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2024-04-25 01:16:22

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年6月1日

週間マーケット展望 2015年6月1日

先週の振返り

先週は、米国の経済指標の改善をきっかけに、イエレンFRB議長が年内の利上げ実施に言及した発言が改めて意識され、年内の利上げ期待が高まったことから、ドルが主要通貨に対して上昇する動きとなった。また、日米金利差拡大観測を背景に、ドル買い・円売りが優勢となり、円が主要通貨に対して軟調な動きとなった。特に、ドル/円は、2002年12月以来の高値を付ける動きとなった。また、ユーロはギリシャ支援問題に関する協議が進展するとの期待感から上昇する動きも見られた。

今週の展望

今週は、引き続き米国の利上げに関する思惑が変動の要因となるだろう。先週発表された米経済指標が改善したことから、年内の利上げ期待が高まったことがドルの押し上げ要因となっている。そして、利上げの時期として、現状では9月との予想が一般的だが、FOMCでも6月の可能性を排除していないことから、目先の経済指標の結果で見極めたいとの思惑もあり、今月のFOMCまでの米国の経済指標、特に雇用統計を含む今週発表される主要な経済指標の結果が注目されている。そのため、個々の指標結果に敏感に反応する可能性もあるだろう。また、米国の利上げ期待の高まりから日米の金利差拡大が意識され、ドル買い・円売りが優勢となったが、指標結果が悪化した場合には、円を買い戻す動きが出る可能性も想定しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

122.03 〜 125.69

 

今週の予想

先週は、週明け米国市場がメモリアルデーで休場となり、材料に乏しく、序盤は小動きとなった。その後、米国の経済指標の改善が見られたことから、先週のイエレンFRB議長の年内利上げ実施に言及したことが改めて材料視された。そして、米国の利上げ期待が高まったことから、日米の金利差拡大観測を背景に、ドル買い・円売りが優勢となり、ドル/円は124.46まで上昇し、2002年12月以来の高値を付ける動きとなった。ただ、週末の米GDPがマイナス成長となったことを受けて、やや上値の重い動きも見られた。
今週は、堅調な展開が予想される。引き続き、米国の利上げ時期が焦点となり、今週発表される主要な経済指標の結果に一喜一憂する可能性も考えられる。利上げの条件として、イエレンFRB議長は、雇用の引き続きの改善、インフレ率が2%水準に戻る確信を持てる、などを挙げている。そのため、週末の米雇用統計に注目が集まっており、雇用の改善が確認できる内容となる場合には一段の上昇も考えられる。しかし、指標の悪化が続く場合には、年内利上げ期待の後退観測から軟調な動きとなる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

133.10 〜 136.96

 

今週の予想

先週は、週明けドイツや英国、米国市場が休場となったことから取引材料に乏しく、序盤は小動きの展開となった。そして、米国の利上げ期待の高まりから、ドル買い・円売りとなり、円が主要通貨に対して軟調な動きとなったことや、ギリシャ政府当局者が「スタッフレベルで合意文書の作成に取り掛かっている」と述べたことを受けて、ユーロは堅調な動きとなった。ユーロ/円は、週末に136.41まで上昇し、約2週間ぶりの高値を付ける動きとなった。
今週は、やや上値の重い動きが予想される。引き続き、米国の利上げ期待の強弱が材料となり、米経済指標の結果を受けて利上げ期待が高まるようなら、先週同様にユーロ/円は堅調な動きとなる可能性も考えられる。ただ、ギリシャの支援問題も注目されており、先週は合意が近いとの見方が広がったものの、明確な進展が見られていないことから、先行きに対する不安も残っている。上値のポイントとなる136.96、下値のポイントとなる133.10の両ポイントにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

187.81〜 192.50

 

今週の予想

先週は、週明け英国など主要市場が休場となったことを受けて、序盤は小動きの展開となった。米国の利上げ期待が高まり、対ドルで英ポンドは軟調な動きとなったものの、日米の金利差拡大観測から円が売られ、ポンド/円は一時190.72まで上昇し、2008年10月以来の高値を付ける動きとなった。ただ、その後は英国GDPが予想を下回ったことや、高値を警戒する動きなどから、反落する動きとなった。
今週は、やや上値の重い動きも予想される。先週後半に上値の重い動きとなったことから、一旦調整の動きも考えられる。ただ、このところは、米国の利上げ期待の強弱に左右される動きが続いており、米経済指標の結果を受けて利上げ期待が高まる場合には、前週同様にポンド/円は堅調な動きとなる可能性もあるだろう。また、4日には、英国の金融政策発表が予定されており、政策金利などの変更の可能性はないものの、英国でも利上げ期待が高まる場合には、一段の上昇もあるだろう。ただ、下値のポイントとなる188.61を完全に下抜ける場合には、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

93.54 〜 96.00

 

今週の予想

先週は、米国の年内の利上げの可能性が高まったことを受けて、ドルが主要通貨に対して上昇となり、豪ドルは対ドルで4月15日以来の安値を付ける動きとなった。しかし、日米の金利差拡大観測から、ドル買い・円売りが優勢となったことから、豪ドル/円は小動きながら堅調な動きとなった。一時、96.00まで上昇したものの、豪州の経済指標が予想を大きく下回る結果となったことを受けて、豪ドル/円は94.58まで下落し、約3週間ぶりの安値を付ける動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。引き続き、米国の利上げ期待の強弱が影響する可能性が考えられる。特に、今週は米国の主要な経済指標発表が続くことから注目したい。米国の利上げ期待が高まるようなら、対ドルで下落する可能性があるものの、日米の金利差拡大観測が意識されれば円売りの動きとなり、豪ドル/円は底固い動きが考えられる。ただ、今週は、豪州の主要な経済指標の発表が予定されており、こちらの結果も影響するだろう。2日に予定されている政策金利発表は、前回利下げされたことから、今回は金利据え置きが予想されており、サプライズはなさそうである。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

10.07 〜 10.32

 

今週の予想

先週は、週明け主要国が休場となったことから、取引材料に乏しく、ランド/円は小動きの展開となった。その後は、米国の利上げ期待が高まったことから、南ア・ランドは対ドルで下落したものの、日米の金利差拡大を見込んだドル買い・円売りが優勢となり、ランド/円は10.31まで上昇する動きとなった。しかし、南アのGDPや失業率など、南アの経済指標が予想を下回る結果が続いたことから、ランド/円は週後半に反落となった。
今週は、米国の雇用統計など、主要な経済指標の発表が予定されていることから、結果を受けて米国の利上げ期待が高まるようなら、円売りが加速する可能性も考えられ、ランド/円は先週前半同様に堅調な動きとなる可能性も考えられる。ただ、今週は南アの電力関連の指標発表も予定されており、こちらの結果にも注目したい。そして、先週、南アフリカ中銀の副総裁が、今後数回の理事会で利上げする可能性が高いとの見通しを示したことから、比較的底固い動きが考えられる。今後、インフレ率や原油高、ランド安(対ドル)などに注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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