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2024-04-19 18:33:41

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年1月14日

週間マーケット展望  2014年1月14日

先週の振返り

先週は、ECB理事会やFOMC議事録公開、米雇用統計など、重要な経済指標の発表を控えて様子見ムードも強く、全般的に小動きの展開が続いた。序盤は、自国の経済指標の悪化や、株価下落を背景に軟調な動きも見られた。その後、民間のADP雇用統計が予想を上回る結果となり、良好な統計結果を期待する動きから、米雇用統計発表直前に上昇する場面もあった。しかし、米雇用統計では失業率は改善したものの、各部門の雇用者数の伸びが予想を大きく下回る結果となったことから、米ドルが主要通貨に対して下落する動きとなった。緩和策の縮小速度が鈍化するとの見方もあり、豪ドルやNZドル、新興国通貨は下げ一巡後は堅調な動きとなった。

今週の展望

今週の米ドル/円・クロス円は、やや軟調な展開が予想される。今月から米金融緩和策の縮小が実施されているものの、更なる緩和策縮小期待も高まっていた。しかし、米雇用統計の悪化を受けて、慎重姿勢が強まる可能性も考えられる。また、欧州や英国でも景気回復期待感が高まっていたものの、ここにきて懸念される材料も出てきており、一旦調整となる可能性も指摘されている。特に、今週発表される主要国の経済指標は、重要度の高い指標が予定されており、この結果次第では、流れが変わる可能性もあるだろう。そのため、指標結果には注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

102.51 〜 105.45

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が予想される。米雇用統計で就業者数の伸びが予想を下回ったことから、緩和策の縮小ペースが鈍化するとの見方が広がっていることや、米景気の先行きに対する不透明感、また高値を警戒する見方から、一旦調整となる可能性が考えられる。そして、今週は、個人消費、物価、住宅関連など、重要な指標発表が予定されており、結果に注目したい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線が下向き継続で乖離幅が拡大していることから、目先軟調な流れが続く可能性が考えられる。また、直近のトレンドラインを下抜けていることも軟調を示唆する要因となる。目先の下値のポイントは103.92円、ここを完全に下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。その場合には、中期的に@103.74円 A102.54円 B100.62円 までの下げも想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

140.92 〜 143.59

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が予想される。ユーロ圏の株価は上昇しているものの、実体経済は好調とは言い難い状況が続いている。そして、ECB総裁が追加金融緩和の可能性に言及したことは大きいだろう。ユーロ圏の経済成長率はプラスに改善したものの、依然としてリスクもくすぶっている。また、ユーロ圏はディスインフレ傾向となっており、ECBが追加緩和策を打ち出す可能性は高いとの見方も多く、出口戦略を進めている米国に遅れていることから、中期的に米ドル買い・ユーロ売りを推奨する向きも多い。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線下向きが続いており、乖離幅が拡大していることから、軟調な流れが継続すると考えられる。目先は、乖離幅が縮小する場合や、ゼロライン近辺でのラインの動きに注目したい。下値ポイントは141.70〜141.86円のネックライン。ここを下抜ける場合には、141.50円が重要な下値ポイントとなり、141.50円を下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。その場合の下値目標の計算値は138.97円となるため注目したい。上値のポイントは143.16円、ここを上抜ける場合には@143.59円 A144.08円 B144.41円 がポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

169.78 〜 173.14

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。このところ、米ドルや円に対する高値警戒感が出ており、調整の動きが出やすい環境である。また、11月の公共料金引き上げやエネルギー値上がりの影響が、12月の物価統計に表れる可能性が指摘されており、今週発表が予定されている物価関連の指標に注目したい。また、英国景気の力強さ故の懸念も出始めている。カーニー英中銀総裁が昨年打ち出したフォワードガイダンスの目安とする失業率7%への低下が早い時期に実現しそうであり、目安を変更する可能性も指摘されている。英中銀は自国経済の回復を低金利下で図ってきており、当面は低金利下で回復を図りたいところだ。しかし、予想より早く目安に到達する可能性があり、仮にガイダンスの修正となるようなら、政策の信頼性が損なわれる可能性もある。このことから、来週発表の失業率や月末のGDPにも注目が集まっており、それまでやや小休止ムードが強まる可能性も考えられる。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線がクロスして下向き継続中だが、価格は逆行して上昇する場面もあった。このことからも目先軟調な動きが継続する可能性が考えられる。注目の下値ポイントは170.42円、ここを下抜ける場合には一段の下げも想定しておきたい。またその場合の下値目標の計算値は168.70円となるため注目したい。上値のポイントは173.14円、ここを上抜ける場合には174.00円が上値のポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

92.91 〜 94.60

 

今週の予想

今週は、小動きながら堅調な動きも予想される。豪州の経済指標の好調な結果が続いていることや、対米ドルにおける下げ過ぎ感から反動の動きも考えられ、対円でも堅調な展開も考えられる。また、豪州の経済指標の改善が続くようなら、一段の上昇も考えられる。特に、週後半の豪州の雇用統計の結果には注目したい。
テクニカル的には、一目均衡表の雲下限近辺で引き続き底固い動きが続いており、今週も引き続き雲下限が下値のポイント(93.04〜93.09 円)と考えられる。ここを下抜けるようなら、一段の下げも想定しておきたい。上値のポイントは、@94.07円 A94.22円 B94.60円 となり、Bを上抜けるようなら、95円台乗せを試す動きも想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.59 〜 9.89

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。米緩和策縮小ペースが速まるとの見方が後退したことは、南アフリカランドにとってはプラス材料となったが、年明けに国内鉱山労組の一つがストライキを示唆するなど、問題は山積である。南アフリカは、労組問題や財政問題などを抱えており、また春の総選挙に向けて国内の政治問題(政治的対立)もクローズアップされる可能性が高く、積極的には買い難い状況が続くだろう。
テクニカル的には、一目均衡表の雲を下抜けていることや、MACDで両線が先週末にゼロポイントを下抜けて、下げ継続のシグナルとなっていることから、基調は軟調である。下値のポイントは9.67円、ここを下抜けると一段の下げも想定しておきたい。また、上値のポイントは雲下限の9.81円、ここを上抜ける場合にはA雲上限ラインの9.87〜9.85円、B9.89円 が重要なポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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