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2024-04-24 09:20:57

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年11月25日

週間マーケット展望  2014年11月25日

先週の振返り

先週は、週明けに発表された日本のGDPが予想外のマイナス成長となったことを受けて、円が売られる動きとなった。また、米FOMC議事録で、利上げに向けた方針に変わりがなかったことが明らかとなり、日米金利差拡大観測から円売り・ドル買いが優勢となった。円は主要通貨に対して下落となり、ドル/円は2007年8月以来の高値を付ける動きとなるなど、クロス円も軒並み数年来の高値を付ける動きとなった。しかし、週後半に本邦財務相が、最近の急速な円安進行を牽制する発言をしたことを受けて、円を買い戻す動きも見られた。

今週の展望

今週は、やや軟調な展開が予想される。ここまで約1ヵ月半円安の流れが続いたことから、やや一服感も出ている。特に、政府要人からの円安牽制発言が影響していると考えられる。当面は、日米の金融政策の方向性の違いから、金利差拡大への思惑を背景に円売り・ドル買いが続く可能性も考えられるが、引き続き急速な円安に対する牽制発言などにも注意したい。そして、今週は米国で重要な経済指標の発表が続くが、堅調な結果が続くようなら、利上げに対する思惑も高まる可能性があるだろう。また、米国では感謝祭の休日(27日)を控えており、例年感謝祭前にポジション調整の動きが見られることから、こちらの動きにも注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

115.46 〜 119.35

 

今週の予想

先週は、週明けに発表された日本のGDPが、年率換算で-1.6%となり、4-6月期に続きマイナス成長となったことを受けて、円が主要通貨に対して売られた。また、日米の金融政策の違いから、両国の金利差拡大観測が広がり、ドル買い・円売りが優勢となった。ドル/円は一時118.99まで上昇し、2007年8月以来の高値を付ける動きとなった。ただ、円安牽制発言や、円売りの一服感から、週末には上値の重い動きとなった。今週は、底固い展開が予想される。1ヵ月以上円売りの流れが続いたことから、一旦調整の動きとなる可能性も考えられるが、日米の金利差拡大観測が根強い上、日本の総選挙を控えて新たな経済政策に対する期待感などから株価が堅調な動きとなる可能性もあり、円が売られやすい状況でもある。そのため、円買い戻しの調整の動きが出た場合でも、下げ幅は限定的と考えられる。そして、今週は、米GDB、耐久財受注、住宅関連など、重要な経済指標の発表があるが、比較的好調が続く米経済指標に水を差すような結果となる場合には注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

144.30 〜 147.46

 

今週の予想

先週は、前週までの堅調な流れが一服し、序盤はやや軟調な動きとなった。しかし、日本のGDPが2期連続でマイナス成長となったことや、日米の金利差拡大観測を背景に、円が売られており、ユーロ/円も堅調な展開が続いた。ユーロ/円は、一時149.13まで上昇し、2008年10月以来の高値を付ける動きとなった。しかし、週末にドラギECB総裁が、必要に応じて資産買い入れ内容を再調整へとの認識を示したことを受けて、ユーロが主要通貨に対して下落する動きとなり、ユーロ/円は145円台まで下げる動きとなった。今週は、やや軟調な展開が予想される。先週末にドラギECB総裁が、ユーロ圏の経済状況は依然困難、成長の基調も引き続き弱いとの発言をするなど、追加緩和の可能性を示唆したことから、ユーロ売りに反応した。そして、急速な円売りが続いた反動で、やや円売りに一服感も出ており、ユーロ/円は一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。そして、来週のECB理事会を控えて、神経質な展開が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

181.09 〜 186.14

 

今週の予想

先週は、週明けに日本のGDPがマイナス成長となったことから、円売りの動きが見られたものの、やや上値の重い動きとなった。その後、英金融政策委員会の議事録が公開され、引き続き2名の委員が0.75%への利上げを主張し、7対2で金利の据え置きが決定されたことが明らかとなり、ポンドは堅調な動きとなった。そして、日米の金利差拡大懸念などを背景に、円売りが続いていることや、英小売りが堅調な結果となったことを受けて、ポンド/円は186.14まで上昇し、2008年10月以来の高値を付ける動きとなった。しかし、週末には一時183円台まで下げる動きも見られた。今週は、上値の重い展開が予想される。先週末には、急速な円売りに一服感も出ており、やや軟調な展開も考えられる。そして、英経済の失速懸念を背景に、利上げ期待の後退観測が出ていたものの、先週公開されたMPCの議事録で、利上げを主張する委員が2名いたことは好感される。ただ、一方で利上げの時期が早過ぎると経済が衝撃の影響を受けやすくなるとの見方が示されたこともあり、利上げに対しては引き続き慎重姿勢の継続だろう。目先は、円安の流れが一服する場合、自国経済の懸念が材料視される可能性も考えられる。特に、26日は英GDPの発表が予定されており、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

100.00 〜 103.00

 

今週の予想

先週は、日本のGDPが年率換算で-1.6%となり、4-6月期に続きマイナス成長となったことを受けて円が売られ、豪ドル/円は週明けに102.40まで上昇した。しかし、その後は中国の経済指標が予想を下回る結果となったことが影響して、豪ドル/円は上値の重い展開が続いた。そして、週末には中国が利下げを発表したことを受けて、豪ドルは一段の上昇となり、豪ドル/円は一時102.84まで上昇し、2013年4月22日以来の高値を付ける動きとなった。今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週の豪中銀の議事録では、「金利は当面非常に低い水準に据え置く」、「豪ドルはなお高水準」との見方が引き続き示されており、これもやや圧迫材料となった。先週末の高値更新後には、やや失速しており、一旦調整となる可能性も想定しておきたい。今週も豪州の主要な経済指標の発表がないことから、株価の動向や、円売りの流れが一服するのかどうかに注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

10.14 〜 10.60

 

今週の予想

先週は、日本のGDPが2期連続でマイナス成長となったことや、安倍首相の消費税再増税の延期表明を受けて、円が主要通貨に対して下落し、ランド/円は堅調な動きとなった。また、堅調な株価動向や南アの経済指標がまずまずの結果となったことを受けて、ランド/円は週末に10.81まで上昇し、2013年5月以来の高値を付ける動きとなった。今週は、堅調な展開も予想される。目先は、円売りの流れがどこまで続くのか注目される。週前半は、月末の本邦企業の動きなどから、円売りが出る可能性も考えられる。ただ、南ア経済においては、先週後半に、南ア中銀が2014年の南アの経済成長率を下方修正したこともあり、円高が一服する場合には国内問題が材料視される可能性もある。また、25日には南アのGDP、28日には貿易収支、財政収支の発表が予定されている。GDPは上方修正が見込まれているものの、貿易収支は7ヵ月連続の赤字、財政収支は3ヵ月連続マイナスが続いている。そして、市場予想では、いずれも赤字拡大が予想されていることから、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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