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2024-04-24 15:16:11

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年8月25日

週間マーケット展望  2014年8月25日

先週の振返り

先週は、主要国の経済指標が堅調な結果となるケースが続いたことや、堅調な株価動向を背景に、投資家のリスク回避の動きが後退し、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。そして、注目されたFOMCの議事録では、利上げの可能性を示唆されたことや、ジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演でも、利上げの可能性を示唆する発言があったことを受けて、ドルが主要通貨に対して上昇する動きとなった。ドル円は、4月4日以来の104円台まで上昇する動きとなった。また、英MPCの議事録で3年ぶりに利上げ票が入ったことが明らかとなったことから、年内の利上げ期待が再燃し、英ポンドは堅調な動きとなった。そして、豪ドル円の上昇も目立っており、2013年6月以来の高値を付ける動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い動きが予想される。先週のドル円・クロス円は、上昇が続いたものの、週末にはやや上値の重い動きとなっている。このことから、週前半は上値の重い動きが考えられる。また、先週はFOMC議事録や、ジャクソンホールでの中銀総裁の講演が注目されたことから、ウクライナやパレスチナ、中東情勢のニュースにはやや反応は薄かった。しかし、引き続き緊張が続いていることから、情勢の変化などには注意したい。そして、今週は米国の重要な経済指標の発表が予定されており、先週同様に強い内容となるかどうかにも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

103.09 〜 104.20

 

今週の予想

先週は、米国の経済指標が軒並み改善したことや、株価が続伸したことを受けて、ドル円は序盤から堅調な動きとなった。そして、FOMCの議事録公開では、利上げの判断は今後の経済情勢次第との見方が示されたが、想定より早く利上げが始まる可能性が高まっていることが指摘されたことを受けて、ドルが主要通貨に対して上昇する動きとなった。そして、イエレンFRB議長のシンポジウムでの講演で、「進展が早ければ利上げが早まる公算」と発言したことを好感して、ドル円は104.20まで上昇し、1月23日以来の高値を付ける動きとなった。今週は、やや上値の重い展開も予想される。注目されていたFOMCの議事録公開やイエレン議長の講演などのイベントが終了したことで、やや一服感から一旦の調整の動きも考えられる。ただ、今週も重要な経済指標の発表が予定されていることから、先週同様に好調な結果となる場合には、早期利上げ期待も高まり、堅調な動きとなる可能性も考えられる。テクニカル的には、重要な上値のポイントである104.13を上抜けて高値を更新したものの、前回3月同様に上ヒゲでの上抜けとなっていることから、週明け陰線となる場合には、下げが加速する可能性も考えられることから注目したい。また、オシレーターのMACDでは両線上向きとなっているものの、先行するラインが失速する場合には注意したい。目先の下値のポイントは、@103.09 A102.86 B102.54 近辺まで想定しておきたい。上値のポイントは104.20、ここを完全に上抜ける場合には、104.50〜104.85近辺までの上昇も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

136.81 〜 138.03

 

今週の予想

先週は、序盤に小動きの展開が続いたものの、欧米の堅調な株価動向や、ウクライナ情勢の緊張が一服したことから、ユーロ円は堅調な動きも見られた。その後は、米長期債利回りの上昇を背景に、日米金利差拡大観測から円が売られたこともあり、ユーロ円は138.00まで上昇し、8月1以来の高値を付ける動きとなった。ただ、終盤には一段の下げとなっている。今週は、上値の重い展開が予想される。ウクライナ情勢の緊張が引き続き残っていることや、先週発表されたユーロ圏の経済指標が悪化したことから、上値は限定的と考えられる。そして、ECBの追加緩和に対する懸念も上値を抑える要因となるだろう。  テクニカル的には、先週末に一目均衡表の雲下限に近づいており、ここを上抜けるかどうかに注目したい。今週の雲下限ラインは、137.97〜137.63(月〜金)となり、また重要な上値のポイントの138.03も近いことから注目したい。上抜ける場合には、一段の上昇も考えられる。下値のポイントは、@137.31 A137.01 B136.81 近辺まで想定してきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

170.97 〜 173.51

 

