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2024-03-28 18:02:48

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年4月20日

週間マーケット展望 2015年4月20日

先週の振返り

先週は、浜田内閣官房参与がTV番組で「購買力平価からすると120円はかなり円安であり、105円ぐらいが妥当」と発言したことを受けて、円が主要通貨に対して上昇する動きとなり、序盤のドル円・クロス円は軟調な動きとなった。特に、米経済指標が市場予想を下回る結果が続いたことや、IMFが今年の米国の成長見通しを下方修正したことから、ドルが大半の主要通貨に対して下落する動きとなった。ユーロは、量的緩和を来年9月まで完全実施するとドラギ総裁が発言したものの、IMFが今年のユーロ圏の成長見通しを上方修正したことなどから底固い動きも見られた。

今週の展望

今週は、やや上値の重い動きが予想される。米国では、経済指標の悪化が続いたことによる景気の鈍化懸念も出ており、早期の利上げ期待も後退気味である。そのため、来週のFOMCまでの米経済指標の結果が注目される。ユーロ圏ではギリシャ支援に関する協議の不透明感が再び強まっており、24日のユーロ圏の財務相会合に注目したい。また、この件に関する要人発言にも注意したい。そして、欧米などの懸念が高まる場合には、投資家のリスク回避の動きが強まる可能性も想定しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

117.16 〜 120.48

 

今週の予想

先週は、浜田内閣官房参与が「購買力平価からすると105円が妥当」と発言したことを受けて、円が主要通貨に対して上昇する動きとなり、ドル/円も軟調な動きとなった。また、小売、雇用、物価などの米経済指標が予想を下回る結果が続いたことから、米国経済が今年に入って勢いを失ったとの懸念が強まり、ドルは主要通貨すべてに対して下落する動きとなった。ドル/円は、118.58まで下落し、3月26日以来約3週間ぶりの安値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。米国の経済指標が年初から市場予想を下回る結果が目立っているが、当初は、悪天候による一時的な影響と見られていたものの、回復の足踏みが続く中で、米経済の鈍化懸念も出始めている。そのため、やや軟調な動きが考えられる。年内の利上げが確実視されているものの、利上げ時期が更に後退するとの見方も出始めている。そのため、今週発表される米経済指標の結果には注目したい。特に、22日の中古住宅販売、24日の耐久財受注の結果には注目したい。また、米主要企業の決算が本格化しており、この結果もドル相場に影響する可能性があり、合わせて注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

124.98 〜 129.76

 

今週の予想

先週は、序盤に浜田内閣官房参与が、「ドルは105円ぐらいが妥当」と発言したことから円買いが優勢となり、ユーロ/円は126.09まで下落し、2013年6月以来の安値を付ける動きとなった。その後、ECB理事会後の会見を控えて、ユーロ圏の景気回復の兆しから、資産買い入れを縮小するとの観測も浮上し、ユーロが一時上昇する場面もあった。しかし、ドラギ総裁が、量的緩和を来年9月まで完全実施すると発言したことで下落するなど、やや方向性のつかみにくい動きとなった。そして、IMFが今年のユーロ圏の成長見通しを上方修正したことから、ユーロは堅調な動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。緩やかではあるが、ユーロ圏の景気回復の兆しが見られるものの、ギリシャをめぐる情勢は依然不透明で、引き続き波乱要因となりそうだ。24日のユーロ圏の財務相会合でギリシャ支援問題が協議される見通しだが、支援の条件である経済改革について合意する可能性は薄いとの見方もあり、動向に注目したい。24日に合意できない場合には、5月の対外的な支払いが履行できず、6月にデフォルトに陥るとの懸念も出ている。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

174.89 〜 179.30

 

今週の予想

先週は、序盤に発表された英国の物価関連の経済指標が芳しい結果でなかったことや、浜田内閣官房参与が為替水準に関する発言をしたことを受けて円買いが優勢となり、ポンド/円は、174.89まで下落し、2014年10月以来の安値を付ける動きとなった。その後は、ここまでの下落が続いた反動で買い戻しの動きが出たことや、原油価格の上昇、英雇用統計の改善などを背景に、週末には178.76まで上昇する動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。英国経済の下振れリスクが懸念される上、5月の総選挙を控えて政治的な不透明感もある。何より、英中銀がポンド上昇(主に対ユーロ)を警戒していることもあり、ここから積極的にポンドを買い難い状況である。今週は、23日の英小売売上高の発表や、英総選挙をめぐる報道に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

90.50 〜 93.81

 

今週の予想

先週は、週明けに浜田内閣官房参与が「ドル円は105円位が妥当」と発言したことを受けて、円が主要通貨に対して上昇となり、豪ドル/円は90.47まで下げる動きとなった。また、中国の経済指標が悪化したことも影響した。その後は、米国の主要な経済指標が軒並み市場予想を下回る結果となったことを受けて、米国の早期利上げ期待が後退したことから、豪ドルは対ドルで反発となり、また資源価格が上昇したこともあり、豪ドル/円は93円台まで上昇する動きとなった。
今週は、やや上値の重い展開が予想される。豪州の経済指標がやや力強さに欠ける上、最大の貿易相手国の中国の景気鈍化観測もあり、ここから一段の上昇にはやや材料不足である。安値からの反発も、値頃感の買いや、米国の早期利上げ期待の後退が材料となっていたからである。今週も米国の主要な経済指標の発表が続くことから、結果には注目したい。結果を受けて、米国の早期の利上げ期待が後退するようなら、対ドルでの上昇や株価上昇による円売りから、豪ドル/円の上昇も期待できる。ただ、自国の経済状況や、利下げ観測も残っていることから、上値は限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.80 〜 10.20

 

今週の予想

先週は、週明け欧米の株価が軟調な動きとなったことに加えて、浜田内閣官房参与が「購買力平価からすると105円ぐらいが妥当」と発言したことを受けて円が買われる動きとなり、ランド/円は序盤から軟調な動きとなった。そして、週央には9.78まで下落し、3月18日以来の高値を付ける動きとなった。ただ、南アフリカの小売売上高が市場予想を大きく上回る結果となったことや、ECB総裁がユーロ圏の量的緩和を来年9月まで実施すると発言したことなどが好感され、南ア・ランドは堅調な動きとなり、ランド/円は10.00まで上昇する動きとなった。また、南ア主要株価は、週後半に最高値を更新する動きとなった。ただ、週末には南ア・ランドも主要株価も反落となっている。
今週は、底固い展開が予想される。最近の南アフリカの経済指標は堅調な結果が続いており、主要株価が最高値を更新するなど、南ア経済の見通しもやや明るさが見え始めている。今週は、南アの景気先行指数(21日)、消費者物価指数(22日)が予定されており、良好な流れが継続するのか注目したい。ただ、米国の利上げ期待が高まるようなら、対ドルで再び下落する可能性もあることから、米国の指標結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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