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2024-04-23 22:48:40

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年11月24日

週間マーケット展望 2015年11月24日

先週の振返り

先週は、フランスでの同時多発テロに対する懸念を背景に、週明けからリスク回避の動きが強まり、比較的安全資産とされる円が買われる動きとなり、ドル円・クロス円は週明けからギャップダウンで始まった。しかし、経済への影響は限定的との見方が広がり、その後値を戻す動きとなった。その後は、米国の12月の利上げ期待の高まりに対して、ECBの追加緩和観測を背景に、ドルは堅調な動きとなり、ユーロは軟調な動きとなった。ただ、週後半には、ドルは上値の重い動きとなった。

今週の展望

今週は、まちまちの展開が予想される。12月の米国の利上げの可能性が高まっているものの、マーケットでは来週の雇用統計次第との見方も出ていることから、積極的な売買が手控えられる可能性もあり、やや上値の重い動きが考えられる。また、ECB総裁が、来週の理事会での追加緩和の可能性を示唆したことから、引き続き上値の重い展開が続く可能性が考えられる。一方、堅調な株価動向や、下落した資源価格が値を戻すようなら、資源国・新興国通貨は比較的底固い展開が続く可能性も考えられる。特に、利下げサイクルが後退したとの見方が強まっている豪ドルは、堅調な動きが続く可能性が考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル安

週間予想レンジ

120.23 〜 123.76

 

今週の予想

先週は、前週末に発生したパリ同時多発テロを受けて、リスク回避の動きから、週明けはギャップダウンして始まった。しかし、経済への影響は限定的との見方が広がり、比較的安全な資産とされる円を売ってドルを買う動きが優勢となった。また、米国の12月利上げの可能性が高まったとの見方から、ドルが主要通貨に対して堅調な動きとなり、ドル/円は123.76まで上昇し、8/20以来の高値を付ける動きとなった。しかし、週後半には利益確定の動きなどから、122円台まで反落した。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。先週のFOMC議事録では米利上げの可能性を示唆する声明が出たことが改めて示されたものの、依然として利上げの先送りを支持する意見があったことや、利上げを示唆する文言に反対する意見があったことも明らかとなった。そして、実際の判断は今後の経済指標次第としたことから、マーケットでは来週の雇用統計を見てからとの意見も出ている。そのため、やや一服感が出る可能性も考えられる。
ただ、今週は11/24にGDP、個人消費、消費者信頼感指数、11/25に耐久財受注など、米国の重要な経済指標の発表が続くことから、予想外の結果が出るようなら過敏に反応する可能性も考えられることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

129.01 〜 132.27

 

今週の予想

先週は、前週末のフランスでの同時多発テロの影響を受けて、週明けギャップダウンして始まり、ユーロ/円は130.64まで下落し、4/29以来の安値を付ける動きとなった。しかし、同時多発テロの経済への影響は限定的との見方が広がり反発する動きとなり、一時132.27まで上昇する場面もあった。ただ、週末の講演で、ドラギECB総裁が12月の追加緩和の可能性を示唆したことを受けて、ユーロ売りが優勢となり、ユーロ/円は130.72まで下げる動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。ECBは、物価を押し下げるリスク要因として、経済見通しの不確実性や原油安などを挙げており、12/3の次回理事会でECBは量的緩和(QE)プログラムの拡大や、マイナス圏にある中銀預金金利をさらに引き下げるなどの措置が必要かどうかを検討する考えを表明している。一方、米国では12月に利上げ開始が決定されるとの見方も根強く、ユーロは当面上値の重い展開が続く可能性が考えられる。今週は、米国の指標結果を受けて、米国の利上げ期待が高まるようなら、ユーロの下げが加速する可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

185.39 〜 188.82

 

今週の予想

先週は、前週末のフランスでの同時多発テロの影響を受けて、英国でのテロ懸念などから週明けギャップダウンして始まった。しかし、テロの経済への影響は限定的との見方が広がり、値を戻す動きとなった。その後、188.82まで上昇し、8/25以来の高値を付ける動きとなったが、英国の小売売上高が予想以上の悪化となったことや、公的部門の借入額が2009年以来の高水準となったことを嫌気して、週末には186.52まで下げる動きとなった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。ここまで比較的堅調な動きが続いたものの、英国経済指標の鈍化傾向も目立っており、これまでのような堅調な流れが続くか疑問が残る。それを占う上で、今週11/27に発表される英国のGDP、個人消費の結果に注目したい。それまでは、やや限定的な動きも考えられる。ただ、大きく流れが崩れる可能性も少なく、下値は限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

87.40 〜 91.22

 

今週の予想

先週は、週明けから世界的に株価が堅調な動きとなったことや、新興国通貨が上昇したことも影響し、豪ドルは堅調な動きとなった。また、豪中銀の政策金利の引き下げサイクルが終了したとの見方が高まったことも、豪ドルの押し上げ材料となった。豪ドル/円は、週明けの87.61から89.02まで上昇し、8/24以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、比較的堅調な展開が予想される。主要な豪州の経済指標の発表がないものの、豪州の労働市場の改善が続いていることから、豪中銀は過去最低の政策金利の引き下げサイクルを終了するとの観測が広がっており、引き続き堅調な動きが続く可能性が考えられる。米国の利上げを占う米雇用統計の発表を来週に控えており、米国の利上げに対する思惑も一服すると考えられることも、豪ドルの上昇を下支えるだろう。ただ、中国経済に対する懸念が高まる場合や、株価が下落する場合には上値の重い動きとなる可能性も想定しておきたい。テクニカル的には、88.61を上抜けたことにより、当面の上値目標の計算値は91.22となる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド高

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.60 〜 8.92

 

今週の予想

先週は、週明けから南ア株が大幅上昇となったことや、新興国通貨が堅調な動きとなったことから、南ア・ランドは堅調な動きとなった。また、南アの物価見通しが引き下げられたことや、南ア中銀が政策金利を予想外の引き上げを発表したことから、南ア・ランドは一段の上昇となり、ランド/円は週明けの8.46から8.84まで上昇し、11/4以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、堅調な展開が予想される。先週、南ア中銀が利上げを決定したことから、米国との金利差拡大が意識されて堅調な動きとなっている。今後は、米国の利上げ決定までは底固い展開が続く可能性も考えられる。ただ、米国の利上げ期待が高まる場合には、上値の重い動きとなる可能性もあるだろう。また、先月終盤から100ドル以上下落し、2010年2月以来の安値を付けた金価格が値を戻す動きとなっており、この流れが続くようならランドにとっても支援材料となるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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