今週の予想

先週は、堅調な株価動向などを受けて、序盤は底固い動きで始まった。しかし、英消費者物価指数が市場予想を下回る結果となったことや、出荷価格が前年同月比で約5年ぶりに低下したことを受けて、ポンドは主要通貨に対して下落する動きとなった。その後、英中銀が公表した金融政策委員会の議事録において、2人の委員が利上げを主張していたことが明らかとなったことや、堅調な株価動向を背景に、ポンド円は堅調な動きとなった。 今週は、底固い展開が予想される。最近の経済指標の結果や、当局者の発言などから、利上げ時期の後退観測からポンドは軟調な展開が続いていた。しかし、先週公表された議事録で、約3年ぶりに利上げの賛成に票が入ったことを受けて、英中銀が年内にも利上げに踏み切るのではないかとの観測が再浮上したことから、堅調な展開が続く可能性が考えられる。ただ、潜在的なインフレ圧力の弱まりも示されており、やや上値は限定的と考えられる。テクニカル的には、先週後半に一目均衡表の雲下限近辺まで上昇したものの、雲下限近辺で上値の重い動きとなっている。今週は、雲下限ラインの172.46(月〜金)を完全に上抜けるかどうかに注目したい。完全に上抜ける場合には、雲上限ラインの173.66〜173.73(月〜金)を目指す可能性も考えられる。そして、オシレーターのMACDでは、両線がゴールデン・クロスとなっており、堅調な展開を示唆する形となっていることから、注目したい。下値のポイントは、@171.63 A170.97 B170.44 近辺まで想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

96.18 〜 97.37

 

今週の予想

先週は、主要な豪州の経済指標の発表がなかったものの、最近の豪州経済が良好だったことや、欧米の堅調な株価動向を背景に、豪ドルは序盤から堅調な動きとなった。豪ドル円は、週末に96.87まで上昇し、2013年6月以来の高値を付ける動きとなった。今週は堅調な展開が予想される。先週は、中国の経済指標が予想を大きく下回る結果となったことや、豪中銀総裁が、豪ドルの下落するリスクを繰り返し指摘したものの、対ドルでは下げる場面も見られたが、ドル円は堅調な展開が続いている。また、コモディティ価格の下落や豪金利が過去最低水準に下落しているものの、日米欧の先進国と比較しても依然として高金利であることが材料となっていると考えられる。そのため、当面堅調な展開が続く可能性が考えられる。しかし、中国の不動産市場の低迷などを背景に、今年の成長率目標を達成できないリスクが高まっていることから、こちらの材料に目が向くようなら、調整の動きも考えられるだけに注意はしておきたい。テクニカル的には、週序盤に一目均衡表の雲を上抜けたことから、一段の上昇となっている。そして、上値の重要なポイントである96.51も上抜けていることや、週足ベースの雲上限も上抜けていることから、堅調な動きが続く可能性が考えられる。そして、96.51を上抜けたことから、長期的な上値目標の計算値は101.31と計算できる。目先の上値のポイントは97.37近辺と考えられる。一方、下値のポイントは、@96.51 A96.18 B95.61 近辺に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.61 〜 9.78

 

今週の予想

先週は、序盤やや取引材料に乏しい中、小動きの展開となった。そして、米格付け会社が、南アフリカ4大銀行の格付けを引き下げたことを嫌気して、南アランドは主要通貨に対して軟調な動きとなった。その後は、欧米の堅調な株価動向を背景に、底固い動きも見られた。 今週は、やや上値の重い動きが予想される。先週は銀行の格付けが引き下げられたが、南アの国債の格下げの可能性も指摘されていることから、上値の重い動きが考えられる。そして、26日には南アのGDP、29日は貿易収支、財政収支の発表が予定されている。貿易収支は、4ヵ月連続の赤字となっているが、2ヵ月連続で赤字額が減少していることから、赤字が解消されるのか注目したい。テクニカル的には、先週後半に一目均衡表の雲を上抜けている。ここからは、目先の上値のポイントである9.74を上抜けるかどうかに注目したい。ここを上抜けるようなら、一段の上昇も期待できるが、再び雲下限ラインの9.67(月〜金)を下向ける場合には軟調な展開となることも想定しておきたい。また、MACDでは、両線が緩やかながら上向きとなっているが、先行するラインが失速し、デッド・クロスとなる場合には軟調な動きを示唆する形となることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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