価格や株価が不安な動きとなる場合には、再びリスク回避の動きが強まる可能性も想定しておきたい。また、春節明けの中国市場の動きには警戒も必要で、特に週明けの中国の貿易収支や、2/18の消費者物価指数の結果には注目したい。そして、日銀のマイナス金利が2/16から適用されるが、マーケットの反応には一応注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

112.00 〜 115.50

 

今週の予想

先週は、原油価格や株価が大きく下落したことから、投資家のリスク回避の円買いの動きが強まり、ドル/円は週明けから軟調な動きとなった。また、イエレンFRB議長が、議会証言で経済環境が悪化すれば利上げのペースは想定よりさらに緩やかになる可能性を示唆したことで、3月の利上げは見送られるとの見方が強まり、ドル売り・円買いが優勢となった。ドル/円は、週明けの117.50から111.00まで下落し、2014年10月以来の安値を付ける動きとなった。その後は、日銀の介入の噂などもあり、やや思惑が交錯し、113円台まで値を戻す動きとなった。
今週は、堅調な動きが予想される。円買いの動きもやや一服しており、一旦値を戻す動きが考えられる。ただ、原油価格の下落不安が残っている上、米国の景気後退リスクの不安が広がっていると指摘されたことから、やや限定的な動きも考えられる。そのため、原油価格の動向や米経済指標の結果などにも注目したい。また、春節明けの中国や米国の主要経済指標が悪化する場合には、リスク回避の動きが再燃する可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

125.79 〜 128.50

 

今週の予想

先週は、序盤から原油価格や株価が下落となったことを受けて、週明けから軟調な動きとなった。その後、底固い動きが見られたものの、ギリシャ支援に関する懸念が再燃したことや、欧州全体の金融セクターに対する懸念が出たことも加わり、ユーロ/円は125.79まで下落し、2013年6月以来の安値を付ける動きとなった。そして、円売り介入の噂が出たことや、株価や原油価格が反発したこともあり、週末には127円台まで上昇した。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。円買いの動きは、先週末にやや失速しており、週替わりで反転する可能性も考えられる。ただ、欧州金融セクターやギリシャ支援に関する問題が出ており、どこまで影響が出るのかを見極めたい。また、来月の追加緩和の可能性も予想されることから、積極的には買い難い状況が続くと考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

161.50 〜 167.65

 

今週の予想

先週は、週明けから原油価格の下落が続き、それを受けて世界的に株価が大きく下落したことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、円を買う動きが優勢となった。また、英貿易赤字が拡大し、2015年初め以降最大となったことも影響し、主要通貨に対して軟調な動きとなった。そして、週後半に円買いが加速し、ポンド/円は週明け高値の170.64から159.83まで下げる動きとなった。その後、介入などの思惑などもあり、164円台まで値を戻す動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。原油価格は先週末に反発しており、株価も反発している。この流れが続く場合には、円買いの動きも一服し、値を戻す展開が考えられる。このところ、原油や株価の動向に相場が左右される動きが続いていたが、これが落ち着けば、経済指標の結果などが注目されるだろう。今週は、2/16の物価関連、2/17の雇用統計、2/19の小売売上高など、英国の主要な経済指標の発表に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

79.00 〜 82.10

 

今週の予想

先週は、序盤から株価や原油価格が大幅下落となったことを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。その後、豪州の経済指標が堅調な結果が続いたことから、やや底固い動きも見られた。しかし、円買いの勢いは止まらず、豪ドル/円は77.60まで下落し、2012年6月以来の安値を付ける動きとなった。その後は、思惑も交錯し、80円台まで反発する動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。大きく下落した反動が各市場で始まっており、これが継続するようなら、豪ドル/円も一旦値を戻す動きとなる可能性も考えられる。特に、先週発表された豪州経済指標が比較的堅調な結果だったことから、この流れが続けば堅調な動きが続く可能性も考えられる。今週は、2/17の景気先行指数、2/18の雇用統計に注目したい。ただ、原油価格や株価の動きが引き続き不安定となる場合には、その影響を受ける可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド高

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

6.92 〜 7.40

 

今週の予想

先週は、週明けから原油価格や株価の下落が続いたことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、ランド/円は軟調な動きとなった。その後、イエレンFRB議長の議会証言を受けて、米国の追加利上げ観測が更に緩やかになるとの見方が広がったことから、上昇する場面もあった。しかし、株価やエネルギー価格の下落が続いたことから、再び軟調な動きとなり、ランド/円は約3週間ぶりの安値を付ける動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。エネルギー価格や株価の動きが材料視されているが、先週の南アの経済指標は、比較的堅調な結果だった。今週も比較的堅調な結果が予想されているため、エネルギーや株価の動きが一服する場合には、底固い動きとなる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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