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2024-04-19 23:40:22

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年10月20日

週間マーケット展望  2014年10月20日

先週の振返り

先週は、世界の成長見通しが引き下げられたことが引き続き圧迫材料となり、これに先週発表された欧米主要国の経済指標が悪化したことや、エボラ感染者の拡大に対する警戒感も加わり、株価が大きく下落する動きとなった。このことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる円や債券が買われる動きとなった。そのため、ドル/円は105.20円まで下落し、9月8日以来の安値を付ける動きとなった。また、ユーロ/円は2013年11月20日以来の安値を付けるなど、ドル円・クロス円は大きく下落する動きとなった。ただ、終盤には株価が反発したことから、値を戻す動きとなった。

今週の展望

今週は、底固い展開が続く可能性が考えられる。先週末に株価が反発するなど、やや回復の兆しも見られた。悪材料が重なり、投資家心理が急速に冷やされたことから、やや過剰に反応したとの見方もある。ただ、ここにきて全体的に底打ち感も出ている。しかしながら、米国でエボラ出血熱の感染が拡大するようなら、経済への懸念から再び米株価が下落する可能性も考えられることから注意したい。そして、本格化している米企業決算や、FOMCを来週に控えて、景気判断の上で重要な米住宅関連指標などの発表が予定されており、結果には注目したい。また、中国では、党大会などの重要なイベントが控えており、中国の成長戦略などにも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

105.20 〜 107.58

 

今週の予想

先週は、世界的な経済成長の減速見通しを背景に、米国の利上げが先送りされるとの米金融当局者の発言や、米国内でエボラ出血熱の感染者が発見されたことで、感染の拡大への警戒感からドルが主要通貨に対して下落する動きとなった。また、株価の下落が続いたことや、米経済指標の悪化を受けて、ドル売り・円買いが優勢となり、ドル/円は一時105.20まで下落し、9月8日以来の安値を付ける動きとなった。今週は、底固い展開が予想される。ドル/円は105円台前半まで下落したことで、値頃感の買いも入っている。株価の下落などが一服すれば、再び堅調な動きとなる可能性が考えられる。ただ、当面は、来週のFOMCに注目が集まっており、ここで緩和策の終了が決定される予定であり、終了後の『相当期間』に関する認識や文言の削除があるのか注目されている。利上げ時期や緩和策終了に関しては、最近の指標結果などをもとに、ハト派が延期を検討すべきと発言していることから、今週も当局者の発言には注目したい。また、米国でのエボラ感染者の拡大に対する警戒感が依然として高いことから、こちらの報道にも注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

135.03 〜 137.94

 

今週の予想

先週は、ユーロ圏の主要国であるドイツの経済指標が予想を下回る結果となり、ユーロ圏経済が再び景気後退に陥る可能性が高まったとの指摘が出たことや、ドイツ政府が2014年、2015年の成長率見通しを下方修正したことを受けて、ユーロが主要通貨に対して下落する動きとなった。また、株価の大幅下落や、エボラ出血熱感染の拡大懸念を背景に、投資家のリスク回避の動きが強まり、ユーロ/円は134.14まで下落し、2013年11月20日以来の安値を付ける動きとなった。今週は、底固い展開が予想される。先週末に株価下落が一服しており、週明けも株価の堅調な動きが続く場合には、ユーロ/円も顕著な動きが続く可能性が考えられる。ただ、ユーロ圏やドイツの成長見通しが引き下げられていることから、ECBに広範な量的緩和を求める声が強まる場合には、やや上値は限定的となる可能性が考えられる。また、欧州圏においてエボラ出血熱の感染者が複数報告されており、感染拡大に対する警戒感が高まる場合には、再びリスク回避の動きが強まる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

168.03 〜 175.15

 

今週の予想

先週は、英国のインフレ率が2009年9月以来の低水準となったことが嫌気され、大半の主要通貨に対して下落する動きとなった。また、欧米の株価が大きく下落したことや、英FT100も2013年6月以来の安値を付けるなど、9月から11%以上下落したことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全資産とされる円を買う動きが強まった。そのため、ポンド/円は一時168.03まで下落し、3月18日以来の安値を付ける動きとなった。その後は、英失業率が改善したことや、株価が反発したことから、ポンド/円も値を戻す動きとなった。今週は、値を戻す動きが予想される。先週後半は、世界的に株価が値を戻す動きとなり、リスク回避の動きが和らいだことから、ポンド/円も安値から大きく反発している。引き続き株価の堅調な動きが続くようなら、ポンド/円も値を戻す動きが続く可能性が考えられる。ただ、株価が下げに転じる場合には、再びリスク回避の動きが強まり、ポンド/円は軟調な動きとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

91.76 〜 94.51

 

今週の予想

先週は、週明けに発表された中国の貿易収支で、輸出が予想以上に伸びたことや、米国でのエボラ感染の拡大が懸念されたこと、また米国の利上げが先送りされる可能性があるとの米金融当局者の発言を受けて、豪ドルは対ドルで上昇となり、豪ドル/円も序盤はやや底固い動きとなった。しかし、世界的な株価下落が加速したことや、世界的景気減速懸念を背景に、リスク回避の円買いの動きが強まり、豪ドル/円は一時91.76まで下落し、3月17日以来の安値を付ける動きとなった。ただ、週末には株価が反発したことを受けて、やや値を戻す動きとなった。今週は、底固い展開が予想される。引き続き株価動向に注目だが、先週後半には株価の下落も一服していることから、株価の上昇が続くようなら、豪ドル/円は値を戻す動きとなる可能性が考えられる。しかし、再び株価が軟調な動きとなる場合には、豪ドル/円の一段の下げも想定しておきたい。また、今週は、22日の豪州消費者物価指数に注目だが、21日には中国のGDPなど重要な経済指標の発表が予定されていることから、こちらの結果にも注目したい。また、先週は、米金融当局者の発言が豪ドルの支援材料となったが、今週も当局者の発言には注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.44 〜 9.73

 

今週の予想

先週は、世界的な景気減速懸念を背景に、主要国株価が軒並み落したことを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まった。このことから、比較的安全資産とされる円を買う動きが強まり、ランド/円は9.44まで下落し、8月8日以来の安値を付ける動きとなった。ただ、週後半は株価が反発したことや、米金融当局者が量的金融緩和の終了延期を検討すべきとの考えを示したこと、また南アの小売売上高が予想を上回る結果となったことを受けて、値を戻す動きとなった。今週は、底固い展開が予想される。世界的な株安が沈静化し、反発する動きとなる場合には、ランド/円は値を戻す動きとなる可能性も考えられる。ただ、世界的な景気減速懸念や、欧米におけるエボラ感染による不安が払拭できないようなら、再び株価が下落に転じ、安全資産とされる円を買う動きが強まる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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