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2024-03-29 17:10:14

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年12月1日

週間マーケット展望  2014年12月1日

先週の振返り

先週は、引き続き円売りの動きが出る中で、欧米の経済指標が予想を下回る結果となったことなどから、経済の先行き懸念も出て、ドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。また、注目されたOPEC総会では、原油生産量が据え置かれたことから、エネルギー価格が大きく下落となり、産油国通貨や資源国通貨が下落する動きとなった。そして、週末には円売りが優勢となり、ドル円・クロス円は上昇する場面もあった。

今週の展望

今週のドル円・クロス円は、やや上値の重い動きが予想される。株式市場にはやや過熱感があるものの、感謝祭休暇において、小売りが前年比で伸びるなど、米年末商戦の順調なスタートが切られたこと、資源価格の下落を背景に、エネルギーコストの低下を受けて、米経済の楽観的な見方も出ている。このことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなる可能性が考えられる。ただ、先週、欧米の経済指標が予想を下回る結果が続いたことから、やや円を買い戻す動きも見られており、今週も続くようなら、再び経済の先行き不安が台頭する可能性もあるだけに、指標結果には注目したい。特に、今週は米雇用統計など主要な経済指標の発表が予定されている。また、ECB(ユーロ圏)、BOE(英国)、RBA(豪州)の金融政策発表も予定されており、ECBに関しては追加緩和の思惑も出ていることから注意したい。また、選挙戦を睨んで、急速な円安に対する日本の政府要人の円安牽制発言にも注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

117.24 〜 119.35

 

今週の予想

先週は、米長期債利回りが上昇したことを受けて、ドル買い・円売りとなり、週序盤は堅調な動きとなった。しかし、米消費者関連や住宅関連など、主要な経済指標が軒並み市場予想を下回る結果となったことから、ドル円は118円台中盤から117円台前半まで下落する動きとなった。しかし、週末には円売りの動きから、再び118円台後半まで上昇している。今週は、底固い展開が予想される。先週発表された米経済指標は、懸念が残る内容となったものの、感謝祭休暇で小売売上高が前年比で増加となり、クリスマス商戦に対する期待感が出ていることや、米雇用統計が比較的堅調な予想となっていることから、ドルは底固い展開が考えられる。ただ、急速な円安に対する懸念もあり、円安が進む場合には、日本政府要人の円安牽制発言にも注意したい。そして、主要な経済指標が先週同様に予想を下回る結果が続く場合には、米経済の先行不透明感も出て、下落に転じる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

145.58 〜 148.43

 

今週の予想

先週は、前週末の大幅下落の反動から週明けは堅調な動きとなった。また、ECBの政策委員会メンバーである独連銀総裁が、ユーロ圏での国債購入は法的に高いハードルがあると指摘したこともユーロの支援材料となり、ユーロ/円は145円台から147円台まで上昇する動きとなった。しかし、その後に発表されたユーロ圏諸国の経済指標は、懸念が残る結果が続いたことから、上値の重い動きが続いた。ただ、週末には円売りが優勢となり、147円台後半まで値を戻す動きとなった。今週は、上値の重い展開が予想される。先週末は、円売りの動きが強まったことから、ユーロ/円は上昇となったが、円売りの流れが一服する場合には、軟調な動きも考えられる。そして、ドイツ消費者物価指数が2010年2月以来の低い伸びとなったことや、ユーロ圏の11月のインフレ率が5年ぶりの低水準に並んだことから、ECBがより積極的な緩和策を打ち出すとの観測も出ていることも、ユーロの圧迫要因となるだろう。そのため、4日のECB理事会には注目したい。また、米国の雇用統計など、主要な経済指標結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

181.09 〜 186.14

 

今週の予想

先週は、週明けから堅調な動きとなった。また、英国の個人消費が市場予想を上回るなど、比較的堅調な指標結果が続いたことから、英国ポンドは底固い動きが続いた。しかし、高値警戒感も根強く、週末にかけて上値の重い動きが続いた。今週は、上値の重い展開が予想される。今週は、米国の重要な経済指標の発表が続くことや、英国の金融政策発表が予定されており、結果には注目したい。英国の金融政策発表では、政策金利などの変更はないが、引き続き利上げを支持する意見が出ることが予想されるが、内容や要人発言などにも注目したい。また、ECBの金融政策発表や、米雇用統計、急速な円売りに対する牽制発言などにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

98.60 〜 102.00

 

今週の予想

先週は、やや取引材料に乏しい中、週明けから軟調な動きとなった。そして、豪中銀副総裁が、豪ドルは過大評価されているとし、豪ドルが一段と下落すれば経済成長を支援するとの見方を示したことから、豪ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。また、米GDPが上方修正されたことを受けて対ドルで下落したことや、商品相場の下落基調も影響して、豪ドル/円は週明けの102円台から99円台まで下落し、11月12日以来の安値を付ける動きとなった。今週は、軟調な展開が予想される。約1ヵ月半の上昇が続いたことを受けて、利益確定の動きが出ていることや、先週のOPEC総会で原油の生産枠が据え置かれたことから、引き続き原油価格の下落が見込まれており、商品相場の下落基調が続く可能性が考えられる。また、今週は、米国の雇用統計など、主要な経済指標の発表が続くが、事前予想では堅調な結果が予想されている。予想通りの結果となるようなら、米国の利上げ期待の高まりなどから、商品市場などからの資金流出も続く可能性が考えられる。また、2日には豪中銀の金融政策発表、1日、3日には中国の経済指標の発表が予定されている。金融政策発表では、金利の変更はないものの、豪ドル高に対する牽制発言などには注意したい。また、中国の指標結果を受けて、中国経済に対する懸念が高まる場合には、豪ドルの圧迫要因となることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

10.55 〜 11.03

 

今週の予想

先週は、週明けから取引材料に乏しい中、小動きの展開で始まった。そして、南アで計画停電が実施されたことや、日銀審議委員による円安牽制発言などを受けて、ランド/円は軟調な動きとなり、10.80から10.65まで下げる動きとなった。しかし、南アのGDPが上方修正されたことなどから、底固い動きが終盤まで続いた。しかし、南アフリカの貿易収支、財政収支がいずれも市場予想を上回る赤字額となったことを受けて、上値の重い動きとなった。今週は、やや上値の重い展開が予想される。今週は、南アの主要な経済指標の発表がないものの、米国の雇用関連など、重要な経済指標の発表が予定されている。市場予想では、改善が予想されており、予想通りの結果が続くようなら、米国の利上げ期待が高まる可能性もあり、その場合にはランド相場に影響する可能性も考えられる。また、計画停電など再び電力問題が浮上していることは懸念材料だが、原油安が続いていることは、南ア経済にとってはプラス材料である。ただ、原油相場が一段安となる場合には、資源価格にまで影響することから、原油相場の動向にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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