SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-29 18:14:35

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年11月4日

週間マーケット展望  2014年11月4日

先週の振返り

先週は、世界的に株価が上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。注目された米FOMCでは、予想通り緩和策の終了が決定され、声明もタカ派的な内容となったことから、ドルが主要通貨に対して上昇する動きとなった。そして、週末には、日銀が追加緩和を決定したことや、GPIFの運用見直しを受けて、世界的に株価が大きく上昇となったことから、投資家のリスク志向が強まり、円がすべての主要通貨に対して下落する動きとなり、ドル円・クロス円は大幅上昇となった。

今週の展望

今週は、引き続き堅調な展開が予想される。ただ、先週末に大幅上昇となったことから、週序盤に株価が一服する場合には、ドル円・クロス円もやや反動が出る可能性も想定しておきたい。そして、今週は、英国、ユーロ圏の金融政策発表や、米雇用統計が予定されている。やや経済の失速感が懸念される英国での利上げ賛成者の動向や、追加措置の可能性が指摘されるユーロ圏の結果には注目したい。また、FOMCで見通しが上方修正された米雇用統計の結果により、利上げ時期の思惑の変化にも注目したい。

通貨毎の展望を確認!

米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

110.09 〜 114.22

 

今週の予想

先週は、序盤に発表された米経済指標が軒並み市場予想を下回る結果となったことから、週序盤は上値の重い展開が続いた。そして、FOMCでは、緩和策の終了が決定されたことや、タカ派的な声明を受けて、ドルは主要通貨に対して上昇となった。また、週末には、日銀が追加の緩和策を決定したことを受けて円売りが優勢となり、ドル/円は112.48まで上昇し、2007年12月以来の高値を付ける動きとなった。今週は、堅調な展開が予想される。先週末に大きく上昇したことから、その反動が出る可能性も考えられるが、米国では緩和策終了、日本では緩和策継続中であり、現状の金融政策の違いがはっきりとしている。そのため、日米金利差拡大観測から、ドル/円は底固い展開が続く可能性が考えられる。そして、FOMCの声明で雇用市場の見通しを上方修正されたことから、週末の米雇用統計にも注目したい。期待通りの結果となれば、利上げ期待が高まる可能性があるが、期待外れの結果となる場合には、早期利上げの後退観測からドル売り・円買いとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

137.68 〜 141.22

 

今週の予想

先週は、週明けに発表されたドイツの経済指標が悪化したことを受けて、ユーロは軟調な動きとなった。ただ、前週末に発表されたユーロ圏の銀行のストレステストの結果は、25行が不合格と発表されたものの、すでに半数が資本増強をしていることが明らかとなり、ユーロは底固い動きとなった。その後は、米FOMCで量的緩和策の終了が決定されたことから、対ドルで下落したものの、世界的に株価が上昇となり、円が売られる動きとなったことから、ユーロ/円は140.79まで上昇し、9月19日以来の高値を付ける動きとなった。今週は、上値の重い展開が予想される。引き続き株価動向には注目だが、一服感が出た場合には注意したい。ユーロ圏や、主要国のドイツの指標の悪化が目立っており、成長とインフレの見通しを下方修正せざるを得ないとの見方も出ている。そして、過去にもそれを引き金に追加措置を打ち出していることから、6日のECB理事会には注目したい。ただ、市場では、12月に追加措置を打ち出すとの見方もあることから、追加措置が決定されない場合でも、ECB総裁の定例会見の内容(追加措置を示唆する発言など)に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

175.00 〜 180.00

 

今週の予想

先週は、序盤材料に乏しい中、やや上値の重い動きとなった。そして、堅調な株価動向を背景に、円が売られたことから、ポンド/円も底固い動きとなった。そして、週末には、日銀が追加緩和策を決定したことを受けて円売りが強まり、ポンド/円は179.79まで上昇し、9月19日以来の高値を付ける動きとなった。今週は、やや上値の重い展開が予想される。注目は、6日の英国の金融政策発表である。政策金利などはすべて据え置かれるとの予想がコンセンサスとなっている。ただ、最近の英国経済は、やや失速が懸念されており、利上げ期待もやや後退している。そのため、利上げ時期のヒントになる声明や要人発言には注目したい。また、週末には米国の雇用統計が予定されており、こちらの結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

95.00 〜 99.00

 

今週の予想

先週は、週明け材料に乏しい中、上値の重い展開で始まった。そして、欧米の株価が大きく上昇する動きとなり、投資家のリスク志向が高まったことから円を売る動きが優勢となり、豪ドル円は堅調な動きとなった。その後、米FOMCで緩和策が終了したことや、タカ派的な声明を受けて、豪ドルは対ドルで下落となり、対円でも上値の重い動きとなった。しかし、再び株価が堅調な動きとなったことや、日銀が追加緩和策を発表したことを受けて円売りが強まり、週末には98.85まで上昇し、2013年5月以来の高値を付ける動きとなった。今週は、底固い展開が予想される。引き続き堅調な株価動向や、日米の金利差拡大観測を背景に円売りが続く可能性も考えられ、堅調な動きが続く可能性が考えられる。そして、今週は、米国の雇用統計の発表が予定されており、良好な結果となる場合には、株価の上昇が期待される一方、米国の利上げ期待が高まる可能性も考えられる。その場合、豪ドルは対ドルで軟調な動きとなる可能性があり、豪ドル/円もやや上値が抑えられる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.90 〜 10.30

 

今週の予想

先週は、週明けやや軟調な展開で始まったものの、米経済指標が予想外の悪化となったことや、欧米の株価が堅調な動きとなったことから、投資家のリスク志向の動きも見られ、ランド/円は堅調な動きとなった。また、南アフリカの失業率が改善したことや、財政赤字が予想ほど大きな赤字とならなかったことを受けて、南アランドは堅調な動きが続いた。また、週末には、日銀が追加の金融緩和を決定したことから、円売りが優勢となり、ランド/円は10.30まで上昇し、2013年9月以来の高値を付ける動きとなった。今週は、底固い展開も予想される。先週までは、南アフリカの経済指標が予想以上に改善していることや、株価動向を背景に、堅調な動きとなった。米FOMCでは、量的緩和が終了したものの、低金利政策を継続するとの声明が維持されたことから、再び株価が買われている。今週も堅調な株価動向が続くようなら、ランド/円も底固い展開が続く可能性が考えられる。ただ、今週は、米国の雇用統計が予定されており、雇用が一段の改善となれば、米国の早期利上げ期待が高まる可能性もあり、その場合にはやや上値の重い動きとなることも想定しておきたい。また、南アの経済指標では、6日に電力発電の発表があり、結果には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.