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2024-04-18 13:26:00

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年10月14日

週間マーケット展望  2014年10月14日

先週の振返り

先週は、IMFが世界全体の経済成長率見通しを下方修正したことを受けて、世界景気の先行き懸念から株価が大きく下 落となり、リスク回避の動きが強まったことから、安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。円は、主要16通貨の大半に対して上昇する動きとなった。 ただ、注目された米FOMCの議事録において、ドル高に対する指摘があったことや、利上げ時期に関する手掛かりが無かったことから、ドルが主要通貨に対し て売られ、米国の利上げ期待の後退観測から株価が買われる動きもあった。そのため、ドル円・クロス円は値動きの荒い動きも見られた。

今週の展望

今週は、やや上値の重い動きが予想される。ドルは、110円台の大台到達後やや調整の動きとなっており、クロス円も 軒並み下落する展開が続いている。特に、先週後半に、株価や資源価格の下げ幅が拡大したことから、資源国通貨の下げ幅が拡大する動きが目立っていた。株価 下落は、明らかに世界経済の成長見通しが下方修正されたことが影響していると考えられる。ただ、株価の下落が一服すれば、リスク回避の動きも弱まる可能性 がある。また、主要国の経済指標の結果などが改善を示す結果となれば、再び株価や資源価格が上昇となり、ドル円・クロス円の上昇につながる可能性も考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

106.82 〜 108.75

 

今週の予想

先週は、前週の米雇用統計の結果を受けて上昇した流れが一服し、週明けからやや軟調な動きとなった。そして、IMF が世界全体の経済成長率見通しを下方修正したことを受けて、世界景気の先行き懸念から欧米の株価が大きく下落となり、リスク回避の動きが強まったことか ら、安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。それを受けて、ドル/円は軟調な動きとなった。そして、注目されたFOMCの議事録で、利上げ時期に関 する手掛かりが無かったこともドルの上値を圧迫する要因となった。今週は、上値の重い動きが予想される。FOMCの議事録では、利上げ 時期に関する手掛かりが無かったことで、やや利上げ期待が後退している。また、最近の指標結果は、まちまちの結果が続いており、米国の回復基調に不安も 残っている。そのため、上値の重い展開が続く可能性が考えられる。そして、ドル/円が大台の110円台まで上昇した達成感から、一旦調整する動きとなって いるが、一定の調整をこなし、米経済の不安が払拭できれば、再び110円を超える可能性も考えられる。次回のFOMC(10月28-29日)では、緩和策 の終了が予想されていることから、今後はそれまでの米経済指標の結果が重要となる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

135.00 〜 137.94

 

今週の予想

先週は、週明けはやや新規材料に乏しく、小動きの展開となった。そして、IMFが世界経済の成長率見通しや、ユーロ 圏の成長見通しを下方修正したことを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、ユーロ/円は軟調な動きとなった。しかし、米FOMC議事録を受けて米国 の利上げ期待が後退したことを受けて、株価が大きく上昇となり、円が売られる展開となったことから、ユーロ/円は一時137.90台まで急反発する動きと なった。ただ、週後半には、ドラギECB総裁が、必要に応じて追加刺激策を講じる方針をあらためて示したことや、世界的に株価が下落したことでリスク回避 の動きが強まり、ユーロ/円は135.85まで下落し、9月5日以来の安値を付ける動きとなった。今週は、上値の重い展開が予想され る。IMFがユーロ圏の成長見通しを下方修正したことや、ドラギECB総裁が必要に応じて追加刺激策を講じる方針を示したことから、引き続き上値の重い展 開が続く可能性が考えられる。特に、ユーロ圏向けの投資は低調であり、さらに冷え込む可能性も指摘されている。そのため、マーケットでは、対ドルで 2010年や2012年の安値水準を目指すとの指摘も出始めている。このことから、当面上値の重い展開が続く可能性が考えられる。そして、最近の株価下落 を背景に、投資家のリスク回避の動きも見られている。ただ、ここまで欧米の株価下落が続いていることから、値頃感から株を買い戻す動きが出る場合には、対 円で底固い動きとなる可能性もあるだろう。そのため、株価の動向にも注目しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

