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2024-03-29 14:04:35

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年9月22日

週間マーケット展望  2014年9月22日

先週の振返り

先週は、FOMCなどのイベントを控えて様子見ムードも強まっていたことから、序盤の主要通貨はやや小動きの展開となった。そして、FOMCでは、量的緩和の10月終了が明記されたことや、出口戦略の原則も公表されたことから、早期の利上げ期待が高まり、日米金利差拡大が意識されたことから、ドル買い・円売りが優勢となった。そのため、ドル円・クロス円は堅調な展開が続いた。しかし、週末には利益確定の動きも見られ、円売りの勢いがやや失速する動きとなった。また、スコットランドの住民投票の結果に注目が集まったが、独立が否定されたことを受けて、英ポンドは大きく上昇する動きとなった。しかし、その後は一服感から利益確定の売りに押される動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い展開が予想される。ここまでドル円・クロス円は堅調な展開が続いていたが、FOMCなどの注目されたイベントが終了したことから、先週末には軒並み失速する動きとなっている。今週もこの流れが続く可能性も考えられる。ただ、米英国など、引き続き経済指標の好調な結果が続くようなら、投資家のリスク志向の動きが強まり、ドル円・クロス円は底固い展開が続く可能性も考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

107.40 〜 109.46

 

今週の予想

先週は、FOMCの結果発表を控えて様子見ムードも強く、序盤は小動きの展開が続いた。そして、FOMCでは、注目された「資産買い入れプログラム終了後も事実上のゼロ金利を『相当期間』維持する」との文言が継続されたものの、量的緩和の10月終了を明記したほか、利上げに向けた出口戦略の原則も公表したことで早期の利上げが意識され、ドルが主要通貨に対して上昇する動きとなった。ドル/円は、週末に109.46まで上昇し、2008年8月以来の高値を付ける動きとなった。しかし、その後は利益確定の動きも見られ、やや値を下げる動きとなった。 今週は、上値の重い動きが予想される。米経済指標の堅調な結果が続いており、利上げの期待が高まっているものの、イエレンFRB議長も会見で指摘していたが、米雇用情勢の改善が進んでいないことから、利上げ時期に対する懸念もある。そして、米雇用統計を来週に控えていることや、約1ヵ月間堅調な展開が続いたことから、ポジション調整の動きも考えられる。そして、今週発表される主要な米経済指標も堅調な結果が予想されていることから、結果次第では底固い動きとなる可能性も考えられる。ただ、耐久財受注は、前回大幅な伸びとなった反動で、今回大幅な低下が予想されていることから、結果を受けた反応には注意したい。  テクニカル的には、先週末のローソク足型が上影線となっていることから、週序盤はやや軟調な展開も考えられる。また、オシレーターのMACDでは両線上向きで乖離幅も拡大しているが、乖離幅が縮小し、先行するラインが下向きに転換するようなら、下げが継続する可能性も想定しておきたい。目先の下値もポイントは108.30、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。また、上値のポイントは109.46、ここを上抜ける場合には110円台を目指す可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

138.47 〜 140.33

 

今週の予想

先週は、週明けやや上値の重い動きとなったものの、欧米の株価が堅調な動きとなったことや、ユーロ圏の経済指標が比較的良好な結果となったことを受けて、ユーロ/円も堅調な動きとなった。また、米国の低金利政策継続に関する声明が維持されたことも支援材料となった。ユーロ/円は、週末に141.22まで上昇し、5月8日以来の高値を付ける動きとなった。しかし、その後は、利益確定の売りに押されて139円台まで下げる動きとなった。 今週はやや上値の重い展開が予想される。対ドルでは軟調な展開が続いているものの、対円では株価上昇などが材料となり、堅調な展開が続いた。そして、急角度の上昇が続いたことから、株価などで調整の動きとなる場合には、ユーロ/円の動きにも注目したい。FRBが出口戦略を進めている一方、ECBは緩和策に進む動きを強めており、逆行している。また、欧州当局者からユーロ安を望む声が相次いでいることから、引き続き当局者などの発言などにも注目したい。  テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線上向き継続中だが、乖離幅が先週末に縮小していることから、縮小が継続する場合や先行するラインが失速する場合には軟調な展開が続く可能性も考えられる。下値のポイントは@139.18 A138.77 B138.47 近辺まで考えられる。一方、上値のポイントは140.33、ここを上抜ける場合には一段の上昇となる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

176.37 〜 178.69

 

