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2024-04-20 13:56:12
マーケット > レポート > 週間マーケット展望 2014年2月17日 週間マーケット展望 2014年2月17日先週の振返り先週は、週明けから新興国通貨の下落を背景に、比較的安全な通貨とされる円を買う動きが優勢となり、米ドル/円・クロス円は軟調な動きとなった。その後、欧米の株価が上昇し、投資家のリスク回避の動きが和らいだことから、円売りの流れとなったものの、FRB新議長の議会証言を控えて様子見ムードも強まる展開となった。議会証言では、雇用情勢が改善すれば量的緩和の規模縮小を継続するとの姿勢を示し、米金融政策について現行政策の継続性を強調したが、労働市場の回復に対する懸念を示したことで、米ドルが主要通貨に対して下落する動きとなった。また、ECB理事が「中銀預金金利をマイナスにすることをECBが非常に真剣に検討している」と述べたと報じられたことを受けて、ユーロが大半の主要通貨に対して下落する動きとなった。その中で、英国の経済成長見通しが上方修正されたことや、年内の利上げの可能性を否定しなかったことから、英国ポンドが大半の主要通貨に対して上昇する動きとなった。 今週の展望今週は、やや上値の重い展開が予想される。新興国通貨は、下落から一転して上昇したことや、株価が堅調な動きとなったものの、この流れが一服する可能性も考えられる。ただ、米国の経済指標の悪化を背景に、米国の緩和策の縮小ペースが鈍化するとの見方が広がる場合には、株価や新興国通貨には追い風となるが、米ドルにとなってはマイナス要因となる。そのため、米国の経済指標の結果次第で相場の方向性が変わる可能性もあるだろう。一方、英国は根強い利上げ期待を背景に、底固い展開が続き、英国の指標次第では上げ幅の拡大も期待されている。また、ユーロ圏主要国の重要な経済指標の発表が予定されていることから、各国の経済指標の結果には注目したい。 通貨毎の展望を確認!米ドル/円
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