172.25 〜 175.15

 

今週の予想

先週は、序盤はやや材料に乏しく、前週の流れを受けて軟調な動きとなった。その後は、欧米の株価が大きく下落したこ とから、投資家のリスク回避の動きが強まり、ポンド/円は軟調な動きとなった。また、月例の英雇用調査で、正規雇用契約が過去10ヵ月で最低となり、契約 賃金も伸び悩んでいるとの報告が出たことも、上値を抑える要因となった。その後、米FOMC議事録公開を受けて、米国の早期利上げ期待が後退となり、株価 が大きく反発したことから、ポンド/円も大きく値を戻したものの、週後半には再び株価が大幅下落となったことを受けて、ポンド/円は172.75まで下落 し、9月10日以来の安値を付ける動きとなった。今週は、底固い展開が予想される。英国で懸念されている賃金の伸びや、有期契約の伸び が拡大していることなど、雇用問題では引き続き懸念が残るものの、IMFが英国の今年の成長率が主要7ヵ国で最高との見通しが維持されたことや、住宅市場 の脅威が抑えられない場合は、金利を引き上げる必要があるかもしれないとの認識示したことから、底固い動きとなる可能性も考えられる。また、9月上旬から のポンド上昇に対する調整も一服する可能性も考えられ、値頃感などを背景に買い戻しの動きがでることも考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

93.04 〜 95.84

 

今週の予想

先週は、前半やや材料に乏しい中、レンジ内の展開が続いた。そして、米FOMC議事録で早期利上げに関する手掛かりが無かったことを受けて、米国の早期利上げ観測が後退し、株価が上昇となり、豪ドル/円も堅調な動きとなった。しかし、豪中銀の金融政策発表では、政策金利は予想通り据え置かれたものの、豪ドルは歴史的に見て依然として高水準との認識を示したことや、豪州雇用統計で、雇用者数の伸びが大きく減少したことから、主要通貨に対して軟調な動きとなった。また、世界的に株価が大きく下落したことも影響して、豪ドル/円は週末に93.44まで下落し、5月22日以来の安値を付ける動きとなった。今週は、上値の重い展開が予想される。豪中銀が、引き続き豪ドルは歴史的に見て依然として高水準との認識を示したことで、マーケットでは、豪ドル高への牽制と受け止められている。また、金利の安定期間を設けるのが賢明だとしたことで、利上げ時期は来年後半との見方が広がったことから、今年8月の上昇時とは雰囲気が変わっている。ただ、主要国との金利差を比較してもまだ優位であることや、大半のデータは緩やかな経済成長を示唆しているとの中銀の声明を受けて、値頃感から買いが入る可能性もあるだろう。このことから、やや上値は重いものの、底固い展開が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.63 〜 9.81

 

今週の予想

先週は、序盤に新しい南アの中銀総裁にレシェチャ・ハニアフ氏が指名され、財務省事務次官、副総裁を歴任した人物であることから、人事に関する不透明感を払拭されたものの、欧米の株価が軟調な動きとなったことから、序盤のランド/円はもみ合いの展開が続いた。そして、米FOMC議事録を受けて、早期利上げ期待が後退し、株価が大きく上昇したことを好感して、ランド/円は9.81まで上昇する動きとなった。しかし、南アフリカの鉱物生産が前年比で4ヵ月連続のマイナスとなったことや、金生産が前年比で8ヵ月連続のマイナスとなったこと、また、株価が大きく下落したことからランド/円は上値の重い動きとなっている。今週は、レンジ内の展開が予想される。引き続き資源生産がマイナスとなっていることや、南アの電力当局が電気料金の引上げを認可(13%)したことなどから、引き続き南ア経済への懸念から上値の重い展開が考えられる。その一方で、米国の早期利上げ期待がやや後退したことや、南ア中銀の利上げ観測が高まったことから、底固い動きも考えられる。そして、新しい中銀総裁が指名されたものの、マーカス前総裁の政策が引き継がれるとの見方が多く、やや材料にはなり難いだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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