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2024-04-26 05:52:25

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年9月14日

週間マーケット展望 2015年9月14日

先週の振返り

先週は、中国経済の鈍化懸念を背景に、世界的な株価下落となった流れが一服し、株価が反発する動きとなったこともあり、投資家のリスク回避の動きも和らぎ、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドルは、経済指標の結果がまちまちの結果が続いたことや、FOMCの結果発表を翌週に控えて様子見ムードが強まったことなどから、主要通貨に対してやや軟調な動きが続いた。ただ、対円では、円売りの動きが強かったこともあり、比較的堅調な動きが続いた。

今週の展望

今週の最大の注目は、やはり米国のFOMCの結果発表である。マーケットではこの一点に集中する可能性があり、結果発表までは様子見ムードが強まる可能性が考えられる。焦点となるのは、利上げ開始の有無であるが、米国内の経済環境はすでに利上げ準備が整っているとの見方がある一方、中国経済の鈍化懸念に端を発した世界的な株価下落や、資源価格の下落の影響が大きく、また環境が整っていないとの見方もある。そのため、利上げの有無はもちろんのこと、利上げをする場合の引き上げ幅(0.25%or0.125%)や、先送りの場合に10月、12月など時期を示唆する発言があるのかなどにも注目したい。また、FOMCの結果を受けて、資源国・新興国通貨や金融政策の格差から円やユーロの動きにも注意が必要だろう。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル安

週間予想レンジ

118.61 〜 122.04

 

今週の予想

先週は、週明け米国市場が休場となったものの、世界的に株価が上昇したことを背景に、リスク回避の動きが強まり、ドル/円は週明けから堅調な動きとなった。ただ、米国の主要な経済指標がまちまちの結果が続いたことから、やや上値の重い動きも見られた。また、FOMCを翌週に控えて積極的な売買が手控えられたことも週後半の動きに表れていた。
今週は、17日(日本時間18日午前3時)のFOMCの結果発表を控えて、前半はやや小動きの展開が続く可能性が考えられる。マーケットでは、9月利上げ開始の有無で思惑が交錯している。今回は、直前に世界的な株価の乱高下もあり、国外において懸念が高まっていることが予想を難しくしているようだ。利上げ開始が決定された場合には、一時的にドルが買われ、利上げ先送りならドルが売られる展開が予想されるが、現状の金利先物市場では、利上げを20%程度しか織り込んでいないことを念頭に入れて、結果を受けた動きの強さをあらかじめ想定しておきたい。テクニカル的には、大きな下落後の小休止の持ち合いパターンで、現在は5波動目の下げに向かう流れと見ることができる。そのため、下値ラインを下抜ける場合には注意が必要だろう。オシレーターのMACDでは両線がクロスしているが、ここから乖離幅が拡大する場合には堅調な流れが予測できるが、拡大しない場合には下向きの流れとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

134.21 〜 138.96

 

今週の予想

先週は、前週まで続いた軟調な動きが一服し、週明けから堅調な動きとなった。中国経済の鈍化懸念に端を発した株価下落の影響で高まったリスク回避の動きも後退しており、ユーロ/円は週明けの132.60台から136.80台まで上昇する動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。先週は円売りが優勢となったことで、ユーロ/円を押し上げる動きとなったが、ユーロ圏の追加緩和の可能性がやや意識されており、円以外の主要通貨に対しては、上値の重い動きも見られている。世界的に株価が不安定な動きとなる場合には堅調な動きが続く可能性もあるが、株価の堅調な動きが続く場合にはやや上値の重い動きとなる可能性もあるだろう。また、米FOMCで利上げが決定される場合には、欧米の金融政策格差を背景にユーロは対ドルで軟調な動きとなるが、対円での下値はやや限定的となるだろう。テクニカル的には、一目均衡表の雲上限を上抜けるかどうかに注目したい。完全に上抜けるようなら、一段の上昇も考えられるが、完全に抜け切らない場合や、上抜けたものの再び雲の中に戻る場合には反落となる可能性も想定したい。オシレーターのMACDでは、両線がクロスしており、ここから乖離幅の拡大傾向が続く場合には堅調な動きが続く可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

184.25 〜 190.00

 

今週の予想

先週は、前週までの軟調な流れが一服し、週明けから堅調な動きとなった。堅調な株価動向を背景に、円を売る動きが続いており、ポンド/円も堅調な展開が続いた。英中銀の金融政策発表では、8対1で政策金利などを据え置いたが、国内経済は健全な成長を維持するとの見通しが示されたことなどから、利上げが近づいているとの見方は変わらず、ポンド買いが優勢、週明けの180.40台から187.30台まで上昇する動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。ポンド/円は、8月の中旬から9月序盤にかけて、195円台から180円台まで大きく下落したことから、値頃感の買いも出ており、堅調な動きが続いている。また、英国の利上げ期待が高まりつつあることも影響しており、引き続き堅調な動きが考えられる。ただ、株価が再び大きく下落する場合には、一時的にリスク回避の動きが強まる可能性もあり、その場合にはポンド/円も下げる可能性もあるだろう。また、FOMCで米国の利上げが決定される場合の影響は、対ドルで下落する可能性もあるが、対円での動きは限定的と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

82.26 〜 87.32

 

今週の予想

先週は、前週までの軟調な流れが一服し、週明けから堅調な動きとなった。中国貿易統計が悪化したものの、主要な貿易港である天津港の爆発事故の影響もやや織り込み済みだったこともあり、反応はやや限定的となった。むしろ、世界的に株価が反発したことや、豪州の経済指標が比較的堅調な結果が続いたことが好感され、豪ドル/円は週明けの82円台前半から85円台後半まで上昇する動きとなった。
今週は、堅調な展開が予想される。株価の下落に一服感はあるものの、まだ乱高下する動きが続いている。そのため株価の動向をにらみながらの展開が考えられる。そして、17日は米FOMCが予定されており、ここで利上げが決定される場合には、一時的に下げる可能性もあるだろう。ただ、ある程度織り込まれていることや、最近の豪州の堅調な経済指標結果を背景に、下値は限定的と考えられる。テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線がクロスとなっており、目先両線の乖離幅が拡大するようなら堅調な動きが続く可能性も考えられる。上値のポイントは87.32であり、当面はここを上抜けるかどうか注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.50 〜 9.28

 

今週の予想

先週は、引き続き中国の景気減速懸念を背景に、新興国通貨に対する売りが続いており、週明けには対ドルで最安値を更新した。また、対円でも8.50まで下落し、2009年1月以来の安値を付ける動きとなった。その後は、下落が続いた反動や、世界的に株価が上昇したことから、ランド/円は8.80台まで上昇する動きとなった。
今週は、堅調な展開も予想される。下落が続いた反動で値を戻す動きが続く可能性も考えられる。ただ、中国経済の景気減速懸念を背景に、再び株価が下落する場合や、米FOMCで利上げが決定される場合には、一時的に下落となる可能性も想定しておきたい。ただ、米利上げが先送りされるようなら、堅調な動きが続く可能性も考えられる。テクニカル的には、オシレーターのRSIで価格と指数の逆行現象(ダイバージェンス)となっており、反発を期待させるチャート形状となっている。目先の上値の目標は9.28となり、ここが重要な上値のポイントと考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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