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2024-04-18 15:47:50

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年11月16日

週間マーケット展望 2015年11月16日

先週の振返り

先週は、米雇用統計の結果が引き続き材料視され、週明けはドルが堅調な動きとなった。しかし、米経済指標が予想を下回る結果が続いたこともあり、その後はやや上値の重い動きとなった。また、ECBによる年内の預金金利の引き下げや、資産購入の拡大の可能性が当局者から指摘されたことを受けて、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きが続いた。また、米国の利上げ期待に加え、資源価格の下落や世界的な株価下落もあり、資源国・新興国通貨は上値の重い動きが続いた。

今週の展望

今週は、日米の金融政策関連の発表や主要国の経済指標の発表に注目したい。先週は、米経済指標の悪化が続いたことを受けて、12月の利上げ期待がやや失速気味であり、12/18のFOMC議事録公開や今週の経済指標の結果を受けて、米国の12月の利上げ期待が再び高まるようなら、ドルの一段の上昇も考えられる、また、週明け11/16の日本のGDP、11/19の日銀の金融政策決定会合の結果発表、黒田総裁の会見にも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル安

週間予想レンジ

121.50 〜 124.63

 

今週の予想

先週は、前週末の米雇用統計の結果が引き続き材料視され、週明けのドル/円は123.61まで上昇し、8/20以来の高値を付ける動きとなった。しかし、当局者のハト派的な発言や、大きく上昇した反動の影響もあり、その後は122円台まで下げる動きとなった。ただ、引き続き12月の利上げ期待も根強いことから、やや値動きは限定的となった。
今週は、上値の重い展開が予想される。米雇用統計で12月の利上げ期待が高まったものの、その後12月の利上げ開始を強くサポートする指標結果が出ておらず、利上げ期待もやや沈静化している。今週も主要な経済指標の発表が予定されており、結果次第で再び利上げ期待が高まる可能性も考えられる。特に、11/18のFOMC議事録では、海外リスクの警戒感を引き下げたことや、12月の利上げ開始の可能性を示唆した経緯、また、利上げに対するコンセンサスを見極めたい。また、翌日には日銀の金融政策発表と黒田総裁の会見も予定されており、日銀の追加緩和の思惑も加われば動きが大きくなる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

130.00 〜 132.80

 

今週の予想

先週は、週明け比較的堅調な展開となったものの、ECBの複数の当局者が、年内に預金金利を引き下げる可能性を示唆したとの報道を受けて、ユーロは主要通貨に対して下落となり、ユーロ/円は週明けの133円台から131円台まで下げる動きとなった。その後、米当局者のハト派的発言からユーロが対ドルで上昇となり、対円でも堅調な動きとなる場面もあった。しかし、週末には、ユーロ圏の第3四半期GDPが予想に反して低下したことから、ECBが12月に中銀預金金利引き下げと資産購入プログラムの拡大に踏み切るとの観測が強まり、ユーロは一段の下落となった。
今週は、上値の重い展開が予想される。先週、複数の当局者が預金金利の利下げと資産購入プログラムの拡大を示唆したことに加えて、GDPの低下も加わったことで、12/3のECB理事会での金融政策が変更される可能性が高まっている。当面は様子見の展開も予想されるが、米国の利上げ期待が高まる場合や、株価が軟調な動きとなる場合には、軟調な動きが続く可能性も考えられる。また、11/19の日銀の金融政策発表の結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

185.90 〜 188.32

 

今週の予想

先週は、前週の大幅な下落が一服し、週明けから比較的堅調な動きとなった。そして、英国の雇用統計で、失業率が2008年5月以来の低水準に改善したことや、雇用者数が過去最高となったことを好感して、ポンド/円は1週間ぶりに187円台まで上昇する動きとなった。ただ、賃金の伸びが鈍化したことから、やや上値は限定的となった。今週は、やや上値の重い展開が予想される。11/5に公表された英中銀のインフレ報告の内容を受けて、利上げ期待が後退していることが圧迫要因となっている。特に、今週は、米国の主要な経済指標の発表が予定されており、米国の利上げ期待が高まるようなら、対ドルでの下落となり、ポンド/円にも影響する可能性もあるだろう。ただ、英国も日欧などと比較しても利上げが近いことから、下値も限定的となるだろう。
そして、今週は、11/17に消費者物価など物価関連、11/19小売売上高など、英国の重要な経済指標の発表が予定されており、ここで改善が示されるようなら、利上げ期待も再び高まる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

86.50 〜 88.61

 

今週の予想

先週は、前週末の米雇用統計の良化を背景に、米国の年内の利上げ期待が高まったものの、豪州の主要な経済指標を見極めたいとの思惑も強く、週序盤から小動きの展開が続いた。また、中国の経済指標の発表があったものの、豪ドルの反応は限定的となった。そして、豪州の雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を大きく上回る結果となったことを好感して、豪ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。豪ドル/円は87.95まで上昇し、10/26以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。先週の豪州雇用統計の結果を受けて、豪州の年内の利下げ観測が後退していることから、底固い動きが続く可能性が考えられる。金利先物市場では、年内の0.25%の利下げ確率は2%程度の水準で推移している。ただ、米国の年内の利上げ期待が高まっていることや、豪州最大の貿易相手国である中国の減速懸念も燻っていることから、やや上値は限定的と考えられる。また、資源価格の下落傾向が続く場合にも、豪ドルの圧迫要因となるだろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.42 〜 8.72

 

今週の予想

先週は、週明け前週末の流れを引き継ぎ、米国の年内利上げの可能性が強まったことを材料に、ランドは軟調な動きとなり、ランド/円も下落する動きとなった。その後は、南アの製造業関連の経済指標が予想外の上昇となったことから、堅調な動きも見られた。しかし、その後に発表された南アの鉱物生産量、金生産量が予想以上に悪化したことや、週末に世界的に株価が下落したことを受けて、ランド/円は8.51まで下落し、10/2以来の安値を付ける動きとなった。今週は、上値の重い展開が予想される。米国の12月の利上げの可能性が残っていることから、当面は上値の重い展開が続く可能性も考えられる。
今週も、米国の主要な経済指標の発表が予定されており、結果を受けて利上げ期待が高まるようなら、ランドは軟調な動きも考えられる。ただ、11/19には南ア中銀の政策金利発表が予定されており、発表には注目したい。南ア中銀は、追加利上げの可能性を示唆する声明を出しているが、マーケットでは据え置きが予想されている。当面は、11/18の南アの消費者物価の結果や、米国の利上げの有無を確認してからと考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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