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2024-04-17 03:06:55

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年7月28日

週間マーケット展望  2014年7月28日

先週の振返り

先週は、米国の主要な経済指標の発表が少なく、序盤のドル円・クロス円は全般的に小動きの展開となった。ただ、ウクライナやパレスチナ情勢がやや一服したとの見方から、それまで安全資産として買われていた円を売る動きも見られ、ドル円・クロス円は小動きながら堅調な動きとなった。そして、週後半には、欧米の経済指標の結果を受けてやや軟調な動きも見られた。ただ、市場では翌週のFOMC、第2四半期GDP、7月雇用統計など米国の重要イベントを控えて、やや積極的な売買が手控えられたことから、値動きは限定的となった。

今週の展望

今週は、主要各国の重要な経済指標の発表が予定されており、結果に左右される動きが予想される。マーケットの注目は各国の金融政策であり、現状では、英国と米国が利上げに近づいており、ユーロ圏や日本は当面利上げの目処がたっていない状況となっており、これが相場にも反映している。ただ、円に関しては、ウクライナやパレスチナ情勢の懸念を背景に、リスクの回避先として買われている。このことから、指標結果を受けて、利上げ時期に対する思惑や、ウクライナやパレスチナ情勢が相場を動かす要因となるだろう。そのため、指標の結果や、ウクライナやパレスチナ情勢の変化には注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

101.01 〜 102.27

 

今週の予想

先週は、米国の主要な経済指標の発表が少なかったことから、序盤から小動きの展開が続いた。ただ、ウクライナやパレスチナ情勢がやや一服したとの見方や、米国の早期利上げ期待もあり、小動きながら堅調な動きとなった。しかし、週末には、米耐久財受注が市場予想を上回る結果となったものの、米GDPの結果発表を来週に控える中で、GDPの算出に使用される航空機を除いた非国防資本財の出荷がマイナスとなったことで、米景気の先行き不透明感が広がったことを背景に、ドルはやや上値の重い動きとなった。 今週は、底固い展開が考えられる。30日の米GDP、FOMCや8月1日の米雇用統計など重要な経済指標の発表を控えて、序盤は様子見で小動きの展開が予想される。そして、今回のGDPは第2四半期の結果発表となり、前期のマイナス成長(-2.9%)から、3.1%成長が予想されている。また、米雇用統計では、前回の結果程の強い予想ではないものの、+20万人を超える堅調な予想となっている。そのため、予想通りの良好な結果となるようなら、ドルも堅調な動きとなる可能性が考えられる。また、FOMCでは、引き続き緩和策の縮小が予想されており、注目は利上げ時期である。そのため、利上げ時期に関する思惑が交錯する場合には、やや荒っぽい動きとなる可能性も想定しておきたい。テクニカル的には、先週末に一目均衡表の雲下限ライン(101.97)近辺で上値が重く、上値が抑えられる動きとなった。今週は、雲下限が101.93〜101.89(月〜金)、雲上限ラインが101.97〜101.93(月〜金)にあることから、ここを完全に上抜けるかどうかに注目したい。ただ、前週末のローソク足の足型から、目先上値の重い展開も考えられる。また、先週末の終値を上回らず、陰線引けとなる場合には下げを示唆する形となることから、週明けの足型にも注目したい。そして、6月高値からのトレンドラインも先週完全に抜けておらず、このライン(101.84〜101.74 月〜金)を上抜けるかどうかにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

136.23 〜 138.08

 

今週の予想

先週は、ウクライナ情勢の不透明感やロシアに対する制裁強化が、脆弱なユーロ圏諸国の成長に打撃を与えるとの見方を背景に、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。対ドルでは2013年11月以来の安値を付け、対円でも2014年2月以来の安値を付ける動きとなった。その後、ユーロ圏やドイツの経済指標が共に市場予想を上回る結果となったことを受けて、堅調な動きが見られたものの、週末には再び上値の重い動きとなった。 今週は、上値の重い展開が予想される。依然として、ウクライナ情勢などの地政学的リスクが燻っていることが上値を圧迫すると考えられる。また、ユーロ圏や主要国であるドイツの経済指標が改善し、ユーロ圏のマネーサプライにおいて予想を上回ったものの、利下げ効果が限定的だったことが明らかとなった。そのため、効果が表れるまでは、追加策に対する懸念も払拭できないことから、当面上値の重い展開が続く可能性も考えられる。今週は、米国の重要な指標発表が続くことから、この結果に影響を受ける可能性があるため注目したい。ユーロ圏では、31日の失業率や物価関連の指標結果には注目したい。テクニカル的には、オシレーターのMACDでは、両線下向きが続いているものの、乖離幅が縮小していることから、先行するラインが上向きとなり、その後ゴールデン・クロスとなる場合には一旦値を戻す動きとなる可能性が考えられる。目先の上値のポイントは、@137.34 A138.08 B138.45 近辺と考えられ、また目先のトレンドラインが137.45〜137.02(月〜金)に位置しており、ここの下抜けにも注目したい。下値のポイントは136.23、ここを下抜ける場合には一段の下げも想定しておきたい。そして、下抜ける場合の下値目標に計算値は134.33と計算できることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

