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2024-04-25 00:33:37

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年5月25日

週間マーケット展望 2015年5月25日

先週の振返り

先週は、米国の住宅関連の経済指標が予想を上回る結果となり、高い伸びとなったことから、米経済の先行き期待や、やや後退していた利上げ期待が再び高まり、ドルが主要通貨に対して上昇する動きとなった。一方、ユーロは、4月以降堅調な動きが続いたものの、依然としてギリシャ支援に関する協議が進展しないことから、上値の重い動きが続いた。そして、英国は、経済指標の結果が相場を左右する動きとなり、豪ドルは利下げの可能性が言及されたことから軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、ドルは底固い展開が予想されるものの、クロス円は上値の重い動きが予想される。当面は、米国の利上げ時期がマーケットの動きを左右する可能性が考えられる。そして、今週も、主要な米国の経済指標が発表されることから、結果には注目したい。そして、来週は、米国の雇用統計の発表を控えていることから、週後半には利食いやポジション調整が入る可能性も考えられる。その一方で、月末週であることから、国内企業や機関投資家などの動きが活発化する可能性もあるだろう。ドル/円が上昇すれば、本邦輸出企業の売りが出やすく、ドル/円が下がるようなら、輸入企業の買いが入る可能性もあり、値動きには注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

120.59 〜 122.50

 

今週の予想

先週は、序盤に発表された米住宅関連の経済指標が市場予想を上回り、7年5ヵ月ぶりの高水準となり、増加率では24年2ヵ月ぶりの高い伸びとなったことを受けて、米経済の先行き期待が高まり、また年内の利上げ期待も高まったことから、ドルは主要通貨に対して上昇する動きとなった。そして、週末には、イエレンFRB議長が年内の利上げは適切と発言したことを受けて、ドル/円は121.58まで上昇し、3月13日以来の高値を付ける動きとなった。今週は、底固い展開が予想される。FOMC議事録では、6月の利上げの可能性は低いとの見方が示されたものの、イエレン議長が「予想通りに経済の回復が続くなら、年内のどこかでの利上げは適切」と発言するなど、年内の利上げの可能性を示唆したことで、底固い展開が考えられる。そして、今週も26日に耐久財受注、新築住宅販売件数、消費者信頼感指数、29日に1QGDP改定値など、重要な米経済指標の発表が予定されており、結果が良ければ一段の上昇も考えられる。先週の住宅関連の指標結果のような結果が続くようなら、早期の利上げ期待が出てくる可能性もまだあるだろう。しかし、悪化が続くようなら、年内の利上げ期待の後退につながる可能性もあることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

131.40 〜 135.83

 

今週の予想

先週は、前週の堅調な流れを引き継ぎ、週明けは堅調な動きとなった。ユーロ/円は一時136.96まで上昇し、1月22日以来の高値を付ける動きとなった。しかし、ギリシャ債務問題に対する懸念が高まったとの見方や、ECB理事が債券購入ペースを加速すると発言したことから、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなり、ユーロ/円は133円台まで下げる動きとなった。今週は、上値の重い展開が予想される。4月中盤以降、対ドルや円で堅調な展開が続いたことから、一旦調整の動きも考えられる。そして、懸念されるギリシャ財政問題だが、依然として合意には多くの課題が指摘されていることから、上値は限定的だろう。また、欧州のQE政策が当面続くとの見方も圧迫要因となるだろう。目先は、133.10を下抜ける場合には、131.40近辺までの下げも想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

186.56〜 193.48

 

今週の予想

先週は、前週の流れを引き継ぎ、週明けから堅調な動きとなった。そして、英経済指標の良好な結果が続いたことから、ポンドが主要通貨に対して堅調な動先週は、週明け小動きの展開となったものの、英国の物価関連の経済指標が55年ぶりのマイナスとなったことを受けて、英ポンドは大きく下落する動きとなり、ポンド/円は週明けの188円台から185円台まで下げる動きとなった。しかし、その後に発表された英国の小売売上高が、5ヵ月ぶりの高水準となったことを好感して、ポンドは主要通貨に対して堅調な動きとなり、ポンド/円は190.03まで上昇し、2008年9月以来の高値を付ける動きとなった。ただ、週末には、英中銀総裁が、英国での弱いインフレの動きは、政策当局者らがポンド高の悪影響に留意することを意味している」と発言したことを受けて、ポンド/円は187円台まで下げる動きとなった。今週は、やや上値の重い展開が予想される。英国の経済指標の改善が見られるようになり、英国の利上げも早ければ年末から年明けになる可能性があるとの見方も出ている。ただ、ポンド高の影響で輸入物価の低下によるデフレ懸念も警戒され始めており、急速なポンド上昇は歓迎できない。当局者からの牽制発言も出ていることから、目先は調整の動きも考えられる。今週は、29日に英国のGDP、個人消費の発表が予定されており、結果には注目したい。そして、完全に190円台乗せとなる場合には、一段の上昇も考えられるが、調整となる場合には、186.50近辺までの下げも想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

94.32 〜 96.06

 

今週の予想

先週は、週明けから前週の流れを引き継ぎ、軟調な展開となった。そして、豪中銀の議事録では、追加緩和の余地を残したことや、豪ドルの一段の下げとなる可能性に言及していたことを受けて、やや軟調な動きとなった。ただ、今月利下げが決定されたことで、これ以上の利下げの可能性が低いとの見方が広がっていることや、米国の6月の利上げの可能性が低いとの見方が示されたことから、豪ドルは底固い動きとなった。ただ、週末には95円台を割り込む動きも見られた。今週は、やや上値の重い展開が予想される。利下げの可能性が無くなったとの見方や、米国の早期利上げ期待が後退したことは、豪ドルにとって支援材料だが、4月序盤から堅調な動きが続いていることなどから、一旦調整の動きも考えられる。今週は、豪州の主要な経済指標の発表がないことから、世界の株価動向や資源価格にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

10.07 〜 10.39

 

今週の予想

先週は、週明けからやや取引材料に乏しい中、米FOMC議事録公開や南アの政策金利発表を控えて様子見ムードも強く、序盤は小動きの展開が続いた。そして、格付け大手が南アフリカの格付けについて、見通しは安定的との見解を明らかにしたことを好感して、南ア・ランドは堅調な動きとなった。また、米FOMCの議事録で6月の利上げの可能性は低いとの見方が示されたことを受けて、一段の上昇となった。その後、南アの政策金利発表直前に、ランド/円は10.32まで上昇し、2月27日以来の高値を付けたものの、政策金利が据え置きとなったことを受けて、上値の重い動きとなった。今週は、上値の重い展開が予想される。約3ヵ月ぶりの高値を付けたことから、やや一服感も出ている。このことから、週序盤はやや上値の重い展開が考えられる。先週発表された政策金利は予想通りの据え置きだったものの、金利先物市場では、0.50%程度の利上げを見越した水準で推移しており、利上げを期待する向きもあった。実際、政策委員会メンバー6人のうち2人が利上げを主張していた。このことから、引き続き利上げ期待が高いことから、下値は限定的だろう。そして、南アフリカ経済指標では、26日のGDP、28日の生産者物価、29日の財政・貿易収支の結果に注目したい。目先10.15を完全に下抜けるようなら、10.00近辺までの下げの可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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