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2024-03-29 20:48:52

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年6月23日

週間マーケット展望  2014年6月23日

先週の振返り

先週は、序盤から米経済指標が市場予想を上回る結果が続くなど、全体的にまずまずの結果となったことや、株価の上昇を背景に、米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。そして、注目されたFOMCでは、予想通り緩和策の縮小が決定されたものの、米国の経済成長見通しが下方修正されたことから、米ドルが主要通貨に対して下落する場面もあった。しかし、ハト派的なFRB議長の会見を受けて、米国の株価や金利が上昇となり、米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、イラク情勢の緊迫化もあり、上値は限定的となった。一方、英当局者が早期の利上げ開始が適切かもしれないとの認識を示したことを受けて、ポンドが主要通貨に対して上昇となり、対円で1月2日以来、対米ドルでは2008年10月以来の高値を付ける動きとなった。

今週の展望

今週の米ドル/円・クロス円は、やや底固い展開が予想される。今週は、米国以外では主要な経済指標の発表が少ないものの、米国では主要な経済指標の発表が予定されている。そして、現状では堅調な予想が多いことから、指標結果には注目したい。その一方で、米主要株価が高値を更新する動きが続いたことから、高値警戒感も出ている。また、米国の長期金利の上昇を受けて、日米金利差拡大が意識されて円が売られる動きとなったが、米長期金利にも警戒する動きが見られることから、調整の動きとなる場合には、米ドル/円・クロス円にも影響が出る可能性も考えられるだろう。そして、依然としてイラク情勢の緊迫化も続いていることから、イラク情勢の変化にも注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

101.66 〜 102.80

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。住宅関連や消費者関連、製造業関連など、米国の重要な経済指標の発表が予定されており、事前予想では良好な予想が多く、予想通りの結果となる場合には米ドルの後押し材料となるだろう。また、最高値更新が続いている米主要株価や、米ドル/円との連動が高い米長期金利の動向にも注目したい。
テクニカル的には、先週後半は一目均衡表の雲下限近辺で上値の重い動きとなっており、目先ここを完全に上抜けるかどうかに注目したい。今週の雲下限ラインは102.01〜101.76円、ここを上抜ける場合には、@102.33円 A102.67〜102.48円(雲上限ライン) B102.80円 まで考えられる。一方、上値のポイントである102.33円を完全に上抜けない場合には、下げ継続の可能性が残っていると考えられる。そして、重要なポイントである101.61円を下抜ける場合には、下値目標の計算値が101.14円と計算できることから注目したい。また、現状のもみ合いが下げ途中の小休止の持ち合いパターン(現在6波動目の上昇)とみることもできることから、7波動目の下げとなる場合には注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

137.72 〜 139.42

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。大きな下げに対する調整の動きから値を戻したとの見方も多く、先週ユーロ圏の期待指数が上昇したものの、消費者マインドが悪化となり、域内の景気回復がまだ難しい状況にあることが示されており、積極的には買い難い状況と考えられる。そして、堅調な株価動向が続くようだと、対円での上昇継続も考えられるが、イラク情勢の緊迫化もあることから、状況次第で方向性が変わる可能性も考えられるため注意したい。
テクニカル的には、一目均衡表の基準線・転換線が週明けにもクロスする可能性があるものの、先週後半は基準線・転換線近辺で上値を抑えられており、両線を上抜けるかどうかに注目したい。完全に上抜ける場合には、一段の上昇も考えられるが、上値のポイントとなる138.89円(先週高値、50%戻しのポイント)を上抜けることが条件となる。下値のポイントは137.72円、ここを下抜ける場合、下値目標の計算値は136.52円と計算できる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

172.23 〜 174.86

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が続く可能性が予想される。先週は、物価関連指標や小売売上高が予想を下回る結果となったものの、ポンドを売り込む程ではない。むしろ、早期利上げ観測が再び強まったことのほうが材料視されるだろう。しかし、先週末にポンド/円が年初来高値を更新したものの、週替わりでやや流れが変わる可能性も想定しておきたい。ただ、その場合でも下値は限定的と考えられる。また、6月27日の英GDP、経常収支の結果にも注目したい。そして、イラク情勢の緊迫化が続くようなら比較的安全とされる円を買う動きが強まる可能性もあるため、イラク情勢にも注目したい。
テクニカル的には、先週末のローソク足の足型から週明け陰線引けとなる場合には、一旦調整となる可能性も考えられる。また、オシレーターのMACDでは両線上向きとなっているが、両線の乖離幅が縮小する場合や、先行するラインが下向きとなる場合には方向性に注目したい。先週も記した上値目標の計算値である173.98円をクリアして下げていることから、週序盤は軟調な動きとなる可能性も想定しておきたい。下値のポイントは、5月29日安値からのトレンドライン上の172.08〜172.67円近辺に注目したい。また、下げ始めに下げ幅が大きくなる可能性にも注意しておきたい。上値のポイントは174.10円、ここを上抜ける場合には、174.86円を目指す可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

94.95 〜 96.51

 

今週の予想

今週も上値の重い展開が予想される。豪州の低金利政策が一定の効果を上げたものの、鉱山投資の減少などの影響が出ており、解消には当分時間がかかるとの見通しが示されたことから、豪ドルは上値の重い展開続く可能性が考えられる。そして、今週は、主要な豪州の経済指標の発表がないことから、株価動向などに左右される可能性が考えられることから、注目したい。また、イラク情勢の緊迫化が続くようなら、投資家のリスク回避の動きも強まる可能性も想定しておきたい。
テクニカル的には、もみ合いの展開が続いているものの、MACDでは両線の乖離幅が縮小しており、デッド・クロスの可能性もあり、目先クロスする場合には、軟調な動きとなる可能性もあるため注目したい。目先の下値ポイントは95.19円、ここを下抜ける場合には95.01円(下値目標の計算値)、94.96円(38.2%押しのポイント)が下値のポイントとなる。一方、上値のポイントは96.15円、ここを上抜ける場合には96.51円を目指す可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.42 〜 9.63

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。南アフリカの鉱山ストライキは、賃金に関する条件に関して大筋で合意に達したが、スケジュールや住宅補助など細かい点での合意が未定となっている。そして、労使問題が解決したとしても、南アフリカ経済がすぐに改善に向かうとも思えず、上値は限定的と考えられる。むしろ、イラクやウクライナ情勢の緊迫化が続くようなら、投資家のリスク回避の動きが強まる可能性もあり、南アフリカランドの圧迫要因となることから、情勢の変化などに注目したい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDでは、両線の乖離幅が縮小しており、週明けにも両線がゴールデンクロスする可能性もあり、クロスとなるようなら目先堅調な動きも考えられる。しかし、週後半に一目均衡表の雲下限ライン近辺で上値を抑えられていることから、目先の上値のポイントは雲下限ラインの9.63円と考えられる。雲下限を上抜ける場合には、9.71円が次の重要なポイントとなる。一方、下値のポイントは9.42円、ここを下抜ける場合には、9.31円が下値目標の計算値となることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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