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2024-04-25 10:11:40

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年2月8日

週間マーケット展望 2016年2月8日

先週の振返り

先週は、原油価格や株価の下落が続いたことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全な資産とされる円を買う動きが優勢となった。また、米経済指標の悪化が続いたことや、米当局者のハト派的発言もあり、ドルが主要通貨に対して軟調な動きとなった。ただ、週末の米雇用統計では、注目の非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回ったものの、失業率が2008年2月以来の4%台に改善したことや、賃金の伸びも予想を上回ったことが好感され、ドルを買い戻す動きも見られた。ただ、株価の下落が続いたことから、クロス円は上値の重い動きが続いた。

今週の展望

今週は、全体的にやや上値の重い動きが予想される。月末・月初の大きなイベントも終了し、やや一服感となる可能性もある。また、中国が春節(旧正月)の連休に入ることから、中国経済に対する懸念は出難いだろう。ただ、突発的な出来事(テロや北朝鮮のミサイル発射など)があった場合には、予期せぬ動きとなる場合もあることから注意したい。
今週は、2/8に日銀の金融政策決定会合(1/28-29分)の「主な意見」の公表が予定されており、マイナス金利政策の導入(5対4の1票差で決定された)に関してどのような意見が出たのか注目したい。また、2/10、2/11にはイエレン米FRB議長の議会証言も予定されており、最近の経済状況や利上げに関して、先週の当局者と同様にハト派的な発言となるのか注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

115.57 〜 118.50

 

今週の予想

先週は、週明けから米経済指標が冴えない結果が続き、米経済の先行き不安が意識されたことや、米当局者のハト派的発言が続いたことを受けて、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。また、株価や原油価格が下落し、円買いの動きが強まったことも影響し、ドル/円は週明けの121.49から116.29まで下げる動きとなった。また、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を下回ったものの、賃金の伸びが予想を上回ったことや、失業率が改善したことから、やや売り買いが交錯する動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週の米雇用統計では、まちまちの結果となったものの、評価としては、まずまずの結果となり、利上げ期待の後退とはならなかった。しかし、利上げ以降、経済指標の悪化が目立っており、米経済に対する先行き不安もあることから、やや上値の重い動きが続く可能性もあり、今後の経済指標の結果にも注目が集まるだろう。また、株価や原油価格の動向次第で、対円の動きも左右されることから、こちらの動きにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

128.26 〜 131.66

 

今週の予想

先週は、週明けから米経済指標の冴えない結果が続いたことや、米FRB副議長のハト派発言が影響して、ドルが対ユーロなどで下落となり、ユーロ/円も堅調な動きとなった。しかし、世界的な株価下落や、資源価格の下落を受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、ユーロ/円は軟調な動きとなった。ただ、ユーロは主要通貨に対して堅調な動きとなっていることから、ユーロ/円も底固い動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。先月末から日米の金融政策発表(先々週)、米雇用統計(先週)の発表が続き、マーケットの注目がユーロからやや逸れていた。ユーロは、底堅い動きが続いているが、日米のイベントが終了したことから、ユーロに注目が向く可能性もある。2/12はドイツ、ユーロ圏のGDPも発表される。特に、ECBによる2016年3月の追加緩和の可能性が再びクローズアップされれば、上値の重い動きが続く可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

166.99 〜 172.50

 

今週の予想

先週は、前週末の流れを受けて、週明けから堅調な動きとなった。しかし、その後、世界的に株価が大きく下落したことや、原油価格が下落したことを受けて、軟調な動きとなった。また、英中銀のMPC(金融政策委員会)で政策金利が据え置かれたが、2015年7月以来の全会一致での決定となったことを受けて、ポンドは主要通貨に対して軟調な動きとなった。そして、週末には株価や原油価格の下落を受けて英ポンドは一段の下げとなり、ポンド/円は週明けの175.02から169.00まで下げる動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。米国に次ぐ利上げ政策に対する期待感が高かったものの、金融政策委員会でそれまで利上げを支持していたメンバーが、今回据え置きに回ったことから、利上げ期待も後退している。何より、今年の英GDPや賃金の伸び率見通しを引き下げたことも懸念材料となるだろう。今後、英経済指標の結果に過敏に反応する可能性もあり、特に物価関連の指標には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

81.49 〜 85.06

 

今週の予想

先週は、週明けに堅調な動きとなったものの、その後は株価や資源価格の下落などを受けて軟調な動きとなった。また、豪中銀が、必要ならば緩和余地があるとの認識を示したことも影響した。そして、週末には米雇用統計で雇用者数の伸びが予想を下回ったことを受けて、米株価が大きく下落する動きとなったことや、原油価格の下落も加わったことから、豪ドル/円は82.59まで下げ、週明けから3.5円以上の下落となった。
今週は、上値の重い展開が予想される。引き続き不安の残る原油をはじめとした資源価格の動きや、株価の動向が注目される。株価や資源価格が下振れする場合には、豪ドル/円も一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。ただ、豪州の雇用など、経済指標の改善が見られることや、今週は中国が春節(旧正月)の連休となることから、下値は限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.08 〜 7.50

 

今週の予想

先週は、週明けに発表された南アの経済指標が予想以上の悪化となったことから、南ア・ランドは序盤から軟調な動きとなった。また、世界的に株価が大きく下落し、週明けから原油価格の下落が続いたことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、ランド/円は7.67から7.20まで下げる動きとなった。その後は、値を戻す動きとなったものの、上値の重い動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。資源価格や世界的な株価動向が安定するまでは、上値の重い動きが続く可能性が考えられる。今週は、2/11に南アの金・鉱物生産、製造業関連の経済指標の発表が予定されており、やや悪化も予想されていることから、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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