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2024-04-18 15:11:09

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年5月7日

週間マーケット展望 2015年5月7日

先週の振返り

先週は、週前半に主要な経済指標の発表が少なかったことから、やや新規材料に乏しく、序盤から株価動向などに左右される動きとなった。その後、米国の先週は、週前半に発表された主要な米経済指標が、市場予想を下回る結果が続いたことから、ドルが主要通貨に対して下落する動きとなった。また、米GDPが予想以上の低下となったことで、早期利上げ期待が後退し、新興国通貨がドルに対して堅調な動きとなった。一方、ギリシャの財政問題に対する懸念が和らいだことなどから、ユーロが主要通貨に対して堅調な動きとなった。しかし、その後、FOMCで米景気の悪化は天候要因で一時的との見方が示されたことや、来月から改善が進むとの期待感、また雇用関連の経済指標が15年ぶりの水準に改善したことを受けて、ドルが主要通貨に対して上昇となり、クロス円はやや軟調な動きとなった。ただ、ユーロは、ユーロ圏の景気回復の兆候が見られたことから、週末まで堅調な動きが続いた。

今週の展望

今週は、主要な経済指標や、重要なイベントを控えており、その結果を受けて動きが変わる可能性もあることから注意したい。日本では、ゴールデンウィークの連休のため、アジアタイムは薄商いとなる可能性も考えられる。ただ、値動きの荒い展開となる可能性もあるので注意したい。そして、豪州では政策金利発表(5日)、英国では総選挙(7日)、米国では雇用統計(8日)が予定されている。いずれも結果次第では、相場の方向性が変化する可能性もあることから、結果には注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

118.51 〜 120.85

 

今週の予想

先週は、週序盤から米国の主要な経済指標が軒並み市場予想を下回る結果が続いたことから、ドルは主要通貨に対して軟調な展開が続いた。ドル/円は、118.51まで下落し、3月26日以来の安値を付ける動きとなった。しかし、FOMCの声明で、景気減速は天候悪化による一過性との認識が示されたことや、雇用関連の経済指標が15年ぶりの水準に改善したことから、8日の米雇用統計に対する期待感も出て、ドル/円は120.28まで上昇する動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。先週は、1-3月期の米GDPが予想以上に低下したものの、反応はやや限定的だった。この動きをみる限りでは、やはり、利上げに対する期待感から、マーケットでは積極的には売り込めない雰囲気が伺えられる。6月の利上げの可能性はやや後退したものの、年内(9月or12月)の利上げ期待は依然として高い。そして、週末の雇用統計の結果次第では、再び、利上げ時期に対する思惑が交錯することが予想されるため、結果には注目したい。そして、週前半に発表される雇用関連の指数や指標の結果にも注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

131.31 〜 136.71

 

今週の予想

先週は、週明けにギリシャが債権団との交渉チームを再編したことで、協議が進展するとの見方広がり、ユーロは堅調な動きとなった。また、ユーロ圏のインフレ率が5ヵ月ぶりにマイナスから脱却するなど、ユーロ圏の景気回復の兆しが見られたことを受けて、ユーロは主要通貨に対して上昇する動きとなった。ユーロ/円は、週明けの129.01から135.30まで上昇し、2月26日以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。先週は、米経済の鈍化懸念が出たことや、ユーロ圏経済の堅調な兆候が見られたことから、対ドルでも上昇しており、この流れが続くようなら、ユーロ/円は136円台を目指す可能性も考えられる。ただ、今週は、米雇用統計の発表があり、先週後半の雇用関連の米指標が15年ぶりの水準に改善したことから、米雇用統計の結果に対する期待感も出ている。そのため、週前半の雇用関連の経済指標の結果如何によっては、対ドルなどでの上昇に対する調整の動きが出ることも考えられる。また、ギリシャ財政問題に関しては、来週までの10億ユーロ返済の目途が立ったことから、特に問題が出なければ、目先懸念は高まらないだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

179.53 〜 184.48

 

今週の予想

先週は、週明けに発表された5月7日の英総選挙を控えた最新の世論調査で、与党・保守党が支持率で野党・労働党に6ポイントの差をつけたことを好感して、英ポンドは主要通貨に対して堅調な動きとなった。また、欧州経済に改善の兆しが見られたことも好感され、ポンド/円は週明けの180.32から184.48まで上昇する動きとなり、3月3日以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。注目は、英国の総選挙の結果だが、先週与野党2大政党の支持率の差がやや開いたものの、依然として拮抗しており、いずれも単独過半数の獲得が難しい状況である。そのため、政局不透明感が出てくる可能性も考えられることや、ユーロ離脱の国民投票の可能性も話題になることも予想される。ユーロ離脱となった場合、英国の成長率が大きく低下するとの試算も出ていることから、国民投票の可能性が出るだけでもポンドには圧迫要因となる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

91.74 〜 95.00

 

今週の予想

先週は、ギリシャ問題の進展期待が高まったことや、株価が上昇したこと、また資源価格が上昇していることを受けて、豪ドルは序盤堅調な動きとなった。そして、米GDPが予想以上に低下したことを受けて、米国の利上げ時期の後退観測が高まったことから、豪ドルは対ドルで一段の上昇となり、豪ドル/円も95.95まで上昇し、1月21日以来の高値を付ける動きとなった。その後は、日米の株価が大きく下落する動きとなったことが影響して、やや軟調な動きとなった。
今週は、軟調な展開が予想される。今週は、5日は貿易収支、政策金利発表、6日は小売売上高、7日は雇用統計など、主要な豪州の経済指標の発表が予定されており、結果に注目したい。特に、政策金利発表では0.25%の利下げが予想されており、利下げとなる場合には一段の豪ドルの下げとなる可能性も想定しておきたい。先週末の金利先物市場では、利下げ確率が60%の水準で推移している。また、小売売上高や雇用統計も前回を下回る数字が予想されていることから、予想通りの結果となる場合には、軟調な展開が続く可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.75 〜 10.15

 

今週の予想

先週は、週明けから世界的に株価が堅調な動きとなったことや、ギリシャ債務問題が進展するとの見方が広がったことから、投資家のリスク志向の動きが強まり、南ア・ランドは堅調な動きとなった。そして、米GDPが予想以上に低下したことから、ランドが対ドルで上昇となり、ランド/円も10.15まで上昇し4月9日以来の高値を付ける動きとなった。ただ、週後半には、株価が軟調な動きとなったことなどから、ランド/円は上値の重い展開が続いた。
今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週の南アの経済指標は、予想を上回る結果が続いたこから、南ア経済の回復の兆しも伺えた。そのため、この流れが続くかどうかに注目したい。5日は南ア失業率、7日は電力発電・消費の発表が予定されている。失業率は悪化が予想されており、電力消費は10ヵ月連続、発電は5ヵ月連続のマイナスが続いていることから、予想通りの結果となる場合には、南ア経済に対する懸念が出てくる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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