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2024-04-25 06:09:51

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2016年1月12日

週間マーケット展望 2016年1月12日

先週の振返り

先週は、中国経済の減速懸念や、中東情勢の緊迫化を背景に、投資家のリスク回避の動きが強まったことから、世界的に株価が大きく下落し、安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。そのため、ドル円・クロス円は大きく下落する動きとなり、ドル/円は2015/8/25以来、ユーロ/円は2015/4/16以来の安値を付けた。また、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を大きく上回る結果となったものの、反応は限定的となり、その後は株価の下落を背景に、ドル円・クロス円はやや軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、全般的に上値の重い展開が予想される。目先は、中国経済の減速懸念や、中東情勢の緊迫化が緩和されるのかどうかに注目が集まっている。懸念が一服し、株価が反発するようなら、ドル円・クロス円も値を戻す動きとなる可能性もあるだろう。しかし、引き続き懸念が高まり、株価が一段の下落となる場合には、リスク回避の動きから、安全資産とされる円を買う動きが強まる可能性も想定しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル安

長期

米ドル安

週間予想レンジ

116.37 〜 119.18

 

今週の予想

先週は、中国経済の減速懸念を背景に、投資家のリスク回避の動きが強まったことから円買いの動きが先行し、序盤からドル/円は軟調な動きとなった。また、米経済指標が市場予想を下回る結果が続いたことや、FOMCの議事録で物価低迷に対する懸念が多かったことが明らかにされたこともドルを圧迫した。ドル/円は、週明けの120.48〜117.34まで下落し、8/24以来の安値を付ける動きとなった。そして、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想以上となったことを受けて、一時118.80台まで上昇したものの、上値は限定的となり、再び117円台まで下げる動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。米雇用統計の結果は、追加利上げの後押し材料となるが、その他の指標がまちまちの結果となり、全体的に米景気の力強さにはやや欠けるところがある。また、中国経済の減速懸念を背景とした世界的な株価下落や、中東情勢の不安があり、2015年9月の状況と同様に、世界経済の不安から追加利上げの後退観測も高まりかねない状況である。このことから、中国や中東に対する不安が解消されるまでは、追加利上げの話題で強気になれない状況が続く可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

126.79 〜 130.76

 

今週の予想

先週は、中国経済の減速懸念を背景に、世界的な株価下落につながったことから、リスク回避の円買いが優勢となり、ユーロ/円は週明けの130.76から126.79まで下げる動きとなった。ただ、昨年12月上旬からユーロ下落が続いたことに対する反動などから、ユーロを買い戻す動きもあり、週末には129.04まで値を戻す動きも見られた。
今週は、底固い動きが予想される。引き続き、中国経済の減速懸念や人民元問題を背景にしたリスク回避の動きが強まる可能性もある。マーケットでは、ユーロ売りポジションが依然として多く積み上がっており、米雇用統計が堅調な結果となったものの、世界的な金融市場の混乱を背景に、米国の利上げペースが緩やかになるとの見方が強まる場合には、ユーロ売りポジションの買い戻しが進み、ユーロ/円の押し上げ要因となる可能性もある。そして、懸念となっている中国経済の減速懸念や中東情勢などにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

168.03 〜 173.77

 

今週の予想

先週は、世界的な株価下落を背景に、投資家のリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。また、原油価格が2003年12月以来約12年ぶりの安値を付けたことも英ポンドを圧迫する要因となった。ポンドは対ドルで2010年6月以来の安値を付け、対円では週明けの177.39から170.50まで下落し、2014年10月以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。先週発表された英国の経済指標の結果は、経済の力強さに欠ける結果となり、依然として年内の利上げの可能性も後退している。また、経常・財政赤字も経済が堅調なら気にならないが、このような状況では下押し要因となるだろう。今週は、1/14に英国中銀の金融政策発表が予定されており、金融政策の変更などはないものの、声明や当局者の発言などには注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

79.41 〜 84.13

 

今週の予想

先週は、中国経済の減速懸念などを背景に、世界的な株価下落に発展し、投資家のリスク回避の動きが強まったことから、安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。また、貿易上の関係が深い中国経済の減速懸念が発端であることから、豪ドルは下げ幅を拡大する動きとなった。豪ドル/円は、週明けの87.83から81.80まで下落し、2012年10月以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。週替わりで動きが一服する可能性も考えられるが、再び中国経済の減速懸念や、中東情勢の不透明感がクローズアップされるようなら、引き続き円買い圧力が高まる可能性が考えられる。中国経済の懸念が高まる場合には、資源価格にも影響し、資源国通貨や新興国通貨に影響が残る可能性も考えられる。そして、1/14には、豪州の雇用統計の発表があり、前回大きく雇用者数が伸びたことから、今回はその反動で低下が予想されている。このような状況下であることから、過剰に反応する可能性もあり、注意したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

南アランド安

長期

もみあい

週間予想レンジ

6.94 〜 7.54

 

今週の予想

先週は、中国経済の減速懸念や中東情勢の緊迫化を背景に、投資家のリスク回避の動きが強まったことから、世界的に株価が大きく下落し、安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。また、昨年の米国の利上げも改めて材料視され、南ア・ランドは軟調な動きとなり、ランド/円は最安値を更新する動きとなった。
今週は、軟調な展開が予想される。先週末は、懸念された中国株が反発したものの、反発は一時的であり、日本や欧米の株価は引き続き軟調な動きが続いている。発端の人民元基準値の元安方向設定が人民元安容認と受け取られており、それほど中国経済の不安が高いと見られている。また、中東情勢の緊迫化や、米雇用統計の予想以上の改善による追加利上げに対する思惑もあり、一段の下げとなる可能性も考えられる。また、今まで大目に見られてきた南ア経済の先行き不透明感や、南ア政権の不安定さも改めて懸念され始めている。そして、7.54を下抜けたことで、下値のポイントは6.94が次の下値のポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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