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2024-04-19 07:53:15

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年3月2日

週間マーケット展望  2015年3月2日

先週の振返り

先週は、イエレンFRB議長が、上下院のそれぞれの公聴会での議会証言を控えて様子見ムードも強く、序盤からやや限定的な動きとなった。ただ、ギリシャ債務問題などの思惑が交錯したことから、序盤はユーロなどを中心に上値の重い動きも見られた。その後は、重要なイベント終了でやや材料に乏しい中、欧米の主要株価が最高値を更新する動きとなったことなどから、ドル円・クロス円は堅調な動きも見られたが、要人発言などにも影響して、やや上値は限定的となった。

今週の展望

今週は、序盤からやや落ち着いた動きが予想される。注目されていたギリシャの支援問題や、イエレンFRB議長の議会証言が終了したことや、週末に米雇用統計が控えていることから、序盤は様子見の展開も考えられる。ただ、主要各国の重要な経済指標の発表が予定されており、結果に注目したい。ユーロ圏では、ECB理事会が予定されており、政策の変更の予定はないものの、ドラギ総裁の定例会見での発言には注意したい。また、米国では雇用統計が週末に予定されているが、先週のイエレン議長の発言がややハト派的だったことから、米国の利上げ期待が高まるような結果となるなら、ドルは一段の上昇となる可能性も考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

118.24 〜 120.83

 

今週の予想

先週は、24日〜25日のイエレンFRB議長の上下院での議会証言を見極めたいとの思惑から様子見ムードも強く、週明けから小動きの展開が続いた。そして、議会証言を受けて、一時2月12日以来の高値を付ける場面もあったが、利上げを急がない姿勢が示されたことから、ドルは主要通貨に対して下落する動きとなった。ただ、市場では、利上げ時期に関する予想は変わらないとの意見が多く、終盤まで底固い展開が続いた。
今週は、底固い展開が予想される。主要国の中では利上げが近いことには変わりはないものの、最近の米国の経済指標が予想を下回るケースが目立っており、懸念も残っている。そのため今週発表される主要な経済指標の結果には注目したい。特に、週末には米雇用統計が予想されているが、雇用者数の伸びよりも、FRB議長が懸念を示している賃金の伸びに注目が集まっている。そして、利上げ期待が高まるような結果となるようなら、一段の上昇も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

132.31 〜 135.72

 

今週の予想

先週は、週明けやや軟調な動きが見られたものの、ギリシャが支援に対する公約リストを2月24日頃に提出するとの報道を受けて、債務問題に対する懸念が後退したとの見方が広がり、底固い動きとなった。そして、ギリシャの申請がEU側で了承されたことや、欧米の主要株価が高値を更新する動きとなったことも加わり、ユーロ/円は136円台まで上昇する動きとなった。ただ、ユーロ圏の経済指標の悪化が続いたことから、133円台まで下げる動きも見られた。現状では、中長期的に軟調な展開が続く可能性も考えられる。ギリシャ支援の継続が決定されたものの、一旦先送りされただけであり、7月には問題が再燃する可能性も指摘されている。特に、EU、ギリシャ双方の政治情勢が見え隠れする中で、解決はやや困難との見方もある。
今週は、上値の重い動きが予想される。ギリシャ問題が一旦落ち着いたことから、底固い動きも予想されるが、今週はECB理事会、ユーロ圏GDPの発表が予定されている。市場予想では両方とも横ばいが予想されており、予想通りなら影響は出にくいだろう。ただ、ECB総裁の発言や、米雇用統計の結果を受けて動く可能性があることから、注意は必要だろう。そして、米利上げ期待が高まるような結果となる場合、対ドルでの下落が進み、対円にも影響する可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

182.62 〜 186.00

 

今週の予想

先週は、週明けにやや軟調な動きも見られたものの、英国の第4四半期GDPが8四半期連続でプラス成長となるなど、主要な経済指標がまずまずの結果となったことから、ポンド/円は比較的堅調な動きとなった。また、欧米の主要株価が最高値を更新する動きとなったこともあり、ポンド/円は185円台まで上昇し、1月2日以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。一時利上げ観測が後退していたものの、懸念されていたギリシャの債務問題が一時的に合意したことや、英国の経済指標の改善が見られ始めたこともあり、比較的堅調な動きが続く可能性も考えられる。ただ、今週は米国の雇用統計も予定されており、米国の利上げ期待が高まるようなら、再び上値の重い動きとなる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

92.18 〜 94.62

 

今週の予想

先週は、週明けやや軟調な動きとなったものの、ギリシャの財政改革の具体案をEUが了承したことを受けて、ギリシャ問題が一旦落ち着きを見せたことや、株価、原油価格の上昇などを受けて資源国通貨が値を戻す動きとなったことから、豪ドル/円も93.95まで上昇し、1月28日以来の高値を付ける動きとなった。ただ、終盤にはやや株価の一服感が出たこともあり、上値の重い動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。今週は、主要な豪州の経済指標が予定されており、結果に注目したい。3日の政策金利発表では、前回に続き0.25%に利下げが予想されている。金利先物市場においては、4月までの0.25%の利下げ確率が68%という水準で推移しているが、短期では変わらない水準で推移しており、金利市場では、今回は据え置きの可能性高いと見ていると考えられる。その後、GDP(4日)、小売売上高(5日)は共に前回からは改善が予想されているが、貿易収支(5日)では、赤字が前回から倍以上に膨らむとの予想が出ていることから結果には注目したい。また、米雇用統計が予定されており、米国の利上げ期待が高まる場合には、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

10.03 〜 10.43

 

今週の予想

先週は、週明け取引材料に乏しい中、南ア・ランドはやや軟調な展開で始まった。そして、南アの2014年第4四半期GDPが市場予想を上回る結果となったことを受けて、ランド/円は10.37まで上昇する動きとなった。その後、10.45まで上昇し、昨年12月10日以来の高値を付ける動きとなったが、2015年の南アフリカの経済成長率見通しが2.5%から2.0%に引き下げられたことや、貿易収支で赤字額が市場予想を大きく上回る結果となったことを受けて、一段の下落となった。
今週は、上値の重い展開が予想される。先週、南アのGDPが市場予想を上回る結果となったことは好感されたが、昨年前半から中盤にかけて続いたストライキの影響で落ち込んだ反動との見方もある。資源(鉱物・金)生産がプラスに転じた(2014年12月の数字)ことなどが影響したようだが、反動といっても、ようやく戻った程度である。また、見通しが引き下げられた要因に、慢性的な電力不足が上げられている。過去1年間で電力生産が前年比でマイナスとなったのは10ヵ月であり、現在3ヵ月連続のマイナスとなっている。大型発電所の一部が完成したとの報道はやや楽観的な要素の一つであるが、供給に至るまでは時間を要する。そのため、南ア経済は現状維持が続く可能性があり、上値の重い展開が続くだろう。そして、6日には南アの電力消費、発電の発表もあることから、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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