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2024-04-19 18:30:33

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年6月30日

週間マーケット展望  2014年6月30日

先週の振返り

先週は、序盤から欧米の経済指標がまちまちの結果となったことから、序盤の米ドル/円・クロス円は小動きの展開となった。ただ、イラクやウクライナ情勢の緊迫化が影響してリスク回避の動きも見られ、上値の重い動きとなった。そして、米経済指標の悪化から米国の景気回復への懸念が高まったことや、英国当局者の発言により利上げ期待が後退するなど、期待感のあった通貨も軟調な動きとなり、投資家のリスク回避の動きが強まったことから、米ドル/円・クロス円は週後半に軟調な展開が続いた。

今週の展望

今週は、週序盤から欧米の主要な経済指標の発表が予定されており、結果を受けて動く可能性が考えられる。特に、7月3日にはECB理事会、米雇用統計の発表が予定されている。ECB理事会では、金融政策の変更は考えにくいが、週序盤に発表されるユーロ圏のインフレ率の結果を踏まえて、総裁の会見での発言には注目したい。また、米雇用統計は週末が米独立記念日となることで前倒しで発表される。ここまで雇用増が続いており、堅調な伸びが継続するとの予想が出ているものの、結果が上振れや下振れとなる場合には大きく動く可能性にも注意したい。また、イラクやウクライナ情勢の緊迫化が続いていることから、リスク回避の動きが高まるようなら、米ドル/円・クロス円、株価の動きに影響が出る可能性があることから、引き続き注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

100.83 〜 101.98

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。先週の米GDPは1-3月期の結果であり、寒波などの影響が色濃く出ると予想されていたが、予想以上に悪化となったことから米ドルの下げ幅を拡大させた。しかし、第2四半期では3%以上の成長となるとの見方が出ていることから、米ドルの下値は限定的だろう。そして今週は、7月3日に米雇用統計の発表など序盤から主要な米国の経済指標の発表が予定されている。特に、米雇用の改善が続いていることから、今回も堅調な結果が予想されている。そのため、事前に発表される雇用関連の指標結果が良好な結果となるようなら、期待感が高まる可能性もあるだろう。
テクニカル的には、一目均衡表の雲下限ラインで上値が抑えられる展開が続いたものの、週末には乖離する形となっている。そして、重要な下値のポイントであった101.61円を下抜けたことから一段の下げとなった。そして、101.61円を下抜けたことによる下値目標の計算値である101.14円は未達成である。ただ、週替わりとなることからここから反転する可能性も考えられる。週明け陽線となる場合には、一旦値を戻す可能性も考えられる。しかし、オシレーターのMACDでは、両線が下向きとなっており、両線がゼロポイントを下抜けていることから、陽線の長さ(上昇幅)がラインにも影響することから、この点にも注目したい(短い場合には反落となる可能性も想定しておきたい)。上値のポイントは、@101.61円 A雲下限ラインの101.76〜101.71円 Bトレンドラインの101.98〜101.80円まで考えられる。下値のポイントは、@101.14円 A100.83円 B100.76円 近辺まで想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

137.72 〜 139.42

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。先週、ドイツの消費者物価指数が上昇したことから、ユーロ圏全体の物価上昇率を下支えする可能性があり、ECBの追加緩和圧力が和らぐとの見方も出ていた。そして、6月30日にはユーロ圏の消費者物価の発表が予定されており、物価低下とならなければ下値は限定的となる可能性が考えらえる。また、7月3日にはECB理事会があるが、前回利下げを実施したことから、当面は据え置きが続くと考えられる。ただ、会見で総裁が「これで終わりではない」と発言したことが気がかりである。しかし、懸念される物価の下落が改善される場合には、会見での発言にも影響が出る可能性も考えられるため、指標結果や、会見の内容には注目したい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線の乖離幅が縮小しており、デッド・クロスとなる場合にはやや軟調な動きとなる可能性も考えられる。目先の下値ポイントは137.72円、ここを下抜ける場合には一段の下げも想定しておきたい。その場合の下値目標の計算値は、136.55円と計算できることから注目したい。一方、上値のポイントは138.92円、この近辺には一目均衡表の基準線(138.89円)もあることから注目したい。そして、ここを上抜ける場合には一段の上昇も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

171.27 〜 173.45

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。市場では、早期の利上げ期待が高まっているものの当局者の慎重な姿勢も目立っていることから、上値は限定的と考えられる。また、対米ドルで2008年10月以来の高値水準となっており、高値を警戒する動きも出ていることも圧迫要因となっている。そして、イラクやウクライナ情勢が緊迫化するようだとリスク回避の動きが強まる可能性もあり、まだ注意が必要だろう。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで先週末に両線がデッド・クロスとなっていることから、目先軟調な展開が考えられる。また、5月末の安値からのトレンドラインを先週末に一時下抜けたが、ここを完全に下抜けるようなら一段の下げも考えられる。下値のポイントは、@172.13円 A171.96円 B171.46〜171.27円(一目均衡表雲上限ライン)まで考えられる。ただ、172.54円(±0.10)近辺で下げ止まるようなら、一旦反転となる可能性もあるだろう。その場合の上値のポイント173.45円となり、ここを終値ベースで上抜けない場合には下げ継続と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

94.37 〜 96.33

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。豪州経済の先行きに懸念も残っており、現状の価格レベルで上値の重い展開が長らく続いている。そのため、上抜けには明確な材料が必要だろう。しかし、期待されていた利上げも時期が後退しているとの見方も多い上、イラクやウクライナ情勢の緊迫化、中国経済の失速観測もあり、当面は上値の重い展開が続く可能性が考えられる。今週は、7月1日には豪中銀の金融政策発表、7月2日には貿易収支、7月3日には小売売上高など、豪州の重要な指標発表が予定されている。また、米雇用統計も予定されていることから、結果には注目したい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線がデッド・クロスとなっていることから、目先重要な下値ポイントである95.19円を下抜けるかどうかに注目したい。下抜ける場合には、一目均衡表の雲上限の94.60〜94.37円近辺までの下げも想定しておきたい。上値は、@95.83円 A96.33円 B96.51円 が重要なポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.42 〜 9.70

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が続く可能性が考えられる。南アフリカの鉱山ストライキが解決に向けて合意したものの、ここまでの南アフリカ経済への影響が懸念されている。今週は、6月30日に南アフリカの貿易収支、財政収支の発表が予定されており、現在2ヵ月連続でマイナスとなっている。また、7月3日には電力発電・消費の発表が予定されており、慢性的な供給不足の懸念があるなど、電力供問題は南アフリカの重要な問題でもあることから結果には注目したい。
テクニカル的には、一目均衡表の雲下限近辺で上値の重い展開が続いており、終値ベースで上抜けない展開が続いている。目先は、雲下限ラインの9.63円を終値ベースで抜けるかどうかに注目したい。雲下限を完全に上抜ける場合には、雲上限ラインの9.77〜9.76円を目指す展開も考えられる。一方、目先の下値のポイントは、@9.50円 A9.47円 B9.42円 近辺となり、Bを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。そして、オシレーターのMACDでは、先行するラインが失速し、乖離幅が失速していることから、週前半に軟調となる場合には、デッド・クロスとなる可能性もあるため注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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