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2024-04-27 07:00:26

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年10月13日

週間マーケット展望 2015年10月13日

先週の振返り

先週は、日銀の金融政策決定会合や米FOMC議事録公開など、主要国の金融政策関連の発表などを控えて、週明けからドル円・クロス円はやや小動きの展開となった。ただ、堅調な株価動向を受けて、投資家のリスク回避の動きが後退したことから、比較的安全資産とされる円を売る動きが優勢となり、小動きながら堅調な展開が続いた。そして、各国の金融関連の発表もほぼ予想の範囲内の結果となり、反応はやや限定的となった。特に、資源国・新興国通貨は、堅調な動きが続いた。

今週の展望

今週は、株価や原油など資源価格の動向に注目したい。9月の米雇用統計の悪化以降、米国の利上げ先送り観測を背景に、株価や資源価格が上昇しており、これを受けて資源国・新興国通貨の上昇が目立っている。この動きが継続するようなら、資源国・新興国通貨の一段の上昇も考えられる。一方、底固い動きが続いているドルは、一段の下げとなる可能性もあるだろう。ただ、週前半には、中国の主要な経済指標の発表が控えており、結果が悪化するようなら、株価下落につながり、再びリスク回避の動きが強まる可能性も考えられることから、結果には注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル安

週間予想レンジ

118.60 〜 120.60

 

今週の予想

先週は、週序盤から米国の経済指標がまちまちの結果となったことや、FOMCの議事録公開を控えて様子見ムードが強まっていたこともあり、序盤から狭いレンジ内の展開が続いた。そして、FOMC議事録では、ドル高によるインフレと、輸出の抑制について当局が協議したことが明らかになったことなど、ハト派的な内容が再び明らかになったことから、ドルは大半の主要通貨に対して軟調な動きとなった。しかし、年内の利上げスタンスは変わらないとの見方から、ドルを買い戻す動きも見られ、終盤まで限定的な動きが続いた。
今週は、引き続き上値の重い展開が予想される。現状では、利上げを決定するだけの材料が揃っておらず、前回の米雇用統計の結果が影響して、利上げ時期の先送りムードが強まっている。ただ、依然として年内の利上げ期待が高く、他の主要国との金融政策の違いも意識され、底堅さも継続するだろう。その中で、資源価格や堅調な株価動向を背景に、資源国・新興国通貨の堅調な動きが続く場合には、ドルが軟調な動きとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

134.41 〜 138.37

 

今週の予想

先週は、株価上昇が続いた影響で堅調な動きとなったものの、日本の金融政策発表や、FOMC議事録公開を控えて様子見ムードも広がり、序盤はレンジ内の展開が続いた。週末には、堅調な株価動向が意識され、投資家のリスク志向の動きから、円売り・ユーロ買いが優勢となり、ユーロ/円は週明けの134円台前半から136円台後半まで上昇する動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。米国の利上げ期待がやや後退したことや、資源価格が上昇するなど、投資家のリスク回避の動きが後退していることから、堅調な動きが考えられる。そして、ユーロ圏の経済の回復の兆しが見えるものの、ドイツの自動車大手の排ガス問題や、依然としてECBの追加緩和の可能性も残っていることから、やや上値は限定的と考えられる。今週は、ユーロ圏やユーロ圏主要国の重要な経済指標の発表も予定されていることから、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

182.00 〜 186.00

 

今週の予想

先週は、中国市場が休場となったことから、株価下落に対する不安が後退し、週明けから世界的に株価は堅調な動きとなった。そのため、投資家のリスク回避の動きも和らぎ、円を売る動きが優勢となった。そして、注目された英国の金融政策発表では、8対1で政策の据え置きが決定されたが、利上げ支持が1人だったことや、緊急刺激策の解除を開始する時期について、慎重に検討することが示唆されたことを受けて、一時ポンド/円は1円以上下げる場面もあった。しかし、堅調な株価動向などを受けて、週末には184円台後半まで上昇する動きとなった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。先週は、堅調な株価動向などが意識され、対円で堅調動きが続いたものの、英中銀のMPCで利上げを支持するメンバーが増えなかったことや、インフレの短期的見通しが8月以降に弱まったとの認識が示されたことから、上値は限定的と考えられる。特に、13日には、英国の消費者物価など複数の物価関連の指標が発表されることや、14日に英雇用統計が発表されることから、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

85.14 〜 87.51

 

今週の予想

先週は、世界的に株価が堅調な動きとなったことや、豪中銀が政策金利のオフィシャルキャッシュレートを予想通り据え置いたことを受けて、豪ドル/円は堅調な動きとなった。一部でネガティブな予想もあったことから、据え置きが好感される結果となった。また、米国の利上げ期待が後退したことも影響して、豪ドル/円は、84.51から88.33まで上昇する動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。引き続き、堅調な株価動向や、米国の利上げ時期の後退観測がメイン材料となる場合には、一段の上昇も考えられる。しかし、株価や比較的堅調な動きが続いていた資源価格の動きが一服する場合には、上値の重い動きとなる可能性も想定しておきたい。先週の金融政策決定会合の声明で、豪州経済は緩やかな成長が続いているとの認識が示されたが、失業率と労働市場に対する懸念は依然として高いことから、今週15日に発表される豪州の雇用統計の結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.69 〜 9.13

 

今週の予想

先週は、前週末の米雇用統計の結果が悪化したことを背景に、米国の利上げ期待が後退したことや、世界的に株価が堅調な動きとなったことを受けて、ランドは堅調な動きとなった。ランド/円は、週後半まで堅調な動きが続き、週明けの8.69から9.09まで上昇する動きとなった。
今週は、やや上値の重い展開が予想される。米国の利上げ先送り観測が出ているものの、依然として年内実施の可能性は残しており、一部では10月決定との見方もある。その為、やや上値は限定的と考えられる。また、南ア国内では、鉱山ストライキ(石炭鉱山)の影響で、電力発電(火力発電)に影響が出るとの報道もある。南アフリカの電力発電は、火力発電が全体の90%を占めることから、ストライキが長引く場合には電力不足となることも懸念されている。このことから、南ア・ランドは上値の重い動きが続く可能性も考えられる。そして、今週は、南アの経済指標の発表がないことから、世界的な株価動向などにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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