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2024-03-29 10:59:29

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年1月20日

週間マーケット展望  2014年1月20日

先週の振返り

先週は、週明けに東京市場が休場となり、新規材料に乏しい中、前週末の米雇用統計の結果が引き続き材料視され、米ドル/円・クロス円は軟調な動きとなった。そして、米株価が大きく下落したことから、投資家のリスク回避の動きも加わり、米ドル/円・クロス円は一段の下げとなった。米ドル/円は12月18日以来、ユーロ/円は12月6日以来の安値を付ける動きとなった。しかし、その後、日本の経常収支で赤字額が1985年以降で最大となったことや、サントリーによる米酒造大手の買収発表で米ドル買い需要が出るとの思惑などから、円売り・米ドル買いが優勢となった。一方、ユーロは、金融当局者がマイナス金利の可能性を示唆する発言をしたことを受けて、また豪ドルは豪州雇用統計の悪化を背景に、それぞれ主要通貨に対して軟調な動きとなった。そして、英国の経済指標の大幅な改善で、英ポンドは主要通貨に対して堅調な動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い展開が予想される。ユーロ圏や豪州では、先週の要人発言や指標結果などから、追加の利下げ観測も出ており、やや上値の重い展開が考えられる。また、米国も最近発表された米経済指標が強弱まちまちの内容となっており、金融緩和策の縮小ペースに関する強気な見方がやや後退している。このことから、主要な経済指標の発表などに注目が集まりやすいものの、米国市場は週明け休場となり、その後も主要な経済指標の発表が少ないことから、値動きは限定的となる可能性もあるだろう。その中で、米大手企業の四半期決算が発表されており、この結果や株価動向、米金利動向などが主要な材料となるだろう。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

102.86 〜 105.45

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。米国の経済指標の改善が見られるものの、やや決め手に欠ける動きが続いている。秋からほぼ一方的に上昇してきた反動でポジション調整も出やすい。また、大手企業の決算発表が続いており、この結果を受けて株価が動いており、米株式市場の動きに為替市場も影響を受けている。特に、今週は米国の主要な経済指標が1月23日以外ないことから、株価動向などの影響を受けやすいだろう。
テクニカル的には、オシレーターのMACDでは、両線の乖離幅が縮小しており、先行するラインが失速している。このことから、更に乖離幅が縮小し、両線がクロスとなるのかに注目したい。しかし、ここから乖離幅が再び拡大するようなら、軟調な動きとなる可能性も想定しておきたい。また、一目均衡表では基準線と転換線を上抜けているが、週後半には両線がクロスする可能性もあることから、その時点で価格が両線の下側に入っているようだと軟調な展開が続く可能性があるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

138.43 〜 143.16

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が予想される。一部では、ユーロ圏の景気回復の兆しが見られるものの、失業率や金融政策に対する懸念がある。そして、ECBの予想に反して、インフレ率の低下傾向がマーケットでは予想されており、ECBが一段の金融緩和を実施するとの見方もある。中でも、「政策金利の追加引き下げ」の可能性がより高いとのレポートも出ている。やはり、当局者のマイナス金利を示唆する発言が影響していると考えられる。今週は、ユーロ圏の主要な経済指標の発表が少ないことから内外の株価動向や、特にECB当局者の発言には敏感に反応するだろう。
 テクニカル的には、MACDで両線の下向きが継続しており、乖離幅が週末に再び拡大したことから、目先軟調な動きも考えられる。また、一目均衡表では、基準線と転換線がクロスしており、ここから現在横ばいの基準線が下向きに転換する場合には、下げ加速のシグナルとなることから注目したい。現状では、日柄的には2月5日以降か(140.49〜145.69円のレンジ内が条件)、140.49円を下回る場合には、基準線が下向きに転換することから注目したい。下値の重要なポイントは140.49円、ここを下抜ける場合には一段の下げとなり、次の重要なポイントとなる138.43円を目指す動きとなる可能性も想定しておきたい。上値のポイントは、@141.70円 A142.17円 B143.16円 近辺に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

168.36 〜 173.14

 

今週の予想

今週は、底固い展開が続く可能性が予想される。英小売売上高が2008年5月以来の高水準まで急拡大したことはサプライズとなった。好調なクリスマス商戦だったと予め予想されていたものの、予想以上の売り上げ急増となった。雇用市場の力強さや、賃金の上昇を背景に、家計の圧迫感が緩和された結果であると考えられる。ただ、英当局の予想を上回るペースでの改善を受けて、フォワードガイダンスの変更の可能性が高まったとの見方もある。特に、1月22日には金融政策決定会合の議事録公開、雇用統計の発表が予定されており、注目が集まっている。失業率は、一段の改善が予想されており、改善されれば利上げ時期が早まるとの議論が出ることも考えられる。
 テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線が下向きながら、乖離幅が縮小傾向であることから、ここからの動きに注目したい。乖離幅がさらに縮小となり、先行するラインが上向きに転換するのか、乖離幅が再び拡大するのかに注目したい。前者の場合には相場上昇、後者の場合には相場下落となる。目先の上値のポイントは、@171.88円 A172.20円 B173.14円 まで考えられる。下値のポイントは170.19円、ここを下抜ける場合には168.36円を目指す動きとなる可能性もあり、下げトレンド継続で166円台後半から167円台前半までの下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

90.73 〜 93.09

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。豪州経済の持ち直しを期待する向きもあり、このところ底固い動きが続いたものの、豪州の雇用統計の悪化は大きなインパクトとなった。統計の悪化を受けて、マーケットでは、利下げ観測が再び浮上しているため、上値の重い展開が考えられる。そして、週明けの中国の経済指標や、豪州の物価関連の経済指標が予定されており、一部で前回を下回るとの予想も出ていることから、結果に注目したい。
テクニカル的には、週後半に一目均衡表の雲を完全に下抜けて一段の下げとなっている。また、MACDでは両線がクロスして下向きで乖離幅が拡大傾向となっていることから、目先軟調な展開も考えられる。下値のポイントは91.08円、ここを下抜けると90.73円が次のポイントとなる。ここは週足ベースでも重要なポイントとなる。そして、ここを下抜ける場合には、86円台を目指す動きとなる可能性もあるため注目したい。上値のポイントは、@92.13円 A92.73円 B93.09〜92.81円となる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.23 〜 9.79

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。比較的米国の経済指標が改善していることから、可能な限り早い時期での緩和策縮小の終了を示唆する当局者の発言などもあり、新興国通貨には影響も出るだろう。また、引き続き国内問題がネックとなり上値の重い展開が続く可能性が考えられる。
 テクニカル的には、一目均衡表の雲下限を下抜けており、相場の方向性を見る日柄では加速となり一段の下げとなっている。また、中長期的に重要となる先週の下値ポイントであった9.73円を下抜けていることから、軟調な展開が続く可能性も考えられる。目先の下値ポイントは9.48円、ここを下抜ける様なら一段の下げも想定しておきたい。中期的な下値目標の計算値は、9.29円と計算できるため注目したい。オシレーターのMACDでは両線の乖離幅が縮小しており、安値からは値を戻している。しかし、上値の重要なポイントである9.67円を完全に上抜けるまでは、方向性は下向きと判断する。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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