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2024-03-29 07:33:21

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年5月19日

週間マーケット展望  2014年5月19日

先週の振返り

先週は、週前半にダウ平均株価が連日最高値を更新するなど、世界的に株価が堅調な動きとなったことから投資家のリスク志向の動きが強まり、円を売る動きが優勢となった。そのため、円が主要通貨に対して軟調な動きとなった。その後、欧米の経済指標が予想を下回ったことや、株価が大きく下げる動きとなったこと、また米長期金利の下落による日米金利差縮小観測から円を買い戻す動きが優勢となり、米ドル/円・クロス円は週末まで軟調な展開が続いた。特にユーロは、来月のECB理事会で緩和策が講じられるとの見方が強まったことから、主要通貨に対して軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、もみ合いの展開が予想される。過去最高値圏にあった米株の調整局面が続いており、この流れが続くようなら、安全資産とされる円を買う動きが強まる可能性が考えられる。特に、米経済指標が予想を下回る場合にも、安全資産とされる米国債が買われ、利回り低下による日米金利差縮小観測も円買いの要因となることから注目したい。一方、5月20-21日には日銀の金融政策決定会合が予定されており、政策は現状維持(異次元緩和の継続)がコンセンサスとなっている。ただ、1-3月のGDP速報値が上方修正されたことから、設備投資の判断を引き上げる可能性はあるが、景気判断は従来の判断を据え置くだろう。また、必要であれば追加緩和を辞さないという姿勢を繰り返す場合には、株高・円売りに反応する可能性もあるため注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

100.76 〜 102.44

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。2月の安値以降、101円台前半で底固い展開が3ヵ月続いており、ここでサポートされる可能性が考えられる。現状では、米株価の調整が続く可能性もあり、その場合にはリスク回避の動きから円が買われる可能性も考えられる。ただ、5月20-21日に日銀の金融政策発表が控えており、政策は現状維持だが、会見で必要であれば追加緩和も辞さない姿勢が繰り返し示される可能性も考えられることから、底固い展開が予想される。また、週後半のFOMC議事録、住宅関連(中古・新築販売)の経済指標の結果には注目したい。先週末の住宅関連指標では、悪天候の影響で1-3月は低迷が続いたものの、4月の結果は改善が見られた。今週の中古・新築販売はともに前回からの改善が予想されている(ネガティブ・サプライスとなる場合には注意したい)。
テクニカル的には、5月14日の重要変化日から相場が反転し軟調な動きとなっている。そして、オシレーターのMACD、短期のストキャスティクスで両線が下向きとなっていることから、週序盤はやや軟調な動きが継続する可能性も考えられる。下値のポイントは101.21円、ここを下抜ける場合には100.76円が需要な下値ポイントとなる。100.76円を下抜ける場合には、下値目標の計算値が99.44円となるため注目したい。上値のポイントは、@101.68円 A102.12円 B102.44円 近辺となる。Bは一目均衡表の雲下限となることから、ここを上抜けるようなら、堅調な動きとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

137.30 〜 140.01

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が考えられる。先週も当局者の牽制発言が相次いでいることから、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなっており、牽制発言で懸念されているユーロ高が若干解消されている。そして、3月に対米ドル相場で1.40米ドル台に近づいた時にも「追加の金融政策措置を講じる用意がある」とECB総裁は牽制発言をし、1.36米ドル台まで下げている。しかし、その後1.3900米ドルまで急反発しているため、今週再び牽制を強める可能性も考えられる。また、連日最高値を更新するなど、堅調な動きが続いた米株価の調整が続くようなら、投資家のリスク回避の動きからユーロ/円は軟調な展開が続く可能性も想定しておきたい。
テクニカル的には、先週週央に一目均衡表の雲下限を下抜けており、一段の下げとなっている。そして、オシレーターのMACDでは、両線がゼロポイントを下抜けて乖離幅が拡大していることから、一段の下げとなる可能性も考えられる。下値のポイントは@138.67円 A138.17円 B137.30円 となり、Bを下抜ける場合には、重要な下値ポイントである136.23円を目指す展開も想定しておきたい。上値のポイントは、一目均衡表の雲下限ラインの140.01円、ここを上抜ければ底固い展開が続く可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

169.51 〜 172.75

 

今週の予想

今週は、やや軟調な展開が予想される。英国の利上げ期待が高まっていたものの、英中銀の経済見通しを受けて、利上げ期待が萎んでしまったことから、やや軟調な展開も考えられる。ただ、今後の英経済やインフレ率次第では前倒しする可能性があるとの期待も残っていることや、ユーロ圏や米国などと比較しても経済の改善が進んでいるのは明らかであることから、下値は限定的と考えられる。そして、5月20日の英消費者物価指数、5月22日の英GDPの結果には注目したい。
テクニカル的には、現状のもみ合いレンジを下抜けたことや、2月からのトレンドラインを下抜けたことから、一段の下げとなった。そして、一目均衡表の雲の中に入る動きとなったことや、オシレーターのMACDで両線の乖離幅が拡大していることなどから、目先軟調な展開が考えられる。目先の下値のポイントは169.51円、ここを下抜ける場合には雲下限ラインの168.74円が次のポイントとなる。そして、雲下限を下抜けるようなら、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。一方、上値のポイントは、@雲上限ラインの171.13〜170.73円 A172.33〜171.92円 B172.75円 近辺まで考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

94.27 〜 96.10

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が予想される。経済の改善が期待され、利上げ時期が豪ドル相場を見る上でのポインの一つだが、先週発表された経済見通しでは、金融政策との関連が深い失業率の予想(14-15年6.25%)が現行の失業率(5月8日発表 5.8%)を上回る予想となっている。この予想を見る限り、豪政府は雇用情勢が悪化すると見ていることが明らかであり、年後半から年内にも利上げとの予想が出ていたが、政府見通しを受けて来年以降にずれ込む可能性も指摘されている。そのため、豪ドルは上値の重い展開が続くだろう。また、今週は、豪州の主要な経済指標の発表がないため、世界の株価動向にも注目したい。また、自国の通貨高や中国経済の減速など受けて、調整局面を警戒する意見もあり、注意が必要だろう。
テクニカル的には、2月の安値からのトレンドラインを下抜けたことや、オシレーターのMACDで両線が下向きとなっていることから、やや軟調な展開が考えられる。直下には、一目均衡表の雲上限ラインの94.83〜94.78円があり、ここでサポートされるのか注目したい。ここを下抜けるようなら、94.27円が次の重要な下値ポイントとなる。上値のポイントは、2月からのトレンドラインの延長線の95.23〜95.60円、ここを上抜けるようなら再び堅調な動きも考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.66 〜 9.94

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。南アフリカの総選挙で予想通り与党が勝利したことで、大きな混乱もなく、現状維持といえる。そして、大統領が長期化する大手鉱山のストライキ解決に自ら乗り出すと発言したとの報道もあり、解決に向かうようならプラス材料になるだろう。ただ、株価の調整局面が続くとの見方があるこことから、目先は上値の重い展開が考えられる。今週は、南アフリカ中銀の政策金利発表も予定されているが、政策は現状維持がコンセンサスとなっている。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線が週前半にもクロスする可能性があることから、やや軟調な動きも考えられる。目先の下値のポイントは、2月安値からのトレンドラインの9.40〜9.77円、ここを下抜ける場合には、一目均衡表の雲上限の9.68円から9.66円が次のポイントとなる。上値のポイントは直近高値の9.94円と考えられ、ここを上抜ける場合には、週足一目均衡表の雲下限の10.00円がポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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