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2024-03-29 15:40:07

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年4月13日

週間マーケット展望 2015年4月13日

先週の振返り

先週は、週明けから株価が上昇したことを受けて、序盤からドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、日米の金融政策関連の発表を控えて上値は限定的となり、またユーロはギリシャ支援問題に対する懸念から主要通貨に対して軟調な動きとなった。そして、日銀の金融政策発表、FOMC議事録公開は、ほぼ予想通りの結果となったこともあり、値動きは限定的となった。ただ、ユーロは、週末まで主要通貨に対して軟調な展開が続いた。

今週の展望

今週のドル円・クロス円は、軟調な展開が予想される。主要国の重要な経済指標の発表が予定されており、結果には注目したい。また、1-3月期の米企業決算の発表が本格化するが、原油安、天候悪化、西海岸港湾の労使問題を背景に、決算発表に対する期待値は低い。業績悪化が確認されれば、投資家心理も悪化し、リスク回避の動きにつながる可能性もあるだろう。また、ユーロ圏では、ECBの金融政策発表と総裁の会見が予定されている。政策の変更の可能性は低いものの、総裁の発言内容には注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

118.74 〜 121.00

 

今週の予想

先週は、前週末の雇用統計で下落した反動や、世界的に株価が上昇したことが材料となり、週明けから堅調な動きとなった。その後は、日銀の金融政策が現状維持となったことから、軟調な動きが見られたものの、FOMC議事録で6月の利上げの可能性が議論されたことが明らかとなり、ドル/円は120.74まで上昇し、3月20日以来の高値を付ける動きとなった。ただ、週末には上値の重い展開が続いた。
今週は、やや上値の重い展開が予想される。注目された米雇用統計やFOMCの議事録公開を終えて、やや一服したいところだが、週明けから発表される米企業の1-3月期の決算発表に注目したい。1月から3月に発表された米経済指標の結果は、予想を下回るケースが目立っていたことから、原油安、西海岸の港湾労使問題、天候要因などの影響で業績の悪化も懸念されている。企業業績の悪化が続くようなら、米ドルへの影響も考えられる。また、主要な米経済指標の発表も予定されていることから、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

124.98 〜 129.76

 

今週の予想

先週は、ギリシャ支援に関する懸念を背景に、週明けから軟調な動きとなった。また、FOMCの議事録で、6月の利上げが議論されたことを受けて、欧米の金利差拡大観測からユーロが売られ、ユーロ/円も131円台から127.20まで下落し、3月16日以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、軟調な展開が予想される。ギリシャ支援問題は引き続き懸念が残るものの、当面は24日のユーロ圏財務相会合で合意できるかが注目される。そして、15日にはECB理事会とドラギ総裁の会見が予定されている。政策金利などの変更は予想されていないものの、ドラギ総裁の定例会見では、追加緩和の可能性や、ユーロ圏経済に対するネガティブな発言には注意したい。また、ギリシャ問題に関わるネガティブな報道が出るようなら、ユーロ相場にも影響する可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

173.40 〜 179.30

 

今週の予想

先週は、序盤に発表された英国の経済指標が堅調な結果となったことや、円売りが優勢となったことを受けて、序盤のポンド/円は、177円台から179円台まで上昇する動きとなった。しかし、英国の貿易赤字が拡大するなど、週末にかけて英経済指標の悪化が続いたことや、政策金利が据え置かれたことなどを受けて、英ポンドは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ポンド/円は、週末には175.69まで下落し、2月3日以来の安値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。先週の英国の経済指標も懸念が残る結果となり、英景気の先行き不安も出ている。そのため、14日の物価関連、17日の英国の雇用統計などの経済指標の発表に注目したい。指標が悪化となれば一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。先週の政策金利発表では、引き続き据え置きが決定されたが、一部では利上げは来年との見方も出ている。因みに、キャメロン首相が就任した2010年5月から在任期間中に金利の変更はなかった。在任期間中に政策金利の変更がなかったのは1950年のアトリー首相以来となる。そして、来月に控えた英総選挙では、支持率が拮抗しており、世論調査や要人発言など、政治がらみのニュースにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

90.53 〜 93.83

 

今週の予想

先週は、週明けから豪州の政策金利発表を控えて様子見ムードも強く、序盤から小動きの展開となった。そして、注目された豪中銀の政策金利発表では、金利据え置きが発表されたことを受けて、利下げを予想した向きの買い戻しの動きなどから、豪ドルは堅調な動きとなった。また、米国の利上げ期待がやや後退したことも材料となり、豪ドル/円は、週明けの90円台から93円台まで上昇する動きとなった。ただ、週末にはやや上値の重い動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。先週は、政策金利が据え置かれたものの、声明では追加利下げの可能性が再び示唆されたことから、上昇は一時的と考えられる。2月の利下げが経済にどのように影響を与えているかを見極めるために、経済指標の結果などが注目されるが、次回(5月5日)の政策金利発表における利下げが意識された動きが続くことが予想され、上値の重い展開が続く可能性が考えられる。現状では、5月の利下げの確率は低下しているものの、一部では、今後の状況次第では、年内1.75%まで引き下げられるとの予想も出ている。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.80 〜 10.20

 

今週の予想

先週は、前週の米雇用統計の悪化が引き続き材料視され、序盤から堅調な動きとなった。また、米当局者が利上げに踏み切った後も金利引き上げペースは比較的緩やかになるとの見方を示したことや、南アの主要株価が堅調な動きとなったこと、また南アの経済指標が比較的堅調な結果となったことから、南ア・ランドは堅調な動きとなった。ランド/円は、10.19まで上昇したものの、週後半には反落する動きとなった。
今週は、やや上値の重い展開が予想される。ここから一段の上昇となるにはやや材料不足であり、南ア経済の好転がなければ難しいだろう。ただ、米国の早期利上げ期待が後退したことから、やや押し上げられた感じもある。今週は、米国の主要な経済指標の発表が多いことから、その結果次第では方向性も変わる可能性が考えられることから、結果には注目したい。引き続き、南アの政策金利は、6月まで0.50%の利上げ確率が90%となる水準で推移しており、次回の政策金利発表(5月21日)での利上げ期待もあることから、下値は限定的だろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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