SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-20 08:50:19

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年11月10日

週間マーケット展望  2014年11月10日

先週の振返り

先週は、引き続き日銀のサプライズ緩和が材料視され、週明けからドル円・クロス円は堅調な動きとなった。また、米主要株価が連日最高値を更新するなど、世界的に株価の堅調な動きが続いたことも好感され、安全資産とされる円を売る動きが優勢となり、ドル円・クロス円は堅調な展開が続いた。しかし、ドラギECB総裁が定例会見において、追加緩和に意欲を示したことからユーロが主要通貨に対して軟調な動きとなった。また、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことを受けてドルが下落するなど、安全資産とされる円を買う動きも見られ、週後半のドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い展開が予想される。サプライズ緩和のインパクトはやや薄くなっており、急速な円売りが進んだ調整局面となる可能性も想定しておきたい。特に、重要なイベント(米FOMC、米中間選挙、各国金融政策発表、米雇用統計など)が終了し、来月12月の各国の金融政策発表や、米利上げ時期を計る上で重要視される米雇用統計まで時間があくことから、一旦調整の動きを加速させる可能性もあるだろう。また、約1ヵ月続いた堅調な株価動向が一服となる場合には、円を買い戻す動きが強まる可能性も考えられることから、目先の株価の動きにも注目したい。

通貨毎の展望を確認!

米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

112.48 〜 115.00

 

今週の予想

先週は、引き続き日銀の追加金融緩和が材料視され、週明けから円売り・ドル買いの動きが優勢となった。また、米中間選挙で共和党が圧勝し、減税など、企業に有利な政策をとるとの期待感が高まったことも、ドルや株の押し上げ要因となった。ドル/円は、一時115.50台まで上昇する動きとなった。そして、週末の米雇用統計に対する期待感の高まりから、統計発表直前に115.61まで上昇し、2007年11月以来の高値を付ける場面もあった。しかし、雇用者数の伸びが市場予想を下回る結果となったことや、イエレンFRB議長が講演で、緩和的な金融政策を当面維持する姿勢を示したことから、ドルは上値の重い動きとなり、一時114.20台まで下げる動きとなった。今週は、やや上値の重い展開が予想される。米雇用統計では、市場予想を下回ったものの、雇用者数の伸びはまずまずの結果となった。しかし、重要なイベントであったFOMCや米雇用統計が終了したことから、やや一服感が出ると可能性も考えられる。また、最高値更新が続いた米主要株価も一服するようなら、ドル/円は調整局面となる可能性も想定しておきたい。経済指標では、14日の小売売上高の結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

141.22 〜 144.22

 

今週の予想

先週は、引き続き日銀の追加緩和が材料視され、週明けから堅調な展開が続いた。また、ドラギECB総裁の政策運営に対して、ユーロ圏の中銀総裁らが異議を唱えるとの報道を受けて、ECBの追加緩和の可能性が後退したこともユーロの押し上げ材料となった。ユーロ/円は一時144.22まで上昇し、2013年12月以来の高値を付ける動きとなった。しかし、ECB理事会後のドラギ総裁がバランスシート拡大の可能性に言及し、追加金融緩和も辞さない姿勢を示したことを受けて、終盤は軟調な動きとなった。今週は、やや軟調な展開が予想される。先週のECB総裁の会見で緩和策の可能性が指摘されており、次回12月にも追加緩和策が決定されるとの見方も強まっている。ただ、一部でユーロ圏の内部対立との報道もあり、その後の動きにも注目したい。そして、約1ヵ月堅調な展開が続いた欧米の株価が失速となる場合には、比較的安全な資産とされる円を買い戻す動きが強まる可能性も考えられるため、日米欧の株価動向にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

179.67 〜 182.87

 

今週の予想

先週は、引き続き前週の日銀の追加緩和や、3日に発表された英国の製造業関連の経済指標が予想を上回る結果となったことを受けて、円売りポンド買いが優勢となり、ポンド/円は序盤から上昇した。その後は、堅調な株価動向を背景に、ポンド/円は、一時184.34まで上昇し、2008年10月以来の高値を付ける動きとなった。しかし、終盤には利益確定の円買い戻しの動きや、英国の貿易赤字が拡大したことを受けて、181円台まで下げる動きとなった。今週は、やや上値の重い展開が考えられる。先週後半から円売りの勢いがやや失速し、利益確定の動きも出ている。また、英国経済の改善速度の鈍化懸念も続いており、一服となる可能性も想定しておきたい。特に、堅調な展開が続いた株価が失速する場合や、12日の英雇用統計の結果によっては、一段の下げとなる可能性もあるだろう。現状では、英雇用者数の増加が見込まれていることや、失業率が2008年9月以来の5%台に改善するとの予想が出ていることから、統計の結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

97.62 〜 100.00

 

今週の予想

先週は、引き続き日銀の追加緩和を材料に、円売り、株価上昇の動きから、豪ドル/円も週明けから堅調な動きとなった。そして、豪中銀が政策金利の据え置きを決定し、声明においては引き続き豪ドル高を指摘したものの、反応は限定的となった。その後、一段の円売りの流れを受けて、豪ドル/円は99.71まで上昇し、2013年5月以来の高値を付ける動きとなった。しかし、中国の経済指標が悪化したことや、資源価格の下落を背景に、軟調な動きとなった。一時、堅調な豪州の雇用統計の結果を受けて値を戻したものの、円買い戻しの動きに押されて上値の重い動きとなった。今週は、やや上値の重い展開が予想される。ここにきて、再び中国の指標結果が低下していることや、資源価格の下落が続いていることが影響する可能性が考えられる。特に、8日の中国の貿易収支や、10日の物価関連、13日の小売売上高の発表が予定されている。現状では、やや低下予想も出ていることから、結果には注目したい。10月末の大幅な上昇後やや上値の重い動きが続いていることや、先週最高値更新が続いた米株価が一服となる場合にも注意したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.99 〜 10.33

 

今週の予想

先週は、前週末に発表された南アフリカの貿易収支で赤字額が大きく縮小したことが引き続き材料視されたことや、円売りの流れを受けて、週明けから堅調な動きとなった。ランド/円は、一時10.33まで上昇し、2013年9月19日以来の高値を付ける動きとなった。しかし、格付け会社が、向こう数年の実質成長の見通しの弱さなどを理由に格下げを決定したことを受けて、ランドは主要通貨に対して一段の下げとなった。今週は、やや軟調な展開が予想される。先週発表された南アフリカの電力発電は、8ヵ月ぶりにプラスとなったものの、南アの複数の発電所で相次いで事故が発生し電力不足が深刻になる可能性が指摘されており、状況次第では上値の重い動きも考えられる。特に、電力不足は以前から深刻な問題とされているが、事故の影響で南ア経済を圧迫するようなら、ランドの一段の下落も想定しておく必要があるだろう。また、先月末から円安の流れが続いたが、先週後半からやや調整の動きも出ており、週明けからの動きにも注意したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.