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2024-04-19 07:15:14

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年4月7日

週間マーケット展望  2014年4月7日

先週の振返り

先週は、米金利先高観を背景に、日米の金利差が拡大するとの思惑から米ドル買い・円売りが先行し、序盤は円が主要通貨に対して下落する動きとなった。そして、世界的に株価が堅調な動きとなったことや、米雇用統計の結果に対する期待感などもあり、米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、ユーロは、ドラギECB総裁が定例会見で、デフレ阻止のために一段の措置を取る用意があると強く表明したことを受けて、主要通貨に対して軟調な動きとなり、対円でも上値の重い動きとなった。そして週末には、米雇用統計が市場予想を若干下回ったことや、ここまで株高が続いたことに対する反動から株価が大きく下落に転じ、円も買い戻しの動きが強まる展開となった。

今週の展望

今週は、上値の重い展開が予想される。先週は、期待感が先行する動きとなり、特に米経済指標が軒並み予想を下回る結果が続いたものの、影響は限定的となった。しかし、米雇用統計も終了し、米経済の回復を改めて見る場合には、やはり経済指標の悪化が意識される可能性もあるだろう。そして、堅調な展開が続いていた株価の調整が続くようなら、円買い戻しの動きも継続する可能性が考えられる。ただ、日米の金融政策などを考えれば、円が大きく買われる可能性は低いだろう。ただ、懸念されている中国の金融、経済の問題などが拡大するようだと、一時的に影響が大きくなる可能性も想定しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

102.06 〜 104.13

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。先週は、経済指標が軒並み市場予想を下回ったものの、米雇用統計に対する期待感の高さから、影響は限定的だった。しかし、期待感の高かった雇用統計が終了したことや、週序盤に主要な米経済指標の発表がないことから、最近の米経済指標の悪化が改めて材料視される可能性が考えられる。そのため、軟調な動きも想定しておきたい。
テクニカル的には、先週序盤に一目均衡表の雲上限を上抜けて一段の上昇となった。しかし、その後失速している。オシレーターのMACDでは、先行するラインは失速し、両線の乖離幅が縮小していることから、やや軟調な展開が考えられる。そして、デッド・クロス、両線のゼロポイント下抜けには注目したい。目先の下値は、一目均衡表の雲上限ラインの103.10円、ここを下抜ける場合には、雲下限ラインの102.45〜102.06円を目指す展開も想定しておきたい。上値のポイントは、@104.13円 A104.53円 B104.93円 近辺と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

139.38 〜 143.47

 

今週の予想

今週は、やや軟調な展開が予想される。ユーロ圏を牽引する主要国の経済指標の改善は続いているものの、ユーロ圏全体で見れば、やはり懸念材料が残っている。最大の懸念は物価上昇率の落ち込みであり、中銀の目標から大きく乖離している。このことから、IMF専務理事が低インフレに対応するため「追加緩和が必要」との認識を示すなど、追加緩和に関する要人発言や報道には注意したい。そして、今週はユーロ圏の主要な経済指標の発表はないが、ユーロ圏主要国の重要指標の予定があるため、その結果や株価動向に注目したい。
テクニカル的には、重要なサポートポイントである141.97円を下抜けていることから、やや軟調な動きが考えられる。そして、オシレーターのMACDでは、先行するラインが下向きとなっており、両線がデッド・クロスとなるようなら、下げ継続のシグナルとなる。目先の下値は、@一目均衡表の雲上限ラインの140.96円 A2月初旬からのトレンドライン140.54〜140.94円 B一目均衡表の雲下限ラインの139.67〜139.38円 まで考えられ、Bを下抜ける場合には一段の下げも想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

169.38 〜 173.15

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。英経済の回復基調が続く中で、一部経済指標においてやや失速も見られている。特に、改善が続いていた英失業率の停滞や、インフレ率の低下を背景に利上げ時期が後退するとの見方もある。しかし、依然として英経済の回復や賃金の上昇などを背景に、早期の利上げ期待もあることから、新たな材料待ちだろう。そのため、売り買い交錯する動きも考えられる。そして、今週は4月9日の英貿易収支や英金融政策発表が予定されており、結果に注目したい。そして、利上げ時期に関する思惑や、要人発言にも注意したい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで先行するラインが失速しており、両線の乖離幅も縮小している。そのため、やや軟調な展開が考えられる。そして、両線がデッド・クロスとなる場合には、下げ継続のシグナルとなることから、両線の動きに注目したい。目先の下値のポイントは169.73円、この近辺には一目均衡表の雲上限169.63〜169.38円もあり注目したい。また、2月初旬からの修正トレンドラインの2本目が169.62〜170.15円にあり、ここを下抜ける場合には上昇トレンドの終了を示唆するシグナル(ファン理論)となることも多いので注目したい。上値のポイントは173.15円、ここを上抜ければ173.59円が次のポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

94.48 〜 96.51

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。豪ドルはここ1ヵ月間で、対米ドルで4.5%、対円で6.9%の上昇となっている。やや一方的な上昇が続いており、経済への影響も懸念される。先週の金融政策発表の声明において、「最近の豪ドルの上昇で、景気支援効果は減少している」と指摘している。金利据え置きを継続して経済の回復を図ることが豪中銀の意向だが、豪ドルの上昇は懸念材料となる。そのため、高値警戒感から上値の重い動きが続く可能性も考えられる。そして、4月10日発表予定の中国貿易収支、豪州雇用統計の結果には注目したい。
テクニカル的には、週末のローソク足の足型が上影線となっていることから、週明けはからやや軟調な動きも考えられる。特に、週明けの高値が週末の終値より低くなる場合には、3月7日以降のような調整局面が続く可能性も想定しておきたい。また、オシレーターのMACDで両線の乖離幅が縮小しており、先行するラインが下向きとなる場合にも注目したい。目先の下値ポイントは@95.65円 A95.22円 B94.48円 近辺まで想定しておきたい。上値のポイントは96.51円、ここを上抜ける場合には、一段の上昇も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.54 〜 9.89

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。先週発表された南アフリカの貿易収支が予想外に改善したが、ストライキの影響が少なかったと見るのは時期尚早だろう。南アフリカの貿易収支は振れ幅が大きく、単月では判断しにくい面がある為、引き続き注目しておきたい。その中で、電力不足や労使交渉が引き続き懸念材料となっている。そして、先月中旬以降からの上昇も、オセアニア通貨の上昇に引っ張られた感じであり、その動きもやや限界との見方も多い。そして、経済の状況を加味すると、高値を警戒する動きも考えられる。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで先行するラインがやや失速しており、乖離幅が縮小する場合にはやや軟調な動きも考えられる。下値のポイントは@9.72円 A9.59円 B9.54円 まで。上値のポイントは9.87〜9.89円、ここを上抜ける場合には一段の上昇も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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