SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-29 02:23:39

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2015年2月9日

週間マーケット展望  2015年2月9日

先週の振返り

先週は、世界的に株価が上昇したことから、ドル円・クロス円は序盤から堅調な動きとなった。しかし、資源国の利下げや、ギリシャ債務問題の思惑が交錯したこと、また週末に米雇用統計が予定されていたこともあり、その後はもみ合いの展開が続いた。そして、米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想以上の伸びたことから、ドルが主要通貨に対して上昇となり、米経済の楽観的な見方から安全資産とされる円が売られ、クロス円も比較的堅調な動きとなった。ただ、ユーロは、ギリシャ債務問題を抱えており、主要通貨に対して上値は限定的となった。

今週の展望

今週は、上値の重い展開が予想される。米雇用統計では、予想以上に良好な内容となったことから大きく動きが出たものの、現状では、各中銀が相次ぎ利下げを決定するケースが続いていることや、ギリシャ債務問題に対する懸念などから、上値の重い動きが考えられる。そして、今週はギリシャ債務問題に関する会合が予定されており、両者の意見が合意に近づく兆しがあるのか、また週明けから始まるG20での声明や要人発言などが注目されている。一方、乱高下している原油相場にも注意したい。

通貨毎の展望を確認!

米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

115.86 〜 120.83

 

今週の予想

先週は、序盤から米国の経済指標の悪化が続いたこともあり、米経済の鈍化懸念が強まり、利上げ時期が先送りされるとの見方が広がり、序盤から上値の重い展開が続いた。また、週末に米雇用統計の発表が予定されており、様子見ムードが強まっていたことも圧迫要因となった。そして、米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を上回る結果となったことや、賃金の伸びが見られたことから、ドルは主要通貨に対して上昇する動きとなった。ドル/円は、119.23まで上昇し、1月12日以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、やや上値の重い展開が予想される。週明けは、米雇用統計の結果が材料視され堅調な動きも考えられる。しかし、その後は、イベント終了の一服感から上値の重い動きが考えられる。米雇用統計は、予想外に改善が示されたものの、最近の米経済指標は冴えない結果が続いており、やや盛り上がりに欠ける動きとなっている。そして、今週発表される米国の小売売上高や、輸入物価指数は引き続きマイナス予想となるなど、事前予想では冴えない数字が予想されている。そのため、予想通りの結果となる場合には、再び軟調な動きとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

132.31 〜 137.01

 

今週の予想

先週は、週明けから株価が堅調な動きとなったことや、ギリシャの債務問題に関して楽観的な見方が広がったことから、序盤から堅調な動きとなった。しかし、ECBが、「ギリシャ政府が発行ないし、全面的に保証する市場取引が可能な債券を対象とした特例措置を解除する」と発表したことを受けて、ユーロは一転して下落する動きとなった。ただ、週末には、米雇用統計を受けて円が売られたことから、ユーロ/円は135円台まで上昇する動きとなったものの上値の重い動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。ECB理事会も終了したことから、やや下げ一服感も出ており、値頃感の買いも見られた。今週は、ギリシャ支援に関する臨時会合が11日・16日、ツィプラス・ギリシャ首相が参加するEU非公式首脳会議が12日に予定されていることから、注目したい。EU側は、支援期限延長や追加策の可能性を示唆してきたが、緊縮策の見直しを図るギリシャ新政権の財務相は延長を求めない考えを示している。そして、話し合いが平行線のままなら、ネガティブな材料と受け止められる可能性があるだろう。また、要人発言も出やすいことから、発言にも注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

177.75 〜 184.45

 

今週の予想

先週は、週明けやや上値の重い動きとなったものの、英経済指標が予想外の上昇となったことから、英ポンドは堅調な動きとなった。また、堅調な株価動向も支援材料となった。そして、週末の米雇用統計では、予想以上に雇用者数が伸びたことからドル買い・円売りが優勢となり、ポンド/円も181.77まで上昇し、1月6日以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、底固い展開が予想される。このところ、利下げを決定するケースが増えているが、英国では経済の失速懸念があるものの、利下げが必要なほどではなく、利上げ時期がやや後退した程度である。主要国の中では、問題が残るものの、比較的経済は堅調であるとの見方が優勢である。そのため、底固い展開が考えられる。そして、今週は、英国の主要な経済指標の発表が少ないものの、11日の英中銀のインフレ報告には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

90.71 〜 94.62

 

今週の予想

先週は、週明けから堅調な株価動向を背景に、豪ドル/円は底固い動きとなった。しかし、オーストラリア中銀が、政策金利を0.25%引き下げて過去最低の2.25%にすることを決定したことを受けて、豪ドル/円は89.37まで下落し、2014年2月4日以来の安値を付ける動きとなった。週末には、米雇用統計が堅調な動きとなったことから円が売られ、豪ドル/円は93.10まで上昇する場面もあった。
今週は、底固い展開が予想される。先週は、2013年8月以来の利下げを実施したことから、ネガティブな材料の出尽くし感もある。また、原油価格が反発するなど、資源国通貨も買い戻しの動きも見られていることや、値頃感の買いも出ており、一旦値を戻す動きが考えられる。しかし、原油価格の動向は安定していないことから、資源国通貨も引き続き不安定な動きが続く可能性も考えられる。そして、金利先物市場において、豪州金利は4月までに0.25%の利下げ確率が30%の水準で推移している。豪中銀が利下げに踏み切った要因と一つとして、豪州の失業率の悪化を挙げている、12日には豪州の雇用統計の発表が予定されていることから、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

10.03 〜 10.51

 

今週の予想

先週は、週明けから世界的に株価が堅調な動きとなったことや、南ア経済指標が堅調な動きとなったことから、ランド/円は、週明け安値の10.05から10.37まで上昇する動きとなった。しかし、その後に発表された南アの景気指数が景気拡大・縮小の判断基準となる50を下回り、南ア経済に対する不安が高まり、南ア・ランドは軟調な動きとなった。しかし、原油価格が上昇したことを受けて、資源国通貨が堅調な動きとなったこともあり、ランド/円は10.43まで上昇し、2014年12月以来の高値を付ける動きとなった。
今週は、上値の重い展開が予想される。先週は、景況指数などが悪化となり、南ア経済の勢いが失速していることが示されたものの、堅調な株価や資源価格が下支え要因となった。しかし、株価の動きが一服する場合には、改めて南ア経済の先行き不安が意識される可能性もあるだろう。その中で、前月マイナスとなった南アの製造業生産や鉱物生産量、11ヵ月連続でマイナスが続く金生産量、また悪化が予想されている失業率の発表予定されており、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.