今週の予想

先週は、前週の堅調な流れが一服したことや、スコットランドの独立の是非を問う住民投票を控えて、序盤はやや上値の重い動きとなった。しかし、英雇用統計で、失業率が2008年9-11月以来の低水準となったことや、住民投票で独立反対が優勢との世論調査を受けて、英ポンドは主要通貨に対して堅調な動きとなった。ポンド/円は、週末に180円台後半まで上昇し、2008年10月以来の高値を付ける動きとなった。しかし、週末には材料出尽くし感から利益確定の動きが強まり、177円台まで下げる動きとなった。 今週は、やや上値の重い展開が予想される。週序盤は、スコットランドの住民投票の結果や、急速な上昇が続いたことを受けた利益確定に動きが続く可能性が考えられる。そして、調整の動きが一巡すれば、堅調な英経済を背景に底固い動きが続く可能性が考えられる。ただ、英国の雇用関連指標が改善するなど、英経済は勢いを増しているものの、基本給の上昇率が過去最低に並ぶなど、賃金上昇加速には至っていない。利上げ慎重派は、賃金の伸びの鈍さが低金利維持の根拠としているだけに、今後も雇用関連や物価関連の指標には注目したい。  テクニカル的には、先週末のローソク足の足型が上影線となっていることから、軟調な展開が続く可能性が考えられる。下値のポイントは、トレンドライン上の175.43〜177.86(月〜金)近辺、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。また、オシレーターのMACDでは、両線上向きで乖離幅拡大が続いており、やや逆行していることから、乖離幅が縮小となり、先行するラインが失速する場合には、下げ継続となる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

95.60 〜 98.33

 

今週の予想

先週は、前週末に発表された中国の経済指標が予想を下回る結果となり、中国経済への先行き不透明感が広がったことを受けてから、週明けから軟調な動きとなった。一時96.36まで下落し、8月21日以来の安値を付ける動きとなった。しかし、その後は中国の金融緩和策への期待や、米金利先高観の後退を受けて、堅調な動きとなった。ただ、週末には円買い戻しの動きもあり、反落となった。 今週は、底固い展開が予想される。FOMCの声明で、低金利政策に関する文言が継続されたことを受けて、世界的に株価が堅調な動きとなっており、この流れが続く場合には底固い展開が続く可能性が考えられる。ただ、一方で米国の早期利上げ期待を背景に、金利市場では徐々に米金利が上昇しており、豪ドルにとってはやや懸念材料である。米金利の上昇が続くようなら、対円でもやや上値の重い動きとなる可能性も想定しておきたい。特に、今週は主要な豪州の経済指標の発表がないことから、株価動向、金利動向、そして中国関連のニュースにも注目したい。  テクニカル的には、半値押し後に値を戻す動きとなったものの、オシレーターのMACDでは、両線下向き継続中となっていることから、上値の重い動きが考えられる。下値の重要なポイントは96.36、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性が考えられる。その場合、下値目標の計算値は95.60と計算できることから注目したい。上値のポイントは97.92、ここを上抜ける場合には一段の上昇となる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.69 〜 9.90

 

今週の予想

先週は、堅調な株価動向を背景に、序盤から上昇する動きとなった。そして、南アフリカの消費者物価指数や小売売上高が予想を上回ったこと、また米FOMCで事実上のゼロ金利を『相当期間』維持するとの文言が据え置かれたことを受けて、ランド/円は9.89まで上昇し、2週間ぶりの高値を付ける動きとなった。しかし、南ア中銀が政策金利を据え置いたことや、中銀総裁が辞意を表明したことを受けて、上値の重い動きとなった。 今週は、上値の重い展開が予想される。先週のFOMCでは、米国の低金利政策の継続に関する文言が継続されたものの、10月にはQE3の終了や、早期利上げ観測などから、新興国通貨に対する懸念が徐々に高まる可能性も考えられる。そして、南アフリカの主要な経済指標の発表がないものの、堅調な展開が続いている株価が一服する動きとなる場合、ランド/円は上値の重い展開が続く可能性が考えられる。  テクニカル的には、週後半のローソク足の足型が上ヒゲの長い足型が続いていることから、目先やや軟調な展開が考えられる。目先の重要な下値ポイントは9.69、ここを下抜ける場合には、ダブルトップ型のパターンの完成となり、一段の下げとなる可能性が考えられる。このパターン上の下値目標の計算値は6.59となる。上値のポイントは9.90、ここを上抜ける場合には9.94が重要なポイントとなり、ここも上抜けるようなら10円台を試す展開が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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