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2024-04-25 15:23:05

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年7月7日

週間マーケット展望  2014年7月7日

先週の振返り

先週は、世界的に株価が堅調な動きとなり、最高値を更新する株価も見られたことから、投資家のリスク回避の動きも後退し、安全資産とされる円を売る動きが優勢となった。また、米長期金利が上昇となり、日米金利差拡大観測が意識されたことも円売り材料となった。ただ、ECB理事会や米雇用統計を控えて様子見ムードも出ており、序盤から動きはやや限定的となった。そして、米ドルは好調な結果となった米雇用統計を受けて堅調な動きとなり、クロス円も堅調な株価動向を背景に上昇となった。ただ、ユーロや豪ドルは、中銀総裁により低金利政策を維持する姿勢が示唆されたことなどから、上値の重い動きも見られた。

今週の展望

今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週は、堅調な株価動向や、好調な経済指標の結果を受けて米ドル/円・クロス円は上昇となったが、株価に高値警戒感や一服感が出ていることから、株価の動き次第では軟調な動きとなる可能性も考えられる。また、中国景気の減速懸念やアルゼンチンの債務危機などを懸念する向きもあり、情勢次第では、リスク回避の動きが強まる可能性もあるだろう。中国に関しては、7月9日に物価関連の経済指標、7月10日に貿易収支の発表が予定されており、結果には注目したい。また、やや落ち着いたものの、引き続きイラクやウクライナ情勢にも注目しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

101.24 〜 102.80

 

今週の予想

今週は、やや軟調な展開が予想される。米国市場が3連休明けとなり、取引材料に乏しい展開が予想されることから、週明けは雇用統計の結果を好感する動きとなる可能性も考えられる。ただ、値動きは限定的だろう。また、ダウ平均などが最高値を更新する動きが続いたことから、やや高値警戒感が出ていることや、アルゼンチンの債務危機を背景に株価が調整となる場合には、米ドル/円は軟調な動きとなる可能性が考えられる。特に、今週は米国の主要な経済指標の発表がないことから、株価動向などに注目したい。
テクニカル的には、先週後半に上値の抵抗となっていた一目均衡表の雲下限ラインを上抜けて、一段の上昇となった。ただ、重要な上値のポイントの102.33円手前で失速している。目先の上値のポイントは102.33円、ここを上抜ける場合には雲上限ラインの102.48円が重要なポイントとなる。下値のポイントは、雲下限ラインの101.71〜102.02円近辺、またこの近辺には200日移動平均線のラインもあることから注目したい。いずれも下抜ける場合には一段の下げも想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

137.69 〜 139.58

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。先週は、ユーロ圏のインフレ率が引き続き低水準で横ばいとなっていることや、失業率の改善が進んでいないこと、そして低金利政策の継続が明らかとなったことから、引き続き上値の重い展開が考えられる。そして今週は、ユーロ圏の主要な経済指標の発表はないものの、ドイツやフランスなど主要国の経済指標の発表が予定されていることから、結果には注目したい。また、先週まで堅調だった株価に高値警戒感も出ていることから、株価の動きにも注目したい。
テクニカル的には、先週後半のローソク足の足型が『宵の明星』型となっていることから、目先やや軟調な展開が考えられる。また、MACDでは、先行するラインが失速しており、両線の乖離幅が縮小していることから、さらに乖離幅の縮小が続くようなら軟調な展開が続くだろう。下値のポイントは、@138.39円 A137.92円 B137.69円 近辺まで考えられる。一方、上値のポイントは139.28円、ここを上抜けるようなら、一目均衡表の雲下限の139.44〜139.58円が次のポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

174.10 〜 175.51

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。英国の経済指標は、比較的堅調な結果が続いており、再び利上げ時期が早まるとの見方も出ている。このことから、堅調な展開が続く可能性が考えられる。今週も、英国の主要な経済指標の発表が予定されており、結果には注目したい。特に、7月10日には英中銀の金融政策発表が予定されている。現状では、政策金利・資産購入の規模は据え置きがコンセンサスだが、当局者の発言や声明内容には注目したい。早期利上げ期待に水を差す発言や、スラック(たるみ)に対する見解には注目したい。内容如何によっては、ポンドの動きに影響する可能性が考えられる。
テクニカル的には、MACDで両線が一旦クロスしかかったものの、再び乖離幅が拡大している。また、上値のポイントであった174.10円を上抜けたことから一段の上昇となった。174.10円を上抜けたことによる上値の目標値は175.51円と計算できる。また、日柄的にトップは7月9日でそれ以降反落との見方もできることから、注目したい。上値のポイントは175.51円、下値のポイントは@174.85円 A174.51円 B174.10円 近辺まで想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

94.33 〜 96.13

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。先週、豪中銀総裁が豪ドルは過大評価されていることを示唆し、豪ドル相場の高止まりが豪州経済を圧迫しているとの懸念を示したことが引き続き圧迫材料となる可能性が考えられる。現状では、鉱業の投資減速や歳出削減が豪州経済を圧迫している一方、住宅市場の上振れと雇用回復が相殺している状況である。今週は、7月10日に豪州の雇用統計の発表が予定されており、良好な結果となるようなら、豪ドルは堅調な動きとなる可能性が考えられる。しかし、金利の据え置き継続観測や、豪ドル高に対する懸念もあることから、上昇となる場合でも上値は限定的と考えられる。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線が下向きとなっており、乖離幅が拡大傾向にあることから、目先軟調な動きも考えられる。目先の下値ポイントは95.17円、ここを下抜ける場合には@94.92円 A94.77円 B94.28円 近辺まで想定しておきたい。上値のポイントは96.13円、ここを上抜ける場合には96.50円が次の上値のポイントとなる。また、7月8日(±2日)は相場の方向性が転換・加速となる可能性が高まる日柄であることから、相場の方向性にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.13 〜 9.60

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。南アフリカ株が上昇していることは好感されているものの、先週発表された電力発電が低迷しており、鉱山ストライキが終結に向かい電力消費量が増加傾向になることに加え、冬の電力需要期に入ることから、電力問題が南アフリカ経済を圧迫する可能性も懸念されている。また、「最大労組が新たな賃上げ提案を拒否、20万人以上によるストを実施」との報道も出ており、まだ問題は続きそうである。そして、今週は、南アフリカの鉱物生産量、金生産量の発表が予定されており、注目したい。共に前年比で低迷しており、金生産量に関しては4ヵ月連続のマイナスが続いている。結果次第では、懸念が高まる可能性も考えられる。
テクニカル的には、先週後半に下値のポイントとなる9.42円まで下げたものの、サポートされて反転している。ただ、オシレーターのMACDでは、両線の乖離幅が縮小しており、先週末にクロスしていることから、目先軟調な動きも考えられる。下値のポイントは9.42円、ここを下抜けるようなら、9.13円が下値目標の計算値となる。上値のポイントは、@9.53円 A9.57円 B9.60円 近辺まで考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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