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2024-04-20 06:43:52

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年9月7日

週間マーケット展望 2015年9月7日

先週の振返り

先週は、引き続き世界的な株価下落を背景に、投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全な資産とされる円を買う動きが先行した。週央にはやや一服する動きが見られたものの、週末には再び世界的に大きく株価が下落する動きとなったことから、ドル円・クロス円は一段の下げとなった。ユーロは、ECB総裁が量的緩和策の拡大に言及したことを受けて、主要通貨に対して軟調な動きも見られた。また、注目された米雇用統計では、失業率が改善したものの、雇用者数の伸びが予想を下回る結果となり、利上げ時期に関してやや思惑が交錯する動きとなった。

今週の展望

今週は、引き続き株価動向に注意したい。株価動向の先行き不安が解消されておらず、引き続き不安定な状況が続く可能性もあり、為替市場でも株価の動向に左右される展開が続く可能性も考えられる。また、来週に米FOMCが控えていることもあり、米国の経済指標の結果を受けて、利上げに関する思惑が交錯する可能性も考えられることから注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル安

週間予想レンジ

118.26 〜 120.70

 

今週の予想

先週は、序盤から世界的な株価下落を背景に、投資家のリスク回避の動き強まり、安全資産とされる円を買う動きが優勢となり、ドル/円は軟調な動きとなった。その後はやや値を戻す動きも見られたものの、週末の米雇用統計の発表を控えて積極的な売買が手控えられた。そして、米雇用統計では、非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回る結果となったものの、失業率が改善したことから、やや思惑が交錯する動きとなった。しかし、欧米の株価が大きく下落したことを受けて、ドル/円は118.60台まで下げる動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。先週末の米雇用統計の結果を受けて、9月の利上げ開始の可能性が残っているとの見方から、底固い動きが考えられる。しかし、引き続き株価が不安定な動きとなるようなら、リスク回避の動きが強まる可能性も想定しておきたい。そして、利上げ判断には、来週までの指標データを見極める必要があるとの当局者の発言を受けて、指標結果には注目が集まっており、10日、11日の米国の物価関連の経済指標結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

131.31 〜 135.37

 

今週の予想

先週は、世界的な株価不安が続いていることから、投資家のリスク回避の動きが続いており、ユーロ/円は序盤から軟調な動きとなった。そして、ECB理事会後の会見で、インフレ見通しの低下や、ユーロ高を背景に、量的緩和策拡大の可能性に言及したことから、ユーロ売りが優勢となった。また、週末には米雇用統計の発表を受けて、9月の米国の利上げの可能性が残ったとの見方から、軟調な動きとなり、ユーロ/円は132.23まで下落し、4/30以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い動きが予想される。来週の米FOMCまでは、米国の利上げの可能性が残っていることや、ドラギECB総裁が定例会見で緩和策の拡大の可能性を示唆したことから、対ドルなどでは上値の重い動きが続く可能性も考えられる。ただ、低金利政策が継続するとの見方から、資源国や新興国通貨に対しては堅調な動きが続いており、特に株価下落などで資源国・新興国通貨が売られる場合には堅調な動き(資源国・新興国通貨売り、ユーロ買い戻し)となる可能性もある。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

179.87 〜 184.72

 

今週の予想

先週は、引き続き世界的な株価不安を背景に、投資家のリスク回避の動きから円が買われる動きとなり、ポンド/円は軟調な動きとなった。また、英国の建設やサービス関連の経済指標が予想を下回る結果となったことも、ややポンドの上値を圧迫する要因となった。そして、週末には再び世界的に株価が下落したことなどから、ポンド/円は180.57まで下落し、4/27以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、底固い動きが予想される。まだ、世界的な株価不安が解消されていないものの、一旦値を戻す動きも考えられる。今週は、英国の貿易収支や金融政策発表が予想されており、特に金融政策発表には注目したい。政策金利などの変更はないものの、利上げを支持するメンバーが増えた場合(前回は1名)には、利上げの期待感も高まる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

81.50 〜 84.38

 

今週の予想

先週は、引き続き世界的な株価不安が続いていることから、やや上値の重い動きで始まった。序盤には、豪中銀の金融政策発表が実施され、政策金利は過去最低の2%に据え置かれた。ただ、中国経済に対する懸念が、豪州経済に影響するとの懸念を背景に、豪ドルは軟調な動きが続いた。そして、週末には米雇用統計の結果を受けて、9月の利上げの可能性は残ったとの見方から、豪ドルは一段の下げとなった。豪ドル/円は、82.12まで下落し、2012年11月以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。世界的な株価下落に落ち着きが見られないことや、中国経済に対する懸念が高まりつつあることから、上値の重い展開が続く可能性が考えられる。資源価格や株価が値を戻す動きとなるようなら、豪ドルの反発も期待できるが、まだ不安が残ることから、注意深く動向を見極めたい。また、来週の米FOMCまでは、米国の利上げ期待が維持される可能性があることも、豪ドルの圧迫要因となるだろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

8.30 〜 8.75

 

今週の予想

先週は、引き続き世界的に株価が不安定な動きとなったことから、ランド/円は軟調な動きとなった。また、南アの貿易収支で、市場の予想程赤字が拡大しなかったものの、電力関連の指標が悪化したことから、軟調な動きが続いた。そして、週末には、米雇用統計の結果を受けて、9月の利上げの可能性が残っているとの見方が広がったことから、南ア・ランドは一段の下落となり、ランド/円は8.54まで下落し、2009年1月以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。来週のFOMCまでは、米国の利上げ期待が残る可能性もあることから、ランドは上値の重い動きが続く可能性も考えられる。また、南ア国内では、引き続き労使交渉が話題となっており、問題がこじれる可能性も指摘されていることから注意したい。そして、10日には、南アの金・鉱物生産や、製造業生産の発表が予定されており、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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