SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-25 10:44:54

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年1月27日

週間マーケット展望  2014年1月27日

先週の振返り

先週は、週明け米国市場が休場となったことから取引材料に乏しく、小動きの展開で始まった。そして、中国や欧州、英国などの経済指標が市場予想を上回る結果となったことに加えて、IMFが世界経済の経済成長見通しを上方修正したことが好感され、米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、週後半には、中国の経済指標が悪化となり、中国景気が減速するとの不安が高まったことや、アルゼンチンやトルコの通貨急落を背景に、新興国経済への懸念が広がった。これを受けて世界的に株価が下落となり、投資家のリスク回避の動きが強まったことから、安全資産の円を買う動きが優勢となり、円がすべての主要通貨に対して上昇する動きとなった。

今週の展望

今週の米ドル/円・クロス円は、上値の重い展開が予想される。先週後半は、新興国の株価下落、資本流出の影響でリスク回避の動きが強まったが、週変わりで一旦落ち着く可能性があるものの、上値は限定的だろう。今週は、米FOMCが予定されており、結果に注目が集まっている。12月に米国の金融緩和策の縮小が決定されたが、一部では今回追加の縮小が決定されるとの見方も出ている。そのため、米ドル/円・クロス円は、結果発表まで様子見の展開となる可能性も考えられる。そして、追加の縮小が決定される場合には、新興国市場からの資本流出が加速する可能性もあり、リスク回避の動きが再び強まる可能性が考えられる。しかし、見送りの場合には、株価などが反発することが予想され、安全資産とされる円を売る動きが優勢となる可能性が考えられる。

通貨毎の展望を確認!

米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

101.01 〜 103.59

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。新興国の景気先行き不安の拡大からリスク回避の動きが強まっており、この流れが続くようなら、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。そして、今週は、FOMCが予定されており、一部では追加の縮小を期待する向きもあることから、結果に注目が集まっている。追加の縮小が決定される場合には、新興国の株価や通貨が下落となり、リスク回避の動きが強まる可能性もあるだろう。また、1月28日には一般教書が予定されており、法人税引き下げによる競争力強化、輸出促進の大統領権限の強化が見込まれており、注目したい。
テクニカル的には、昨年10月からの上昇に対する38.2%押しである102.06円を達成しており、ここから反転するのか、更に調整が進むのかに注目したい。現状では、一目均衡表の雲上限近辺まで下げており、ここで一旦サポートされていることから、目先雲上限の102.35〜102.81円に沿って底固い動きとなる可能性が考えられる。ただ、オシレーターのMACDでは、両線が下向きで乖離幅が拡大しており、更なる下げの可能性を示唆する形となっている。このことから、目先の下値のポイントとなる102.01〜102.06円を完全に下抜けるのかどうかで方向性を判断したい。下抜ける場合には、101.63円、101.01円のポイントを目指す可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

138.43 〜 142.41

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。IMFがユーロ圏の成長率見通しを上方修正したことや、ユーロ圏の経済指標の改善など、ユーロの支援材料があるものの、新興国の株価や通貨下落を背景に、リスク回避の動きが継続するようなら、ユーロ/円も一段の下げとなる可能性が考えられる。また、米FOMCが予定されており、一部では追加縮小の可能性も指摘されていることから、結果を受けて動く可能性があるため、注目したい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線が下向き継続となり、先行するラインがゼロポイントを下抜けており、両線がゼロを下抜けるようなら下げ継続のシグナルとなることから注目したい。下値のポイントは、一目均衡表の雲上限の139.46〜140.21円、ここを下抜ける場合には、重要なポイントが重なる138.43〜138.46円が次のポイントとなる。上値のポイントは141.77円、また一目均衡表の転換線・基準線もポイントとなるため、注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

168.36 〜 172.32

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。新興国の株価や通貨下落が続くかどうかが大きなポイントとなるだろう。そして、IMFが英国の成長率見通しを10月時点から0.5ポイント上方修正しており、欧米の0.1ポイントと比べると改善がより進んでいることが鮮明であることや、失業率が回復しており、利上げ期待も高まっていることから、底固い展開が続く可能性が考えられる。しかし、中銀としては、予想以上の改善ペースであることから、先週牽制発言をするなど、早期の利上げ期待に対する沈静化を図っている。そのため、今週も当局者の牽制発言が続くようなら、一時的に下げる場面もあるだろう。また、今週は米FOMCが予定されており、緩和策の追加縮小があるのかどうかにも注目したい。
テクニカル的には、一目均衡表の転換線・基準線を下抜けており、基準線が下向きとなると軟調な流れとなる可能性があるため注目したい。目先、下値のポイントとなる168.36円を下抜ける場合には、基準線が下向きに転換することから注目したい。その場合には、下値目標の計算値である167.16円、一目均衡表の雲上限近辺までの下げも想定しておきたい。そして、週明けから3営業日以内に週末の陰線の半分以上(170.45円以上)の戻しとなるようなら、堅調な流れが続く可能性もあるが、それを達成できない場合には、そこから軟調な動きに転換する可能性もあるため注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

86.47 〜 90.85

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。新興国経済に対する警戒感が広がっており、資本流出から通貨安となっている。この流れが続くようなら、豪ドルの一段の下げも想定しておきたい。また、最近の豪州経済指標はまちまちの結果となるなど、明るい材料に欠ける状況であるため、上値は限定的となる可能性が考えられる。そして、今週は米FOMCが予定されており、追加の縮小が決定される場合には、新興国の株価や通貨が一段と下げる可能性もあり、結果には注目したい。
テクニカル的には、重要な下値のポイントである90.73円を下抜けて一段の下げとなっている。オシレーターのMACDでは両線の乖離幅が拡大して下向きとなっており、週明け乖離幅が拡大するのか、縮小するのかに注目したい。中期的には、上値のポイントとなる90.75円を上抜けない場合は下向き継続で、86円台を目指す動きが考えられる。ただ、先週末に安値からやや値を戻していることから、週明け値を戻す動きも考えられる。その場合には、@89.55円 A90.23円 B90.75円 を段階的にクリアでするかを見極めたい。下値のポイントは88.53円、ここを下抜ける場合には86.40円台を目指す展開も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.00 〜 9.44

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。リスク回避の動きや、米緩和策縮小が意識される中で、自国の経済指標が予想を下回る結果が続いたこともあり、積極的には買い難い状況が続くだろう。また、今週は、米FOMCが予定されており、一部では緩和策の追加縮小との思惑も出ており、結論を見極めたい。追加の縮小が決定される場合には、一段の下げも想定しておきたい。ただ、先週後半に大きく下落したことから、縮小見送りとなるようなら、値を戻す動きも考えられるだろう。
テクニカル的には、重要な下値ポイントの9.49円を下抜けて一段の下げとなり、昨年夏場からのレンジの下限に到達した。週末の陰線が下ヒゲの長い形となっていることから、週明け値を戻す動きとなるかどうかに注目したい。上値のポイントは@9.30円 A9.44円 B9.49円 と考えられる。また、下値は9.11円、ここを下抜けた場合には8.99円がポイントとなる。 

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.