172.03 〜 174.56

 

今週の予想

先週は、序盤に発表された英住宅関連の経済指標が悪化したことから、やや上値の重い展開で始まった。また、英中銀MPC議事録で、利上げの意見が出ていた一方で、予想外の利上げとなれば景気回復に多大な悪影響をもたらす危険性も指摘されていた。また、カーニー英中銀総裁が、利上げペースは過去よりも緩やかになるとの見通しを示したことや、英小売売上高が予想を下回ったことも影響して、上値の重い展開が終盤まで続いた。そして、ポンド/円は6月30日以来の安値を付ける動きとなった。今週は、底固い展開が予想される。IMFが英国の成長率見通しを引き上げており、直近の9ヵ月間では4回目の上方修正となっている。そして、G7の中で成長が最も顕著となっていることから、MPCにおいて早期利上げに対する懸念が示されていたものの、英中銀には利上げ開始を迫る圧力が強まる可能性も考えられる。そのため、現状の調整が一段落すれば、再び堅調な展開となる可能性が考えられる。テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線が下向き継続中で、一目均衡表の基準線・転換線を下回っていることから、やや軟調な展開が考えられる。下値のポイントは、一目均衡表の雲上限ラインの172.03〜172.47(月〜金)、ここを下抜ける場合には雲下限の171.65〜171.82(月〜金)が次のポイントとなる。一方、上値のポイントは、上値ラインの173.48〜173.00(月〜金)、ここを上抜ける場合には、調整局面の終了と考えられ、目先174.56を目指す展開が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

95.13 〜 96.51

 

今週の予想

先週は、週明けやや軟調な動きとなったものの、オーストラリアの消費者物価指数が市場予想を上回ったことを受けて、一部で懸念されていた利下げ観測が後退したことから、豪ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。また、ウクライナやパレスチナ情勢を背景としたリスク回避の動きがやや和らいだことから、豪ドル/円は96.18まで上昇し、7月2日以来3週間ぶりの高値を付ける動きとなった。しかし、週後半は上値の重い動きが続いた。今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週はインフレ率が上昇したことから、利下げ観測が後退するとともに、利上げに対する期待が出たことから堅調な動きとなった。しかし、物価上昇は一時的で、先行きは鈍化するとの指摘があり、利上げの可能性は低いとの見方もある。そのため、今後発表される物価関連の指標結果には注目したい。今週は、31日に輸出入物価、8月1日に生産者物価の発表が予定されていることから、結果には注目したい。ただ、豪中銀総裁が、現在の金融政策に満足していると発言したこともあり、目先の金融政策の変更は考え難いだろう。テクニカル的には、週前半は一目均衡表の雲上限ラインで下値が支えられており、一段の上昇につながった。しかし、週後半のローソク足の足型パターンは軟調を示唆する形となっていることから、目先は軟調な展開が考えられる。下値のポイントは、一目均衡表の雲上限ラインの95.13〜95.22(月〜金)、ここを下抜ける場合には雲下限の94.64〜94.68(月〜金)が次の重要なポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.28 〜 9.78

 

今週の予想

先週は、現状続いている金属労組の労使交渉が合意するとの見方や、南ア当局者の発言を受けて、利上げ期待が高まったことを好感して、南ア・ランドは主要通貨に対して堅調な動きとなった。また、ウクライナやパレスチナ情勢が一服し、リスク回避の動きが和らいだことから、対円でも9.71まで上昇し、6月6日以来の高値を付ける動きとなった。今週は、やや上値の重い展開も予想される。利上げ期待などを背景に、堅調な動きとなったものの、外資系企業の生産停止など、労組問題が引き続き懸念材料となっている。今週は、29日に南ア失業率、30日は電力発電・消費、31日は貿易収支の発表が予定されており、結果には注目したい。南アの電力発電は、年初から減少傾向が続いており、特に冬の需要期を迎えており、電力不足が懸念されている。また、ストライキ終結で電力量の増加も懸念されており、南ア経済を圧迫する要因となる可能性があることから、結果には注目したい。また、貿易収支も引き続き赤字予想となっている。テクニカル的には、一目均衡表の雲上限ラインを一時上抜けたものの、終値ベースでは上抜けておらず、目先ここを完全に上抜けるのかどうかに注目したい。今週の雲上限ラインは9.68(月〜金)、ここを上抜ける場合には一段の上昇も考えられる。下値のポイントは雲下限の9.61〜9.59(月〜金)、ここを下抜ける場合には一段の下げも想定しておきたい。また、オシレーターのMACDでは、両線上向きで乖離幅が拡大しており、両線がゼロポイントを上抜けるのか、失速して下向きに転換するのかにも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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