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2024-03-29 19:07:34

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年7月13日

週間マーケット展望 2015年7月13日

先週の振返り

先週は、ギリシャの国民投票の結果を受けて、週明けからリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は下落して始まった。また、中国株の下落が続いていることから、中国経済の先行き懸念も広がり、安全資産とされる円を買う動きが続いた。その後は、中国株をはじめ、世界的に株価が反発したことや、ギリシャが支援を受けるための提案書を提出し、その内容がEU側の内容に近いとの見方から、合意に対する楽観的な見方も広がり、リスク回避の動きが後退し、円売りが優勢となった。ドル円・クロス円は、終盤に大きく上昇する動きとなった。

今週の展望

今週は、12日のEU首脳会議の結果を受けて、週明けから動きが出る可能性も考えられる。ギリシャ支援継続の流れとなるようなら、ユーロをはじめ、ドル円・クロス円も一段の上昇が考えられる。ただ、ここまで二転三転していることから、注意は必要だろう。一方、時価総額にして3兆2000億ドル(約392兆円)相当が吹き飛んだと言われた中国株式市場では、先週後半には株価の反発が見られたものの、不透明感が残っていることから、こちらも注意が必要だろう。そして、15日、16日には米FRB議長の議会証言が予定されており、利上げ時期を連想させる発言に注目が集まっているが、ハト派的な内容ならドル相場にも影響が出る可能性もあるだろう。また、14、15日の日銀金融政策決定会合、黒田総裁の会見にも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル安

週間予想レンジ

121.90 〜 124.00

 

今週の予想

先週は、ギリシャ情勢に対する懸念が高まったことや、中国株が連日大幅下落となったことから、リスク回避の動きが強まり、ドル/円は週明けから軟調な動きとなった。また、FOMCの議事録が公開され、改めてハト派的な内容が示されたことから、ドル/円は120.42まで下落し、5月19日以来の安値を付ける動きとなった。しかし、終盤に世界的に株価が反発したことや、ギリシャ問題の楽観的な見方を背景に、リスク回避の動きが後退し、ドル/円は大きく反発する動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。12日のEU首脳会議の結果によって、週明けから動きが出る可能性も考えられる。その後は、15日、16日にイエレンFRB議長の議会証言が予定されている。利上げ時期を連想させる発言はないだろうが、ハト派的な内容が強調されるようだと、年内2回の利上げ予想が後退する可能性もあることから、発言内容には注目したい。また、14日には小売売上高、15日に製造業関連、17日には住宅関連の米経済指標が予定されており、小売り以外は改善が予想されていることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ高

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

133.31 〜 139.16

 

今週の予想

先週は、ギリシャの国民投票で、緊縮策反対が多数を占める結果となったことから、ギリシャのデフォルト懸念が高まり、ユーロは週明けから主要通貨に対して下落する動きとなった。そして、中国株の下落が続いたことから、リスク回避の動きが強まり、ユーロ/円は133.31まで下落し、5月26日以来の安値を付ける動きとなった。ただ、週末には、ギリシャ側が支援を受けるための提案書を提出したことを受けて、楽観的な見方が広がったことから、ユーロ/円は137円台まで大きく上昇する動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。ギリシャの提出した金融支援再開の前提となる財政再建策は、前回EU側の出した案に近いことから、合意に近づく可能性があるとの見方が広がった。12日のEU首脳会議の結果によって、週明けから大きく動く可能性も考えられ、動きには注意したい。ギリシャ問題が一旦落ち着いたとしても、引き続き量的緩和策継続などの懸念があることや、中国株の問題もまた予断を許さないことから注意はしておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

186.55 〜 193.54

 

今週の予想

先週は、ギリシャの国民投票で、緊縮策反対が多数となったことを受けて、ギリシャのデフォルトや、ユーロ離脱の可能性が高まったとの懸念が広がり、ポンド/円は週明け大きく下落する動きとなった。そして、ギリシャ懸念や、中国株の下落が続いたことを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、円を買う動きが優勢となった。ポンド/円は、185.01まで下落し、5月11日以来の安値を付ける動きとなった。その後は、ギリシャ問題の楽観的な見方や、世界的に株価が反発したことから、ポンド/円も大きく反発する動きとなった。
今週は、堅調な展開が予想される。先週末に、ギリシャが財政再建策をEUに出したことで、楽観的な見方も広がっており、12日のEU首脳会議でギリシャ支援継続の方向で協議が進めば、週明けから大きく上昇する可能性もあるだろう。英国国内では経済指標の結果がまちまちであることから、金融政策に関してメンバーの意見が今後別れるとの見方もあり、様子見が続く可能性が考えられる。その中で英中銀は、インフレが目標水準に向けて上昇しつつあることを示す結果を見極めたいところだろう。このことから、特に14日の英国の物価関連、また15日の英雇用統計などの指標結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

89.16 〜 94.01

 

今週の予想

先週は、ギリシャ国民投票で財政再建策の反対が多数を占めた結果を受けて、ギリシャのデフォルト懸念が意識され、週明けから軟調な動きとなった。また、豪中銀が政策金利を2.0%に据え置くことを決定したものの、総裁が豪ドルはさらに下落する必要があると強調したことを受けて、豪ドルは主要通貨に対して下落する動きとなった。豪ドル/円は、一時89.16まで下落し、2014年2月4日以来の安値を付ける動きとなった。その後は、豪州の雇用統計が堅調な内容となったことや、下落が続いた中国株が反発したことを好感して、週末まで堅調な動きとなった。
今週は、比較的堅調な展開が予想される。ギリシャの支援問題がどのような結論が出るのかで、週明けから大きく動きが出る可能性も想定しておきたい。リスク回避の動きが和らぐようなら、豪ドルには追い風となるだろう。先週、豪中銀総裁が、コモディティ価格が大幅に下落している状況を踏まえて、豪ドルがさらに下落する可能性があると指摘したが、コモディティ価格も先週流れが反転していることや、比較的堅調な結果が続く豪州経済指標を受けて、底固い動きが考えられる。一方、米FRB議長の議会証言(15日、16日)が予定されており、米国の利上げ時期に関する思惑が交錯すれば、対ドルなどで動きが出る可能性もあることから、内容には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.68 〜 10.00

 

今週の予想

先週は、ギリシャ情勢に対する懸念や、欧州や南アの株価が大きく下落したことなどを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。また、原油などの資源価格が大きく下落したこと、南アの金・鉱物生産が予想を下回る結果となったことも影響して、ランド/円は9.57まで下落し、2014年10月17日以来の安値を付ける動きとなった。ただ、その後は、ギリシャ問題の楽観的な見方や、株価が反発したことから、値を戻す動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。ギリシャ支援に関する協議の結果次第だが、やや楽観的な見方が出ていることなどから、週明けから値動きの荒い展開となる可能性も想定しておきたい。南ア国内では、今週主要な経済指標の発表が少なく、15日の小売売上高の結果には注目したい。また、米国のイエレンFRB議長の議会証言(15、16日)を受けて、米国の利上げ時期に関する思惑が相場を動かす可能性もあることから、こちらも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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