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2024-04-25 10:26:49

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年6月16日

週間マーケット展望  2014年6月16日

先週の振返り

先週は、序盤に欧米の主要株価が最高値を更新する動きとなったものの、その後は調整の動きから株価が下落に転じたことや、米経済指標が予想を下回る結果が続いたこと、そしてイラク情勢の緊迫化を背景に投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。そのため、序盤から円が主要通貨に対して堅調な動きが続いた。ただ、週後半には英国の中銀総裁が利上げ時期に言及したことや、NZ中銀が3会合連続で利上げを決定したことから、英ポンドやNZドルが主要通貨に対して大きく上昇する動きもあった。

今週の展望

今週の米ドル/円・クロス円は、やや上値の重い展開が予想される。イラクでは、国際テロ組織アルカイダ系の過激派を含む武装勢力の攻撃が拡大し、情勢が悪化していることを背景に投資家のリスク回避の動きが続いており、緊迫化が続くようなら、安全資産とされる円を買う動きが続く可能性も考えられる。また、米国のFOMCも注目されており、100億ドルの緩和策の縮小が市場のコンセンサスとなっている。そして米国では、英国と同様に利上げ時期にも注目が集まっている。その中で、先週英中銀総裁が、利上げ時期が早まる可能性に言及したことを受けて英ポンドの上昇につながっている。そして、今回のFOMC後には、FRB議長の会見も予定されていることから、議長の発言には注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

101.36 〜 102.40

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。先週は、米経済指標が予想を下回るケースが続いたこともあり、米経済に対する懸念が残っている。そのため、週明けからの主要な経済指標の結果次第では、軟調な動きが継続する可能性も考えられる。注目はFOMCだが、引き続きQE3の100億ドルの縮小が予想されている。また、今回のFOMCから新たに3人の理事(再任1人)が加わることや、FRB議長の会見も予定されているため、発言などには注目したい。そして、イラク情勢の緊迫化次第では、投資家のリスク回避の動きが強まる可能性もあることから、情勢の変化などにも注意したい。
テクニカル的には、5月安値からのトレンドラインを下抜けて一段の下げとなっている。そして、5月安値から6月上旬までの上昇に対す61.8%押しのポイント(101.58円)近辺まで下げていることから、早期に直近高値の102.80円を上抜ける可能性は低いと考えられる。また、先週後半にMACDで両線がデッド・クロスとなっていることもあり、週明け上値の重い展開が続く可能性が考えられる。目先の上値のポイントは102.15円、ここを上抜けることが反転の条件となる。ここを上抜けるようなら、一目均衡表の雲下限の102.48〜102.20円、雲上限の102.68円が次のポイントとなる。下値のポイントは、@101.61円 A101.43円 B100.83円 近辺まで想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

136.23 〜 138.90

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が続く可能性が考えられる。引き続き、ECB当局者によるユーロ安誘導を狙った発言や、ユーロ圏の債券市場での利回り低下を背景に、ユーロは軟調な展開が続く可能性が考えられる。また、イラク情勢の緊迫化を背景に、投資家のリスク回避の動きも出ていることから、今週も緊迫情勢が続くようなら、安全資産とされる円を買う動きが優勢となる可能性もあるだろう。
テクニカル的には、週末のローソク足の足型が上ヒゲの長い足型となったことや、オシレーターのMACDで両線がクロスしたことから、週明け序盤はやや軟調な動きも考えられる。そして、下値のポイントであった137.98円を下抜けたことで、下値目標の計算値は135.71円と計算できることから注目したい。目先の下値のポイントは、@137.72円 A137.53円 B136.23円 近辺となる。一方、上値のポイントは、@138.67円 A138.90円 B139.42円 近辺まで想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

170.98 〜 173.98

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。ここまで、英中銀総裁は利上げ時期に関する発言を控えていたものの、先週予想より早まる可能性に言及したことから、市場では年内の利上げの可能性に対する期待感が出ており、英ポンドは底固い展開が考えられる。ただ、イラク情勢の緊迫化や、欧米の株価の調整からリスク回避の円買いの動きも出ており、それぞれの動向を見極めたい。経済指標では、6月17日に英国の物価関連、6月19日には小売売上高が予定されており、結果に注目したい。また、6月18日には英中銀のMPCの議事録が公開されるが、先週後半に英中銀総裁が利上げに関して発言した内容が議論されているのかにも注目したい。
テクニカル的には、週前半に一目均衡表の雲の中に入り込む動きとなったものの、週末には上抜ける動きとなった。また、オシレーターのMACDでも両線の乖離幅が拡大しており、両線がゼロラインを越えていることから、堅調な流れが続く可能性も考えられる。そして、上値のポイントである172.55円を上抜けていることで、上値目標の計算値は173.98円と計算できる。下値のポイントは、@172.55円 A171.96円 B171.93〜171.76円(一目均衡表雲上限)近辺まで考えられ、Bを下抜けるようなら一段の下げも想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

94.95 〜 96.51

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。先週、隣国のニュージーランドが3会合連続で利上げを決定し、ニュージーランドとの金利差が拡大したことや、中国本土企業のデフォルトが続くとの懸念を背景に、上値の重い展開が続く可能性が考えられる。また、先週前半に欧米の株価が最高値を更新する動きが続いたが、やや高値を警戒する動きが出ていることや、イラク情勢の緊迫化を背景に、投資家のリスク回避の動きが強まるようだと、株価下落、円買い戻しの動き強まる可能性も考えられる。
テクニカル的には、週後半はやや上値の重い展開が続き、ローソク足の足型も上ヒゲの長い足型が続いている。また、オシレーターのMACDでは先行するラインがやや失速気味となっていることから、下向きに転換し、クロスするようだと一旦調整となる可能性も想定しておきたい。目先の上値のポイントは@96.15円 A96.24円 B96.51円 近辺、下値のポイントは@95.43円 A94.95円 B94.59円 近辺まで考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.31 〜 9.66

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。鉱山ストライキに終結の兆しが見られたことは好感できるが、5ヵ月間のストライキの影響がリセッション懸念を引き起こしていることや、イラク情勢の緊迫化からリスク回避の動きも出ていることから、上値の重い展開が考えられる。
テクニカル的には、週央に一目均衡表の雲下限を下抜けて一段の下げとなっている。また、オシレーターのMACDでは、両線下向き継続となっており、下げを示唆する形となっている。しかし、先週末のローソク足の足型が下ヒゲの長い足型となっていることから、週前半は値を戻す動きも考えられる。上値のポイントは、雲下限ラインの9.57〜9.62円と考えられる。また、この近辺にはトレンドライン9.60〜9.53円もあることから、両ラインの上抜けに注目したい。下値のポイントは、@9.43円 A9.31円 B9.14円 に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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