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2024-04-19 11:35:03

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年12月14日

週間マーケット展望 2015年12月14日

先週の振返り

先週は、週明けから原油価格が大きく下落となり、株価下落に波及して、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。その後、南アフリカの財務相の突然の解任報道を受けて、南ア・ランドが主要通貨に対して大きく下落となったことで、投資家の不安心理が高まり、リスク回避の動きから、比較的に安全な資産とされる円を買う動きが優勢となった。また、週末には欧米の株価が大きく下落したこともあり、ドル円・クロス円は一段の下げとなった。

今週の展望

今週は、週央にFOMCが予定されており、序盤から様子見ムードが強まる可能性も考えられる。ただ、南アの不安や株価、原油価格の下落が続くようなら、ドル円・クロス円は週明けから軟調な動きとなる可能性も想定しておきたい。FOMCでは、利上げの決定が確実で、注目は2回目以降の利上げのペースとの見方も多く、結果に注目したい。そして、今回はイエレンFRB議長の会見が予定されており、利上げが決定された場合には、利上げペースのヒントを見極めたい。また、ある程度利上げを織り込んでいるとの見方もあるが、新興国通貨への影響にも一応注意したい。また、週末の日銀の政策決定会合、黒田総裁の会見も注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル安

週間予想レンジ

119.50 〜 123.50

 

今週の予想

先週は、序盤に発表された米経済指標が予想を下回る結果が続いたことから、序盤のドル/円はやや上値の重い動きとなった。そして、原油や株価の下落、南ア財務相の解任報道を受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル/円は軟調な動きとなった。その後、値を戻す動きも見られたものの、週末には株価が大きく下落したことや、来週にFOMCを控えてポジション調整の動きも見られ、ドル/円は一時120.59まで下落し、11/3以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。序盤はFOMCを控えて様子見ムードが強まる可能性もあり、やや限定的な動きが予想される。ただ、再びリスク回避の動きが強まるようなら、軟調な動きとなる可能性も想定しておきたい。FOMCでは、利上げが決定されるとの思惑も強く、注目は2回目以降の利上げのペースに移っていることから、利上げはすでに織り込まれているとの見方もある。このことから、利上げ見送りなら、一段の下げとなる可能性も考えられるが、先週の下落もあり、発表後の動きはやや限定的だろう。一方、利上げが決定された場合でも新鮮味に欠けることから、上値は限定的となる可能性が考えられる。そして、今回はイエレンFRB議長の記者会見が予定されており、利上げが決定された場合には、2回目以降の利上げのペースに関する発言に注目したい。最近は「緩やかなペース」との言動もあるが、どの程度の緩やかさなのかによっても動きに違いが出るだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

130.98 〜 134.22

 

今週の予想

先週は、前週の大幅高の影響も残っており、序盤はもみ合いの展開が続いた。その後は、南アの財務相の解任報道を受けて、ランドが大きく下落となり、リスク回避の動きが強まったことから、ユーロ/円は一段の下げとなる場面もあった。そして、週末も欧州の主要株価が大きく下落したことなどから軟調な動きが続き、ユーロ/円は132.64まで下げる動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。週央の米FOMCでは、利上げが決定されるとの見方も強まっており、マーケットでは利上げを織り込んだ動きも見られた。ただ、実際に利上げが決定された場合には、欧米との金融政策の違いや、ユーロ圏の更なる追加緩和の可能性が意識される可能性もあり、結果に注目したい。そして、12/3の大きな上昇で積み上がっていたユーロ売りポジションが解消されているが、再び積み上がる可能性も考えられる。当面は利上げ後のペースが注目されることから、イエレンFRB議長の会見内容に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

181.53 〜 185.40

 

今週の予想

先週は、序盤の英経済指標が予想外の悪化となったことや、原油価格が一段の下落となったことを受けて、序盤から軟調な動きとなった。その後は、値を戻す動きが見られたものの、英金融政策発表では、引き続き8対1で政策金利が据え置きとなったことを受けて、再び軟調な動きとなった。ポンド/円は、183.39まで下落となり、10/15以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。英国の貿易赤字が拡大するなど、経済指標の鈍化傾向が目立っており、利上げ期待も高まっていない。経済指標が悪化している要因としては、ユーロ圏の需要が低迷していることに加えて、ポンド高も影響していると考えられる。そして、今週は米国の利上げの可能性もあることや、南ア・ランドや株価の下落などへの懸念も残っていることから、ポンド/円は引き続き軟調な動きとなる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

85.43 〜 89.13

 

今週の予想

先週は、週序盤の建設関連や消費者関連の豪州経済指標が予想を下回る結果となったことから、豪ドルは軟調な動きとなった。そして、豪州の雇用統計が堅調な結果となったことから、豪ドルは反発となり、一時89円台まで上昇する動きとなった。しかし、週末には株価が大きく下落となったことや、南ア・ランドが一段の下げとなったことを受けて、豪ドル/円も週明けの90.48から86.87まで下落し、11/16以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。豪ドルは豪州経済指標の悪化をきっかけに反落となったが、10月終盤から堅調な展開が続いていた反動も出たと考えられる。特に、米FOMCを控えていることから、週後半は神経質な動きが考えられる。マーケットでは、米国の利上げはすでに織り込まれているとの見方もあるが、発表直後は対ドルなどで動きが出る可能性も考えられることから注意したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

7.40 〜 7.85

 

今週の予想

先週は、序盤南アの経常収支で赤字額が市場予想を上回ったことや、金生産量が前月から落ち込んだことを受けて、南ア・ランドは序盤から軟調な動きとなった。そして、南アのズマ大統領が、ネネ財務相を更迭したとの報道を受けて、財政問題に対する懸念が高まり、南ア・ランドは主要通貨に対して大きく下落した。南ア・ランドは、対ドルで最安値を更新し、対円でも週明けの8.61から7.54まで下落し、安値を更新する動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。先週大きく下落したことから、その反動で値を戻す動きも考えられるが、政府支出の抑制に取り組んでいたネネ氏を更迭したことで、大統領が推進していた原子力発電の促進や航空会社の救済など、支出拡大となる計画を進める場合には、財政不均衡が続く可能性もある。そのため、南ア経済は2009年のリセッション以来格付けが投資不適格級に引き下げられており、南ア・ランドは上値の重い動きが続く可能性が考えられる。当面は、大統領や新財務相の発言などに注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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